新書の小径(週刊朝日)

新書の小径(週刊朝日)

新書の小径(週刊朝日)

週刊朝日に連載されている、話題の新書を取り上げたコラム。執筆者は青木るえかさん。

バックナンバー:2011年

仲代達矢が語る 日本映画黄金時代 [著]春日太一

仲代達矢が語る 日本映画黄金時代 [著]春日太一

■「人間の條件」って、そこまでしていたのか!?  映画「人間の條件」は昔、正月の昼間にテレビで一挙放映をしていて、ラスト30分ぐらいを見たが、そこだけで圧倒された。シベリアの雪の中に倒れて死んでいく、目玉ばかりぎょろぎ………[もっと読む]

[文]青木るえか [掲載]2013年02月22日

阪神タイガース暗黒時代再び [著]野村克也

阪神タイガース暗黒時代再び [著]野村克也

■今岡誠の言い分を聞いてみたい  ノムさん著『プロ野球重大事件誰も知らない“あの真相”』はタイトル倒れでつまんなかったがこっちは面白い。いやー、やっぱノムさんはいいですね。目次を見ると「ベテランの活かし方」とか「阪神タ………[もっと読む]

[文]青木るえか [掲載]2013年02月15日

至高の日本ジャズ全史 [著]相倉久人

至高の日本ジャズ全史 [著]相倉久人

■ジャズは日本の芸能界の農園だったのだ!  ジャズを知れば洒落者になれる気がしてジャズ関連本をいくら読んでもジャズはわからない。頭に入ってこない。マイルスの本なんか何冊読んだことか。全部ムダ。でも、この本は登場人物がな………[もっと読む]

[文]青木るえか [掲載]2013年02月08日

中世の貧民 説経師と廻国芸人 [著]塩見鮮一郎

中世の貧民 説経師と廻国芸人 [著]塩見鮮一郎

■説経節ってかっこいい!  疾走しているようだ。  スゴイな説経節って。山椒大夫とかそういうドロドロした悲惨で残酷な恨みを晴らす物語だ……という知識ぐらいしかなかったが、こりゃ娯楽になるわ。三味線をべんべんとかき鳴らし………[もっと読む]

[文]青木るえか [掲載]2013年01月31日

10分あれば書店に行きなさい―「今の空気」を感じる。アイデアがどんどん湧いてくる! [著]齋藤孝

10分あれば書店に行きなさい―「今の空気」を感じる。アイデアがどんどん湧いてくる! [著]齋藤孝

■本屋好きとパチスロ好きを比べれば…  10分あれば書店に行きなさい、と私も思います。「その通り!」と叫びたくなるほど。が、表紙を見るとどうも、私の考える本屋礼賛とは違うような……と思って確認のために買ってみた。やはり………[もっと読む]

[文]青木るえか [掲載]2013年01月25日

大阪―大都市は国家を超えるか [著]砂原庸介

大阪―大都市は国家を超えるか [著]砂原庸介

■大阪ってイキイキしてたんだ!  良質の歴史の本を読んだような気持ちになれる。子供の頃、親の本棚にあった中央公論社の「日本の歴史」「世界の歴史」シリーズを読んだ時の、「堅い話が面白い」というあの感じ。中公の「日本の歴史………[もっと読む]

[文]青木るえか [掲載]2013年01月18日

「マツダ商店(広島東洋カープ)」はなぜ赤字にならないのか? [著]堀治喜

「マツダ商店(広島東洋カープ)」はなぜ赤字にならないのか? [著]堀治喜

■愛は妄想を生む  当欄では「ほぼ地方の書店でしか売られていない地方新書」にも光を当てたい。そこで「ザ・広島!」だ。私の住んでいる広島って、テレビつけたらカープカープ、マツダマツダで、「すべてのニュースの中でふつうにト………[もっと読む]

