思い出す本 忘れない本

思い出す本 忘れない本

思い出す本 忘れない本

読書面に連載。各界で活躍する人たちが、本との出会いを語ります。

中島さなえ(作家)さんと読む『わたしを離さないで』

中島さなえ(作家)さんと読む『わたしを離さないで』

■もう止まらずに一気読み 『わたしを離さないで』 [著]カズオ・イシグロ[訳]土屋政雄 (ハヤカワepi文庫・864円)  この本が出た2006年、ライターの仕事をしながらバンドを組んでサックスを吹いていました。仲間か………[もっと読む]

[掲載]2014年09月07日

須川展也(サクソフォン奏者)さんと読む『時の余白に』

須川展也(サクソフォン奏者)さんと読む『時の余白に』

■アクセル緩め自分見つめる 『時の余白に』 [著]芥川喜好 (みすず書房・2700円)  サクソフォンの歴史は200年足らず。クラシック音楽の世界ではまだ異端児みたいなものです。「ジャズをやってればいいのに」と思う人も………[もっと読む]

[掲載]2014年08月24日

柳原可奈子(お笑い芸人)さんと読む『くじけないで』

柳原可奈子(お笑い芸人)さんと読む『くじけないで』

■祖母との暮らしのヒントに 『くじけないで』 [著]柴田トヨ (飛鳥新社・1028円)  98歳のおばあちゃんの詩集と話題だったので出てすぐに読みました。100万回くらい聞いたような言葉なのに、とにかく感動してぼろぼろ………[もっと読む]

[掲載]2014年08月17日

米沢富美子(物理学者)さんと読む『確実性の終焉』

米沢富美子(物理学者)さんと読む『確実性の終焉』

■「時間は無限」に至福の喜び 『確実性の終焉』 [著]I・プリゴジン [訳]安孫子誠也・谷口佳津宏 (みすず書房・4644円)  私は子どものころからずっと、いかに生きるべきか、愛とはなにかを考えるよりも、宇宙の果ては………[もっと読む]

[掲載]2014年08月10日

大江麻理子(テレビ東京 報道キャスター)さんと読む『若きウェルテルの悩み』

大江麻理子(テレビ東京 報道キャスター)さんと読む『若きウェルテルの悩み』

■相手が答えを出す前夜に 『若きウェルテルの悩み』 [著]ゲーテ [訳]高橋義孝 (新潮文庫・464円。他に岩波文庫など)  東京キー局では最後、テレビ東京のアナウンサー採用の最終面接の結果が出る前の晩です、この本を開………[もっと読む]

[掲載]2014年08月03日

みうらじゅん(イラストレーター、エッセイスト)さんと読む『怪獣画報』

みうらじゅん(イラストレーター、エッセイスト)さんと読む『怪獣画報』

■大人の「真剣さ」にひかれ 『怪獣画報』 [監修]円谷英二 (秋田書店・復刻版・2880円)  この本が1966年に出た時、すぐ父に買ってもらいました。怪獣の図鑑です。当時は小学2年。その前年に父にゴジラ映画に連れて行………[もっと読む]

[掲載]2014年07月20日

平尾隆弘(文芸春秋前社長)さんと読む『夜と霧』

平尾隆弘(文芸春秋前社長)さんと読む『夜と霧』

■優しさと強さの両立を 『夜と霧』 [著]V・E・フランクル (霜山徳爾訳、みすず書房・1944円)  初めて『夜と霧』を読んだのは高校生の時。ナチの収容所という極限状況で人間がどのくらい、自分を失わずに強く生きていけ………[もっと読む]

[掲載]2014年07月13日

早川義夫(歌手)さんと読む『悪党諸君』

早川義夫(歌手)さんと読む『悪党諸君』

■落ちこぼれて、男になる 『悪党諸君』 [著]永六輔 (青林工藝舎・864円)  なぜ、男の胸にも乳首があるんだろう? 赤ちゃんにおっぱいを飲ませるわけではないのに……。永六輔さんは51歳のとき、ふと疑問に思います。そ………[もっと読む]

[掲載]2014年07月06日

友部正人(歌手)さんと読む『黒田三郎詩集』

友部正人(歌手)さんと読む『黒田三郎詩集』

■孤へ帰り、意味を見つける 『黒田三郎詩集』 [著]黒田三郎 (思潮社・1258円)  初めて手にとったのは、デビューした1972年ごろ。この詩集には、日常に疲れた男が出てきます。当時の僕は若い人が好きじゃなくて、早く………[もっと読む]

[掲載]2014年06月22日

山西惇(俳優)さんと読む『井上ひさし笑劇全集 上・下』

山西惇(俳優)さんと読む『井上ひさし笑劇全集 上・下』

■せりふ、芝居で見せる笑い  『井上ひさし笑劇全集 上・下』 [著]井上ひさし (講談社文庫・品切れ)  井上ひさしさんの芝居が好きで「こまつ座」の公演はかなり見ていました。「笑い」から演劇に入ってらして、ジャンルにと………[もっと読む]

[掲載]2014年06月15日

町田樹(フィギュアスケート選手)さんと読む『白夜行』

町田樹(フィギュアスケート選手)さんと読む『白夜行』

■主人公の葛藤を氷上で表現  『白夜行』 [著]東野圭吾 (集英社文庫・1080円)  『白夜行』は僕が昨シーズンのエキシビションで演じたプログラムのプロット。大好きな小説を自分で“フィギュア化”した記念すべき第1作な………[もっと読む]

[掲載]2014年06月08日

池澤春菜(声優・エッセイスト)さんと読む『たったひとつの冴えたやりかた』

池澤春菜(声優・エッセイスト)さんと読む『たったひとつの冴えたやりかた』

■絶望に寄り添ってくれた  『たったひとつの冴(さ)えたやりかた』 [著]ジェイムズ・ティプトリー・ジュニア (浅倉久志訳、ハヤカワ文庫・886円)  字が読めるようになってから、もうずっと活字中毒です。高校の時、英国………[もっと読む]

[掲載]2014年06月01日

五月女ケイ子(イラストレーター)さんと読む『熊を放つ(上・下)』

五月女ケイ子(イラストレーター)さんと読む『熊を放つ(上・下)』

■強気な絵を手に入れた 『熊を放つ(上・下)』 [著]ジョン・アーヴィング (村上春樹訳、中央公論新社・上1404円、下1296円)  わたしは、弱虫だ。革命も運動も、起こせやしない、意気地なしな部類の人間だ。そんなわ………[もっと読む]

[掲載]2014年05月18日

大根仁(演出家・映像ディレクター)さんと読む『黒い蝶』

大根仁(演出家・映像ディレクター)さんと読む『黒い蝶』

■映像化したい魅力、随所に 『黒い蝶』 [著]井上靖 (『井上靖全集』第11巻に所収。新潮社・9504円)  「誰がこの人物を演じたら面白いだろう」と配役をすぐに考えました。7年ほど前に偶然古本で読んだのですが、ミステ………[もっと読む]

[掲載]2014年05月11日

秋吉久美子(女優)さんと読む『イワン・デニーソヴィチの一日』

秋吉久美子(女優)さんと読む『イワン・デニーソヴィチの一日』

■小ずるく崇高、働く主人公 『イワン・デニーソヴィチの一日』 [著]ソルジェニーツィン (木村浩訳、新潮文庫・529円)  物心ついてから本は読み続けてきました。私の場合何かの拍子にスイッチが入ると特定のジャンルに集中………[もっと読む]

[掲載]2014年05月04日

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