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読書面に連載中。ササキバラ・ゴウさん、南信長さん、山脇麻生さんがリレー連載。

バックナンバー:2011年2010年2009年2008年2007年2006年

タクマとハナコ―ある日、夫がヅカヲタに!?(1) [作]はるな檸檬

タクマとハナコ―ある日、夫がヅカヲタに!?(1) [作]はるな檸檬

■宝塚ファンが繰り広げる人間ドラマ  デビュー作でヅカヲタ(宝塚歌劇の熱狂的ファン)女子の生態を描いた作者が今度はヅカヲタ夫婦を描く。そう聞いて、自分には縁のない世界と敬遠するのは早計。何かしら熱中できる趣味を持つ人な………[もっと読む]

[文]南信長(マンガ解説者) [掲載]2016年08月07日

盆の国 [作]スケラッコ

盆の国 [作]スケラッコ

■死者がそばにいる真夏のひととき  もうすぐお盆休み。世の中の動きがとまり、一年で最もゆるく、ゆったりした時間が流れる季節だ。照りつける日差しと、けだるい空気の中で、何をするでもない、のんびりした夏休みの一日が過ぎてい………[もっと読む]

[文]ササキバラ・ゴウ(まんが編集者) [掲載]2016年07月24日

ファイアパンチ(1) [作]藤本タツキ

ファイアパンチ(1) [作]藤本タツキ

■極限状況の人間描いた問題作  掛け値なしの問題作だ。開幕早々主人公の少年の腕を妹が斧(おの)で切り落とす。しかし、強力な再生能力を持つ少年の腕はすぐ元に戻る。では、何のために切ったのか。それは飢えた村人たちに食料とし………[もっと読む]

[文]南信長(マンガ解説者) [掲載]2016年07月17日

淋しいのはアンタだけじゃない(1) [作]吉本浩二

淋しいのはアンタだけじゃない(1) [作]吉本浩二

■聴覚障害とは、佐村河内氏にも取材  人の話に耳を傾ける。クラクションで後方から来た車の存在を知る。私たちは様々な聴覚情報を得て動いている。では、聴覚とは何だろう。途方もない題材に挑むのはドキュメンタリーマンガの旗手、………[もっと読む]

[文]山脇麻生(ライター) [掲載]2016年07月10日

春よ来るな(1) [作]草水敏 [画]濱崎真代

春よ来るな(1) [作]草水敏 [画]濱崎真代

■医大生たちの青春、はつらつと  医療マンガも近年は麻酔科医、病理医、放射線科医、小児科医、産婦人科医など、診療科ごとに細分化してきている。そんななか今まで意外となかった、医大生にスポットを当てた作品が登場した。  将………[もっと読む]

[文]南信長(マンガ解説者) [掲載]2016年07月03日

疾風の勇人(1) [作]大和田秀樹

疾風の勇人(1) [作]大和田秀樹

■濃いキャラで描く戦後政治  もはや戦後ではないと言われたのが、1956年のこと。その後、社会が高度経済成長へと駆け上がる中、60年に首相になって所得倍増計画をぶち上げたのが池田勇人。本作の主人公だ。  GHQが支配す………[もっと読む]

[文]ササキバラ・ゴウ(まんが編集者) [掲載]2016年06月19日

疫病神とバカ女神(1) [作]森拓也

疫病神とバカ女神(1) [作]森拓也

■無敵の強運で全人類を幸せに  新聞を開けば、今日も世界は紛争やテロ、災害や事故に満ちている。それらに対し自分ができるのはささやかな寄付ぐらい——と凡人は思う。  ところが、本作の主人公の少女は違っていた。〈神様が助け………[もっと読む]