[文]青木るえか [掲載]2013年01月11日

ピカソは本当に偉いのか? [著]西岡文彦

ピカソは本当に偉いのか? [著]西岡文彦

■ピカソとウォーホールの共通点を発見!  いや、たしかにピカソは偉いと思いますよ。  ピカソっていうだけで何かこう、人々の頭の中にはバシッとイメージが湧きますもの。ゲルニカ思い出す人も、ピエロ思い出す人もいよう。そして………[もっと読む]

[文]青木るえか [掲載]2012年12月21日

歴史の愉しみ方―忍者・合戦・幕末史に学ぶ [著]磯田道史

歴史の愉しみ方―忍者・合戦・幕末史に学ぶ [著]磯田道史

■この微妙な可笑しさを感じてほしい!  これを読んでいると「うわ、歴史ってこういうコマコマした部分にぐっと近づいてみると、すんごい面白いな!」と思う。それだけじゃない。「この人の文章はなんだかやたらと面白いな!」と思う………[もっと読む]

[文]青木るえか [掲載]2012年12月14日

日本綺人物語 [著]福田和也

日本綺人物語 [著]福田和也

■あゝ詩情…  福田和也というのは何者なのか。本人がいちばん「コレだ」と言いたい肩書は何なのか。私はずっと政治評論家だと思っていた。といっても、現在の政治を評論するのではなく、「古今の政治家についてのゴシップ紹介家」と………[もっと読む]

[文]青木るえか [掲載]2012年12月07日

田中角栄 [著]早野透

田中角栄 [著]早野透

■角さんを好きになってた可能性は高い  私は昔、旧新潟三区に住んでいて、角さんが総理になった時の大騒ぎも、ロッキードで逮捕された時に悄然となっていたのも記憶にある。そして角栄といえば日本でもっとも知名度のある政治家の一………[もっと読む]

[文]青木るえか [掲載]2012年11月30日

同期生─「りぼん」が生んだ漫画家三人が語る45年 [著]一条ゆかり・もりたじゅん・弓月光

同期生─「りぼん」が生んだ漫画家三人が語る45年 [著]一条ゆかり・もりたじゅん・弓月光

■私の知ってるもりたじゅんじゃない!  現役とはどういうことか、というのをしみじみと感じさせた本でした。  この3人がまさにトップで活躍してた時代に「りぼん」を読んでいた。巻末の3人の作品年表をつくづく眺めてしまった。………[もっと読む]

[文]青木るえか [掲載]2012年11月23日

テレビの金持ち目線─「生活保護」を叩いて得をするのは誰か [著]和田秀樹

テレビの金持ち目線─「生活保護」を叩いて得をするのは誰か [著]和田秀樹

■生活保護バッシングってブキミじゃない?  生活保護バッシングがこの頃盛んである。マトモに働きもしないで生活保護もらってパチンコやって遊んでる社会のクズ、あるいはうつ病とか称してマトモに働かず会社休んで周りに迷惑かけて………[もっと読む]

[文]青木るえか [掲載]2012年11月16日

サイバー・テロ 日米vs.中国 [著]土屋大洋

サイバー・テロ 日米vs.中国 [著]土屋大洋

■知らないうちにサイバー攻撃してるかも!  タイトルを見て、ネットワークのサイバー攻撃をエゲツなくやってくる中国に対して、日米が手を携えて対抗している、というような内容かと思ったら、中国もロも米もそれぞれやってるから日………[もっと読む]

[文]青木るえか [掲載]2012年11月09日

足利義満 公武に君臨した室町将軍 [著]小川剛生

足利義満 公武に君臨した室町将軍 [著]小川剛生

■やっぱり天皇ってすごい  日本文化といえば、平安時代と江戸時代という感じがある。源氏物語と平家物語と忠臣蔵と水戸黄門。テレビと映画は、戦国時代と江戸時代である。どうも肩身が狭いのが飛鳥天平時代と室町時代だ。大河ドラマ………[もっと読む]

[文]青木るえか [掲載]2012年11月02日

ここに掲載されている記事や書評などの情報は、原則的に初出時のものです。

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