著者に会いたい

著者に会いたい

著者に会いたい

読書面に連載中。今話題の新刊本の著者が、作品が出来るまでの思いやエピソードを語ります。

バックナンバー:2011年2010年2009年2008年2007年2006年2005年2004年

father 金川晋吾さん

father 金川晋吾さん

■繰り返す家出、父追うレンズ  アパートの一室でたばこを吸う男性のひとみには何が映っているのだろう。男性とその暮らしぶりを写した写真集。被写体は、写真家金川晋吾さんの父だ。  父は家出を繰り返してきた。母や兄ら4人で暮………[もっと読む]

[文]塩原賢 [掲載]2016年03月06日

ひとりの記憶 海の向こうの戦争と、生き抜いた人たち 橋口譲二さん

ひとりの記憶 海の向こうの戦争と、生き抜いた人たち 橋口譲二さん

■戦後も外地に残る人々の歴史  戦前、旧植民地など海外に渡り、戦後もそのまま帰国しなかった日本人がいる。なぜ、とどまったのか。戦後も50年を経た20年ほど前、橋口さんは一人ずつ訪ね、話を聴き、写真を撮る取材の旅を始めた………[もっと読む]

[文]大上朝美 [掲載]2016年02月28日

テロリストの息子 ザック・エブラヒムさん

テロリストの息子 ザック・エブラヒムさん

■世界を「憎まない」こと選んだ  1990年、ニューヨーク。父がユダヤ教指導者を殺害し、逮捕された。父や父の仲間から「憎むこと」を教えられて育った「テロリストの息子」が「憎まないこと」を選択するまでの半生を語ったのが本………[もっと読む]

[文]守真弓 [掲載]2016年02月21日

上方落語―流行唄の時代 荻田清さん

上方落語―流行唄の時代 荻田清さん

■高座の歌から笑いの奥のぞく  「『はぎた』と間違えないでね」と名刺に書いてある。上方芸能史家で、梅花女子大学名誉教授だ。  香川県生まれ。祖母の昔話が好きで、ラジオの演芸番組を熱心に聞いていた少年は、大阪大学文学部へ………[もっと読む]

[文]石田祐樹 [掲載]2016年02月14日

鬱屈精神科医、占いにすがる 春日武彦さん

鬱屈精神科医、占いにすがる 春日武彦さん

■やけっぱち体験を赤裸々に  人の心の専門家であるはずの精神科医が、老いや母の死に直面して、自らの精神的危機に七転八倒する。ついには占いにはまるほどのやけっぱち体験をこれでもかというほど赤裸々につづった問題作だ。  医………[もっと読む]

[文]板垣麻衣子 [掲載]2016年02月07日

このせちがらい世の中で誰よりも自由に生きる 湯浅邦弘さん

このせちがらい世の中で誰よりも自由に生きる 湯浅邦弘さん

■ほどほどに、しぶとく生きよ  大阪大学で中国哲学を教える湯浅教授が、毎年、新入生への最初の講義で中国古典から10の言葉を選んで印象を聞くと、人気ナンバーワンになるのが「学を絶てば憂いなし」。2500年前、「学問をやめ………[もっと読む]

[文]都築和人 [掲載]2016年01月31日

柔らかな海峡―日本・韓国 和解への道 金惠京さん

柔らかな海峡―日本・韓国 和解への道 金惠京さん

■本音を語り合う努力と覚悟を  金惠京(キムヘギョン)さんは日韓関係を一方に偏らず、客観的に論じることができる未来志向の国際法学者だ。18歳のとき、平和で勤勉で成熟した国として憧れたという日本に留学。以来、生まれ育った………[もっと読む]

