ニュースの本棚

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朝日新聞・毎週日曜日の読書面に連載。時事的なテーマを理解するためのオススメ本3冊を、各分野の専門家が紹介しています。

バックナンバー:2011年

NHKとは何か 武田徹さんが選ぶ本

NHKとは何か 武田徹さんが選ぶ本

■公共放送の危機的状況  着任初の会見で従軍慰安婦問題に触れた籾井勝人新会長だけでなく、経営委員の発言や執筆記事が物議をかもす。放送の本分よりも経営陣の言動で注目を集めるNHKだが、その背景に公共放送の危機的状況がある………[もっと読む]

[文]武田徹(ジャーナリスト・恵泉女学園大教授) [掲載]2014年02月16日

靖国問題 赤澤史朗さんが選ぶ本

靖国問題 赤澤史朗さんが選ぶ本

■戦争観抜きに語れぬ追悼  安倍首相の靖国神社参拝に対する国際的な批判は、これまでになく広がっている。それは、日本の政治指導者の歴史認識が問われているためであり、外国から見た日本像に、かつての日本軍国主義の強烈なイメー………[もっと読む]

[文]赤澤史朗(立命館大学名誉教授・近代日本政治史) [掲載]2014年02月09日

大島渚を論じる 石飛徳樹が選ぶ本

大島渚を論じる 石飛徳樹が選ぶ本

同時代との対決が魅力生む  大島渚監督が昨年1月15日に亡くなって1年が過ぎた。「日本の夜と霧」や「絞死刑」「少年」「愛のコリーダ」「戦場のメリークリスマス」など数々の代表作を持ち、世界で最も知られた日本の映画監督の一………[もっと読む]

[文]石飛徳樹(文化くらし報道部) [掲載]2014年02月02日

和食 平松洋子さんが選ぶ本

和食 平松洋子さんが選ぶ本

四季の恵み 異文化との会遇  懐石料理や日本料理ではなく、和食。じつは、この二文字に意味がある。ユネスコの「無形文化遺産」に登録されたのは、技能や伝統芸としてではなく、ごく一般的な日常の食文化。あたりまえの食卓が“保護………[もっと読む]

[文]平松洋子(エッセイスト) [掲載]2014年01月26日

東京の課題 町村敬志さんが選ぶ本

東京の課題 町村敬志さんが選ぶ本

「世界都市」の夢のあとに  都知事選が近づいてきた。だが、この都市の全体像や課題が大きな視点から語られることは意外なほど少ない。選挙を前に東京を考える手がかりを共有していこう。  まず忘れてならないのは、高度経済成長以………[もっと読む]

[文]町村敬志(一橋大学教授) [掲載]2014年01月19日

芥川賞150回 島田雅彦さんが選ぶ本

芥川賞150回 島田雅彦さんが選ぶ本

■先物買いか、取りこぼしか  作家でありかつ編集者、経営者でもあった菊池寛はかなり「作家稼業」ということを意識していた人で、文士に墓と保険を確保してやる文藝家協会と、作家に生活の安定をもたらす福祉の役割を果たす芥川、直………[もっと読む]

[文]島田雅彦(作家・芥川賞選考委員) [掲載]2014年01月12日

今年売れた本 鈴木繁が選ぶ本

今年売れた本 鈴木繁が選ぶ本

■「イケイケ気分」の光と影  上位は多彩な顔ぶれになった。(1)は世界的なベストセラー作家の新作。(2)は独自のがん理論で、ヒットを連発してきた医師による、これまで以上に幅広い健康・治療ガイドだ。(3)はインタビュアー………[もっと読む]

[文]鈴木繁(朝日新聞社編集委員) [掲載]2013年12月29日

山崎豊子の世界 大澤真幸さんが選ぶ本

山崎豊子の世界 大澤真幸さんが選ぶ本

 山崎豊子は、戦後日本文学の中で「本ものの男」を描いた唯一の作家だった。ここで「男」という語で指していることは、現実の男女とは無縁な紋切り型のイメージに過ぎないが、分かり易(やす)さを優先させてあえてこの語を用いよう。ど………[もっと読む]

