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読書面に連載中。ササキバラ・ゴウさん、南信長さん、山脇麻生さんがリレー連載。

バックナンバー:2011年2010年2009年2008年2007年2006年

ビーンク&ロサ [作]模造クリスタル

ビーンク&ロサ [作]模造クリスタル

■不条理ギャグ、しみじみと変  タイトルは、主人公の少年と少女の名前。彼らの日常生活を中心に、一見普通のようで、どこまでも奇妙な展開が続く、ミステリアスな連作集だ。いわゆる不条理ギャグという分野に入るだろう。自由奔放な………[もっと読む]

[文]ササキバラ・ゴウ(まんが編集者) [掲載]2015年04月05日

昏倒少女 [作]安藤ゆき

昏倒少女 [作]安藤ゆき

■世界が変わる瞬間、鮮やかに  ふとしたきっかけで世界の見え方がガラリと変わる。その瞬間を、目がくらむほど美しく鮮やかに切り取った短編集だ。  表題作は、朝礼で倒れるのが日常茶飯事の女子高生と、何かと彼女の世話を焼く同………[もっと読む]

[文]南信長(マンガ解説者) [掲載]2015年03月22日

学校へ行けない僕と9人の先生 [作]棚園正一

学校へ行けない僕と9人の先生 [作]棚園正一

■不登校の子が日々感じたこと  小学1年生の時、ワケも分からず担任からビンタされて不登校に。本作は、不登校だった著者の実体験を基にした物語だ。学校に行く時間になると幻覚が現れ、玄関から動けなくなる。繊細で緊張の強い子供………[もっと読む]

[文]山脇麻生(ライター) [掲載]2015年03月15日

千年の翼、百年の夢 [作]谷口ジロー

千年の翼、百年の夢 [作]谷口ジロー

■ルーヴルでの不思議な体験  世界の気鋭アーティストが筆を競うルイ・ヴィトンのトラベルブックシリーズに起用され、ヴェネツィアの街と家族三代の物語を美しく描いた谷口ジローが、今度はルーヴル美術館とのコラボ企画に参加した。………[もっと読む]

[文]南信長(マンガ解説者) [掲載]2015年03月08日

ごはんのおとも [作]たな

ごはんのおとも [作]たな

■素朴な一品、ぜいたくな時間  オールカラーの連作短編集。テーマは「食」だ。子供から老人まで、毎回入れ替わる主人公たちの日常のひとときが、さまざまな料理をめぐるエピソードを通じて描かれる。  取り上げられているのは、漬………[もっと読む]

[文]ササキバラ・ゴウ(まんが編集者) [掲載]2015年03月01日

女の友情と筋肉(1) [作]KANA

女の友情と筋肉(1) [作]KANA

■マッチョな女子の優しい日常  アラサー女子3人組の日常を描いた4コマ連作集——というと、いかにもありがちな感じがする。しかし、その3人がハンマー投げの室伏広治や『北斗の拳』のケンシロウも顔負けのマッチョな体格と身体能………[もっと読む]

[文]南信長(マンガ解説者) [掲載]2015年02月15日

エシカルンテ [作]森和美

エシカルンテ [作]森和美

■大地の声を聴く少女に出会う  爆発的な生命エネルギーを湛(たた)えているのに、どこかしら静かなたたずまいの本作。著者は、これが初単行本となる森和美。  まだそこここに戦禍が残る1952年。ある出来事がきっかけで声を失………[もっと読む]

[文]山脇麻生(ライター) [掲載]2015年02月08日

でぃす×こみ(1) [作]ゆうきまさみ

でぃす×こみ(1) [作]ゆうきまさみ

■兄のマンガで妹が大賞に!?  今や完全に人気ジャンルとして定着した漫画家マンガ。ただ漫画家を主人公にしただけではもう目新しさはないが、本作はさすがにひねりが利いている。  漫画家デビューをめざす高校2年の女子が晴れて………[もっと読む]

[文]南信長(マンガ解説者) [掲載]2015年02月01日

さよならガールフレンド [作]高野雀

さよならガールフレンド [作]高野雀

■諦念の向こうにある力強さ  6本の短編を収めた作品集。1本をのぞき、どれも高校生やOLなど女性たちが主人公。日常の中で、人生のちょっとした曲がり角を迎えて揺れ動く心のやりとりが描かれる。表題から想像されるような恋愛ド………[もっと読む]

[文]ササキバラ・ゴウ(まんが編集者) [掲載]2015年01月18日

白馬のお嫁さん [作]庄司創

白馬のお嫁さん [作]庄司創

■固定観念揺さぶる「産む男」  高校入学を機に故郷の島を離れて寮に入ったヘタレ男子が、いきなり風呂で美少女3人組と鉢合わせ——というオープニングは、ベタな萌(も)え系ハーレムラブコメのよう。が、その3人が実は男で、しか………[もっと読む]

[文]南信長(マンガ解説者) [掲載]2015年01月11日

水色の部屋(上) [作]ゴトウユキコ

水色の部屋(上) [作]ゴトウユキコ

■衝動を優先、ゆがんだ思春期  『R—中学生』や『ウシハル』の著者が、軽妙なコメディータッチを封じて描くのは、衝動に翻弄(ほんろう)される歪(ゆが)んだ思春期。  どこかあどけない風貌(ふうぼう)の母と2人暮らしの正文………[もっと読む]

[文]山脇麻生(ライター) [掲載]2014年12月21日

W7―新世紀ワイルド7 [作]望月三起也

W7―新世紀ワイルド7 [作]望月三起也

■躍動感あふれる娯楽活劇大作  のっけから半裸のダンサーの妖艶(ようえん)なショーに目を奪われる間もあらばこそ、ド派手な銃撃戦から意表を突く場面転換にあれよあれよと言ううちにカーチェイスに次ぐカーチェイス&大爆発! 随………[もっと読む]

[文]南信長(マンガ解説者) [掲載]2014年12月14日

九月十月 [作]島田虎之介

九月十月 [作]島田虎之介

■風景がドラマを予感させる  読んで思わずため息が出た。ここまで透徹した表現に達するのに、どれだけの取捨選択があったのだろう。澄みきった絵で描かれた、さほど長くはない130ページほどの作品は、絵や言葉から余分なものを徹………[もっと読む]

[文]ササキバラ・ゴウ(まんが編集者) [掲載]2014年12月07日

死んで生き返りましたれぽ [作]村上竹尾

死んで生き返りましたれぽ [作]村上竹尾

■知覚を巧みにビジュアル化  フィクションでも実録でも、人の生死に関わる話はどうしたって感動的になる。それで泣かそうなんて安直だし反則だ。自宅で倒れて一時心肺停止、重篤な合併症を抱えながら奇跡的に回復した著者が、その闘………[もっと読む]

[文]南信長(マンガ解説者) [掲載]2014年11月23日

少女終末旅行(1) [作]つくみず

少女終末旅行(1) [作]つくみず

■何もない世界さまよう2人  ウェブ連載時から話題になっていたつくみずのデビュー作にして初単行本となる『少女終末旅行』。本作の舞台は終末世界だ。硬質な線で描かれた階層的な廃墟(はいきょ)を、ケッテンクラート(キャタピラ………[もっと読む]

[文]山脇麻生(ライター) [掲載]2014年11月16日

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