[文]依田彰 [掲載]2016年01月24日

二つのコリア〔第三版〕—国際政治の中の朝鮮半島 ロバート・カーリンさん

二つのコリア〔第三版〕—国際政治の中の朝鮮半島 ロバート・カーリンさん

■「未完の物語」を書き継ぐ意志  1990年代の朝鮮半島核危機をはじめ、主要な米朝協議にすべて携わり、ワシントンで「北朝鮮を最もよく知る情報分析官」と目された。それでも、故ドン・オーバードーファー氏から『二つのコリア』………[もっと読む]

[文]坂尻信義 [掲載]2016年01月17日

砂浜に坐り込んだ船 池澤夏樹さん

砂浜に坐り込んだ船 池澤夏樹さん

■亡き人へ東北へ、重ねる思い  芥川賞も谷崎潤一郎賞も司馬遼太郎賞もすでに手にして、まぎれもなく日本を代表する作家の一人だ。そんな重鎮が、「この本をどう考えればいいのか、自分でもよくわからない」と妙に頼りなげに言う。 ………[もっと読む]

[文]柏崎歓 [掲載]2016年01月10日

D菩薩峠漫研夏合宿 藤野千夜さん

D菩薩峠漫研夏合宿 藤野千夜さん

■青春の甘さと痛さ、自伝的に  本作の主人公は都心の男子校に通う15歳の「わたし」。男子に憧れ、誰からも愛されないとおびえるが、漫研夏合宿の出発前に「おにいさま」からのメモを見つける。「わたしのおにいさま」は誰なのか。………[もっと読む]

[文]宇佐美貴子 [掲載]2015年12月20日

スタンフォードのストレスを力に変える教科書 ケリー・マクゴニガルさん

スタンフォードのストレスを力に変える教科書 ケリー・マクゴニガルさん

■気の持ちようで効能さまざま  ベストセラー『スタンフォードの自分を変える教室』から3年。米国名門大学の健康心理学者が、ストレスに対する考え方を進化させた。  前作は「意志の力」がテーマで、ストレスは、やる気を奪い、人………[もっと読む]

[文]藤崎昭子 [掲載]2015年12月13日

おひとりさまの最期 上野千鶴子さん

おひとりさまの最期 上野千鶴子さん

■独居のままでも家で死ねます  シングル女性らの老いを論じて、大ベストセラーになった「おひとりさまの老後」(2007年)の「完結編」。といっても、「おひとりさま」の意味合いは少々違っている。  「女も男も、結婚してもし………[もっと読む]

[文]樋口大二 [掲載]2015年12月06日

NHKはなぜ、反知性主義に乗っ取られたのか 上村達男さん

NHKはなぜ、反知性主義に乗っ取られたのか 上村達男さん

■揺らぐ「公正らしさ」への信頼  NHK経営委員長代行として籾井勝人会長の言動や資質を批判してきた。今年2月に任期を終え、退任。これまでの体験をもとに感じた疑問や問題点を記した。  NHKの会長は、経営委員会内の「指名………[もっと読む]

[文]守真弓 [掲載]2015年11月29日

日本精神史(上・下) 長谷川宏さん

日本精神史(上・下) 長谷川宏さん

■懐深い人間の「豊かさ」たどる  仏教を受け入れるかどうか、欽明天皇は豪族たちに尋ねた。  「西の国から送られてきた仏の顔は整っていて美しい。こんなものは見たことがない。祀(まつ)るべきかどうか」(「日本書紀」)  6………[もっと読む]

[文]石田祐樹 [掲載]2015年11月22日

いちまき ある家老の娘の物語 中野翠さん

いちまき ある家老の娘の物語 中野翠さん

■ルーツ探索、恥ずかしいけど  「いちまき」とは血族の一団のこと。「家」だの「ルーツ」だのにからっきし関心がなかった中野さんが自身の血脈をたどるとは! 「本にしてよかったのか、いまだに落ち着かないし、恥ずかしい」という………[もっと読む]

[文]大上朝美 [掲載]2015年11月15日

ここに掲載されている記事や書評などの情報は、原則的に初出時のものです。

ページトップへ戻る