[文]南信長(マンガ解説者) [掲載]2016年06月12日

関根美有傑作選 はびこる愛 [作]関根美有

関根美有傑作選 はびこる愛 [作]関根美有

■心にしみる7編、軽やかな読み味  大家族の職業意識と日常を描いた『白エリと青エリ』で単行本デビュー。飄々(ひょうひょう)とした絵柄と軽妙な読み口ながら、宝物のようなセリフがするりと心に入り込んでくる著者の2作目の単行………[もっと読む]

[文]山脇麻生(ライター) [掲載]2016年06月05日

マコちゃん、さ [作]たまいずみ

マコちゃん、さ [作]たまいずみ

■フラフラ恋愛する彼女、憎めない  とりあえず恋愛を主題とした作品には違いない。が、いきなり主人公(26歳・女)が痔(じ)で肛門(こうもん)科に行くという非ロマンチックな幕開けにまず噴いた。そこで出会った美形だけどマザ………[もっと読む]

[文]南信長(マンガ解説者) [掲載]2016年05月22日

SUNAO SUNAO スナオスナオ(1)〜(4) [作]100%ORANGE

SUNAO SUNAO スナオスナオ(1)〜(4) [作]100%ORANGE

■心むくまま、自分だけの自由な冒険  スナオ君という男の子を主人公に、イマジネーション豊かに自由なスタイルで描かれてきた作品が完結し、最終第4巻が発売された。  本当に自由なまんがだ。一見シュールな作品かとも思うが、読………[もっと読む]

[文]ササキバラ・ゴウ(まんが編集者) [掲載]2016年05月15日

ふんばれ、がんばれ、ギランバレー! [作]たむらあやこ

ふんばれ、がんばれ、ギランバレー! [作]たむらあやこ

■壮絶闘病記、ギャグに乗せて現実描く  22歳の新米看護師が、ある日突然ギラン・バレー症候群という難病を発症する。緊急入院からあっという間に寝たきり状態となり、続発する症状が彼女を襲う。その闘病の日々を綴(つづ)ったの………[もっと読む]

[文]南信長(マンガ解説者) [掲載]2016年05月08日

うちのクラスの女子がヤバい(1) [作]衿沢世衣子

うちのクラスの女子がヤバい(1) [作]衿沢世衣子

■ゆるく楽しく「無用」な超能力描く  高く掲げたさすまた(?)の先に制服とスヌード。フランス7月革命を描いたドラクロワの『民衆を導く自由の女神』に構図を取ったカバーイラストに強く惹(ひ)きつけられる。  ここに描かれて………[もっと読む]

[文]山脇麻生(ライター) [掲載]2016年05月01日

AIの遺電子(1) [作]山田胡瓜

AIの遺電子(1) [作]山田胡瓜

■心とは何か、ヒューマノイドが問う  囲碁のトップ棋士が人工知能(AI)に負けたり、車の自動運転が現実味を帯びてきたりする今、まさに時宜を得たテーマに迫る作品だ。  外見上は人間と変わらず感情もあるヒューマノイドが国民………[もっと読む]

[文]南信長(マンガ解説者) [掲載]2016年04月17日

僕と君の大切な話(1) [作]ろびこ

僕と君の大切な話(1) [作]ろびこ

■2人の絶妙な掛け合い、もはや漫才級  ぱらっとページをめくると、一見シリアスなラブストーリーの少女まんがにも見える。が、何かが違う。読んでみると、冒頭からちっとも場面が変わらない。収められた6話はどれも基本的に、同じ………[もっと読む]

[文]ササキバラ・ゴウ(まんが編集者) [掲載]2016年04月10日

惑わない星(1) [作]石川雅之

惑わない星(1) [作]石川雅之

■惑星を擬人化し生きる意味問う  菌を擬人化した『もやしもん』で知られる作者が、今度は惑星を擬人化した。といっても、よくある擬人化萌(も)え系ギャグとは違う、ハードでシュールな哲学的SFだ。  舞台は何百年後かの未来。………[もっと読む]

[文]南信長(マンガ解説者) [掲載]2016年04月03日

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