著者に会いたい

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読書面に連載中。今話題の新刊本の著者が、作品が出来るまでの思いやエピソードを語ります。

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はじめての不倫学 「社会問題」として考える 坂爪真吾さん

はじめての不倫学 「社会問題」として考える 坂爪真吾さん

■新しい「性の公共」のために  性の問題が正面からなかなか語られない現状に一石を投じる一冊だ。『失楽園』『昼顔』など小説やドラマのネタとして今も話題を集める不倫。だが、原因や防止策を学術的に論じた本はそうそうない。「貧………[もっと読む]

[文]竹内誠人 [掲載]2015年09月13日

台所に敗戦はなかった―戦前・戦後をつなぐ日本食 魚柄仁之助さん

台所に敗戦はなかった―戦前・戦後をつなぐ日本食 魚柄仁之助さん

■自分の価値基準で生きるんだ  食文化研究家・魚柄仁之助(うおつかじんのすけ)さんの昭和レトロ風なご自宅には「主婦之友」「家の光」といった戦前からの古い生活雑誌や料理・食文化の本が数千冊、きれいに整理されている。これら………[もっと読む]

[文]依田彰 [掲載]2015年09月06日

骨風 篠原勝之さん

骨風 篠原勝之さん

■人間誰でも死ぬまで生きる  鉄を使ったダイナミックな造形芸術で知られ、エッセーや児童文学の著書もある「ゲージツ家のクマさん」。緑に囲まれた作業場を訪ねると、まあるい顔をくしゃくしゃにして迎えてくれた。  殴られてばか………[もっと読む]

[文]柏崎歓 [掲載]2015年08月30日

にっぽん氷の図鑑 かき氷ジャーニー 原田泉さん

にっぽん氷の図鑑 かき氷ジャーニー 原田泉さん

■撮影は氷に声をかけながら    かき氷の本を出したばかりなのに、毎日のようにかき氷店めぐりを続けている。今回話を聞いたのは、さいたま市の「クラフトカフェ」。夕方からは東京・八雲の「ちもと」を訪ねるべく予約してきたそう………[もっと読む]

[文]鈴木繁 [掲載]2015年08月23日

きらめく甲虫 丸山宗利さん

きらめく甲虫 丸山宗利さん

■まるで宝石、危機にある美  昆虫界に新しい伝道師の登場だ。『ツノゼミ』や『昆虫はすごい』と話題作を重ね、この本では、約200の甲虫の宝石のような美を、写真と文章で余すところなく紹介する。戦国武将の兜(かぶと)みたいな………[もっと読む]

[掲載]2015年08月16日

高校野球100年を読む 小野祥之さん

高校野球100年を読む 小野祥之さん

■語り継がれ、歴史刻む50冊  日本一の古本街、神田神保町で野球関連書専門の古書店を営む。これまでに扱った数千点を超える文献の中から約50冊を選び、高校野球100年の歴史を読み解いた。「あらためて高校野球の本に向き合う………[もっと読む]

[掲載]2015年08月09日

樹は語る—芽生え・熊棚・空飛ぶ果実 清和研二さん

樹は語る—芽生え・熊棚・空飛ぶ果実 清和研二さん

■苦労して育つ森の多様な個性  樹(き)はどう花を咲かせ、種子を作り発芽させるのか。長年、森を研究する著者が、樹の生態を観察し、その不思議を紹介する一冊を出版した。  「話せるなら何を語るだろうと考えながら、いつも樹を………[もっと読む]

[掲載]2015年08月02日

本の夢—小さな夢の本 田中淑恵さん

本の夢—小さな夢の本 田中淑恵さん

■ぜいたくな「豆本」の魅力  豪華な装丁に仕上げた、名刺大の小さな本たち。お気に入りの「豆本」には、自作の童話だったり、詩や時にはきれいな和菓子の写真だったりが記録されている。  「豆本を作る思いを込めた」という田中淑………[もっと読む]

[掲載]2015年07月26日

さよなら、ニルヴァーナ 窪美澄さん

さよなら、ニルヴァーナ 窪美澄さん

■苦しみと向き合い書く覚悟  ずしんと重く心に残る小説だ。だがその先に「書く覚悟」を強く感じる。1997年に起きた神戸連続児童殺傷事件に材をとった長編。小説家を目指す30代女性、ネットで得た情報から加害者に心酔する少女………[もっと読む]

[掲載]2015年07月19日

原発労働者 寺尾紗穂さん

原発労働者 寺尾紗穂さん

■人の尊厳と対立する被曝労働  音楽家でエッセイストの寺尾紗穂さんには、歌詞に原発労働者が登場する「私は知らない」という作品がある。この歌も本書も、誕生のきっかけは樋口健二さんの『闇に消される原発被曝(ひばく)者』だと………[もっと読む]

[掲載]2015年07月12日

メディアの展開―情報社会学からみた「近代」 加藤秀俊さん

メディアの展開―情報社会学からみた「近代」 加藤秀俊さん

■江戸から現在は連続している  江戸時代は役者の「格付け」が盛んだった。それは「現代の歌手、俳優、テレビ・タレントからアナウンサー、気象予報士」と同じ——という一節も出てくるこの本は、老後の「第二卒業論文」だという。第………[もっと読む]

[文]石田祐樹 [掲載]2015年07月05日

東京を生きる 雨宮まみさん

東京を生きる 雨宮まみさん

■湧き出る感情を生のままに  2011年に出した自伝的エッセー『女子をこじらせて』で、その名が知られるようになり、「こじらせ女子」は流行語として広まった。  「あの本では、ドラマチックさのない失敗を積み重ねてきた、若い………[もっと読む]

[文]鈴木繁 [掲載]2015年06月28日

音楽という〈真実〉 新垣隆さん

音楽という〈真実〉 新垣隆さん

■「やるべきではなかった」悔い  昨年2月、自身が「ゴースト」作曲家であることを明かして以降、人生ががらりと変わった。「あの時はもう、音楽活動も終わりだろうと思っていましたが、多くの人に助けられて……」と、小さな声で語………[もっと読む]

[文]大上朝美 [掲載]2015年06月21日

紋切型社会 言葉で固まる現代を解きほぐす 武田砂鉄さん

紋切型社会 言葉で固まる現代を解きほぐす 武田砂鉄さん

■安易な「決まり文句」にチクリ  結婚式でよく耳にする、「育ててくれてありがとう」。だけど、感謝したくない人だっているんじゃないか。ハリウッド映画の宣伝はいつも「全米が泣いた」。でも全米って誰なのか、本当に泣いたのか。………[もっと読む]

[文]柏崎歓 [掲載]2015年06月14日

黒い迷宮―ルーシー・ブラックマン事件15年目の真実 [著]リチャード・ロイド・パリー

黒い迷宮―ルーシー・ブラックマン事件15年目の真実 [著]リチャード・ロイド・パリー

■それぞれの物語、ただ伝える  2001年、英国人女性ルーシー・ブラックマンさんが遺体で見つかった事件。発覚当時から事件を追い続けた英国人ジャーナリストが、手記をまとめた。  当時は英紙の特派員。「記事になる話」としか………[もっと読む]

[掲載]2015年06月07日

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