著者に会いたい

著者に会いたい

著者に会いたい

読書面に連載中。今話題の新刊本の著者が、作品が出来るまでの思いやエピソードを語ります。

バックナンバー:2011年2010年2009年2008年2007年2006年2005年2004年

一〇三歳になってわかったこと 篠田桃紅さん

一〇三歳になってわかったこと 篠田桃紅さん

■老いを創造する若々しさ  1913(大正2)年に生まれ、数えで103歳になる今も毛筆と墨で作品に向かう美術家が、歳月を経てたどり着いた境地をつづった。しかし、それは「老成」とか「悟り」とは別の、もっと若々しい思想にあ………[もっと読む]

[掲載]2015年05月31日

未来のことは未来の私にまかせよう 黒木奈々さん

未来のことは未来の私にまかせよう 黒木奈々さん

■私のがんとの闘い伝えたい   ※生前に掲載されたものです    ようやくつかんだ仕事上のチャンスを、突然の病魔に、命ともども奪われそうになったら——。  ニュース番組「国際報道」(NHK—BS1)のキャスターに抜擢(………[もっと読む]

[掲載]2015年05月24日

ヘンな論文 サンキュータツオさん

ヘンな論文 サンキュータツオさん

■研究者たちの本気のおかしみ  一見何の役に立つか分からない研究論文。でも、知りたいという研究者のほとばしる情熱が伝わる。  漫才コンビ「米粒写経」として活躍しながら一橋大学で日本語学の非常勤講師も務める著者が、ライフ………[もっと読む]

[掲載]2015年05月17日

東京ブギウギと鈴木大拙 山田奨治さん

東京ブギウギと鈴木大拙 山田奨治さん

■不肖の息子と偉大な父の物語  戦後日本の大ヒット曲と「20世紀の偉大な宗教学者」が並ぶ意外な書名にひかれて読み出すと、この本が鈴木大拙の忘れ去られた息子、アラン勝の興味深い実像に初めて迫った評伝であることに気づく。同………[もっと読む]

[文]依田彰 [掲載]2015年05月10日

たった一人の熱狂—仕事と人生に効く51の言葉 見城徹さん

たった一人の熱狂—仕事と人生に効く51の言葉 見城徹さん

■臆病ゆえに続ける圧倒的努力  熱狂的に仕事に身を投じてきた編集者の死生観がにじむエッセー集だ。「結果が出ない努力に意味はない」「癒着に染まれ」「売れない本に価値はない」。誤解を受けかねない言い切りの言説が並ぶが、読め………[もっと読む]

[文]板垣麻衣子 [掲載]2015年05月03日

祇園豆爾 ちょっと昔の祇園町 新井豆爾さん

祇園豆爾 ちょっと昔の祇園町 新井豆爾さん

■街の厳しさが守ってもくれた  この季節は「都をどり」でにぎわう京都・祇園甲部(こうぶ)。長い伝統と高い格式を誇る花街で、舞妓(まいこ)・芸妓(げいこ)、置屋の女将(おかみ)として45年暮らしてきた。  「祇園町ならで………[もっと読む]

[文]鈴木繁 [掲載]2015年04月26日

誰も書けなかった「笑芸論」―森繁久彌からビートたけしまで 高田文夫さん

誰も書けなかった「笑芸論」―森繁久彌からビートたけしまで 高田文夫さん

■テンポよく小粋でこざっぱり  森繁久彌邸に忍び込んで柿をとり、「社長いるかー」と叫ぶと「またお前たちか!」と森繁に追いかけられた。新宿末広亭に入った途端、「坊ちゃん、そこすわって! 今から月光仮面の話しますから」と、………[もっと読む]

[文]石田祐樹 [掲載]2015年04月19日

本で床は抜けるのか 西牟田靖さん

本で床は抜けるのか 西牟田靖さん

■増える蔵書と格闘する人々  3年前、仕事場に借りた木造アパートの4畳半に大量に本を運び込んだ時、「床が抜けるのでは」と不安になった。それを機に、ノンフィクション作家の西牟田さんは、人は本と居住空間とのバランスをどうと………[もっと読む]

[文]加来由子 [掲載]2015年04月12日

闇より黒い光のうたを 河津聖恵さん

闇より黒い光のうたを 河津聖恵さん

■15人の「詩獣」の生をたどる  15人の詩人が登場するこの詩人論集の副題は「十五人の詩獣たち」。たとえば、治安維持法違反で終戦の半年前に獄死した朝鮮の詩人尹東柱(ユンドンジュ)のなかに、河津さんは、傷ついても誇り高く………[もっと読む]

[文]白石明彦 [掲載]2015年04月05日

寂しさの力 中森明夫さん

寂しさの力 中森明夫さん

■書き上げて涙、母に捧げる  今や国際語になった「オタク」命名者で「新人類」と呼ばれ、30年以上、フリーで書き続けてきた中森さんが、この本で「ライターとしてリセットされた感じ」だという。  アイドル評論や週刊誌コラムと………[もっと読む]

[文]大上朝美 [掲載]2015年03月29日

永い言い訳 西川美和さん

永い言い訳 西川美和さん

■苦く重く、人生を讃えて  衣笠幸夫(きぬがささちお)。親からもらった名前はのちに国民栄誉賞受賞者となる「鉄人・衣笠」と同じ読み。教師に「キヌガササチオ君」と呼ばれる度に、クラス全員が注目する。本名から逃れるようにして………[もっと読む]

[文]都築和人 [掲載]2015年03月22日

主夫になろうよ! 佐川光晴さん

主夫になろうよ! 佐川光晴さん

■子育ての中で本ができる喜び  近所のスーパーで働く知人の女性たちには「みなさんには普通なことを男性がやっただけで本になってすみません」と謝っているのだそう。  主夫歴は20年以上。思春期の少年の成長を描いた『おれのお………[もっと読む]

[文]竹内誠人 [掲載]2015年03月15日

ラスト・ワルツ 柳広司さん

ラスト・ワルツ 柳広司さん

■息詰まる謀略戦で読者と対話  並外れた頭脳と肉体を持つスパイたちの息詰まる駆け引き、そして鮮やかな結末。6年前に発表した連作小説集『ジョーカー・ゲーム』でミステリーファンの心を一気につかんだ。今作はシリーズ第4弾。 ………[もっと読む]

[文]藤崎昭子 [掲載]2015年03月08日

進化するレストランNOMA レネ・レゼピさん

進化するレストランNOMA レネ・レゼピさん

■つながりが生む至高の料理  本は、著者の日記、料理の写真付きレシピ、スナップ集の3冊からなる。「ノーマ」はコペンハーゲンにある席数40ほどの小体なレストラン。だが、英国専門誌主催の「世界のベストレストラン50」の1位………[もっと読む]

[文]鈴木繁 [掲載]2015年03月01日

ゆるい生活 群ようこさん

ゆるい生活 群ようこさん

■50代からの漢方との日々は…  53歳の秋のこと、朝、体を起こしたらめまいがした。生活に支障はないが不快感を何とかしたいと、友達が通う漢方薬局へ。以後、漢方とつきあう日々をつづってきたPR誌の連載エッセーが、本になっ………[もっと読む]

[文]加来由子 [掲載]2015年02月22日

ここに掲載されている記事や書評などの情報は、原則的に初出時のものです。

ページトップへ戻る