[文]大澤真幸 (社会学者) [掲載]2013年12月22日

堤清二さん 佐和隆光さんが選ぶ本

堤清二さん 佐和隆光さんが選ぶ本

■差別への拒否感が原点に  私が堤清二(辻井喬)さんと初めてお目にかかったのは1990年代初頭、堤さんを委員長とする社会政策問題特別委員会(社会経済生産性本部主催)に主査として加わった際のことだ。著名な企業経営者、労働………[もっと読む]

[文]佐和隆光(滋賀大学学長・計量経済学) [掲載]2013年12月15日

アリス・マンロー 松家仁之さんが選ぶ本

アリス・マンロー 松家仁之さんが選ぶ本

■短篇の巨匠が見つめた世界  今年のノーベル文学賞は、「現代短篇(たんぺん)小説の巨匠に」という理由でアリス・マンローに決定した。短篇小説がよく書かれ、よく読まれる日本の読者には、なんの不思議もないだろうが、英語圏では………[もっと読む]

[文]松家仁之(小説家・編集者) [掲載]2013年12月08日

やなせたかしさん 魚住昭さんが選ぶ本

やなせたかしさん 魚住昭さんが選ぶ本

■孤独が生んだアンパンマン  十余年前、妻が夜勤のとき、私が保育園児の息子2人に夕食を食べさせ、寝かしつけなければならなかった。その際、アンパンマンのビデオにどれだけ助けられたことか。慌ただしい子育ての日々を乗り切れた………[もっと読む]

[文]魚住昭(ジャーナリスト) [掲載]2013年12月01日

トウ小平伝を読む 加藤千洋さんが選ぶ本

トウ小平伝を読む 加藤千洋さんが選ぶ本

■老練な政治手腕、内側から描く  トウ小平伝といえば三女、毛毛(マオマオ)の『わが父・トウ小平』(中央公論新社・上下各3150円)が有名だ。ただ身内の欽定(きんてい)版だけに「良い点を目いっぱい大きく、悪い点は出来るだ………[もっと読む]

[文]加藤千洋(同志社大学教授・中国政治社会研究) [掲載]2013年11月24日

谷川健一さん 色川大吉さんが選ぶ本

谷川健一さん 色川大吉さんが選ぶ本

■「青」を愛した不世出の文人  わたしが谷川さんに注目したのは『青銅の神の足跡』(一九七九年刊、『谷川健一全集9』所収)からである。柳田民俗学は室町期辺りまでだが、氏はいっきょに「倭(わ)の五王」の出現以前(弥生時代)………[もっと読む]

[文]色川大吉(歴史家) [掲載]2013年11月17日

秘密保護法案 右崎正博さんが選ぶ本

秘密保護法案 右崎正博さんが選ぶ本

■民主主義の原理と相いれぬ  特定秘密保護法案の国会審議が始まった。  この法案は、防衛・外交・スパイ活動防止・テロリズム防止に関わり、国の安全保障に著しい支障を与えるおそれがある情報を「特定秘密」に指定する。そして、………[もっと読む]

[文]右崎正博(独協大学教授・憲法学) [掲載]2013年11月10日

武雄市図書館の試み 沢辺均さんが選ぶ本

武雄市図書館の試み 沢辺均さんが選ぶ本

■「知の提供」の手段とは  佐賀県にある武雄市図書館が今年4月にリニューアルオープンし、貸し出しとならんで本と雑誌の販売を行っている。その武雄市図書館に9月に行ってみた。リニューアルについて樋渡啓祐市長が『図書館が街を………[もっと読む]

[文]沢辺均(「ず・ぼん 図書館とメディアの本」編集委員) [掲載]2013年11月03日

ここに掲載されている記事や書評などの情報は、原則的に初出時のものです。

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