著者に会いたい

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読書面に連載中。今話題の新刊本の著者が、作品が出来るまでの思いやエピソードを語ります。

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本で床は抜けるのか 西牟田靖さん

本で床は抜けるのか 西牟田靖さん

■増える蔵書と格闘する人々  3年前、仕事場に借りた木造アパートの4畳半に大量に本を運び込んだ時、「床が抜けるのでは」と不安になった。それを機に、ノンフィクション作家の西牟田さんは、人は本と居住空間とのバランスをどうと………[もっと読む]

[文]加来由子 [掲載]2015年04月12日

闇より黒い光のうたを 河津聖恵さん

闇より黒い光のうたを 河津聖恵さん

■15人の「詩獣」の生をたどる  15人の詩人が登場するこの詩人論集の副題は「十五人の詩獣たち」。たとえば、治安維持法違反で終戦の半年前に獄死した朝鮮の詩人尹東柱(ユンドンジュ)のなかに、河津さんは、傷ついても誇り高く………[もっと読む]

[文]白石明彦 [掲載]2015年04月05日

寂しさの力 中森明夫さん

寂しさの力 中森明夫さん

■書き上げて涙、母に捧げる  今や国際語になった「オタク」命名者で「新人類」と呼ばれ、30年以上、フリーで書き続けてきた中森さんが、この本で「ライターとしてリセットされた感じ」だという。  アイドル評論や週刊誌コラムと………[もっと読む]

[文]大上朝美 [掲載]2015年03月29日

永い言い訳 西川美和さん

永い言い訳 西川美和さん

■苦く重く、人生を讃えて  衣笠幸夫(きぬがささちお)。親からもらった名前はのちに国民栄誉賞受賞者となる「鉄人・衣笠」と同じ読み。教師に「キヌガササチオ君」と呼ばれる度に、クラス全員が注目する。本名から逃れるようにして………[もっと読む]

[文]都築和人 [掲載]2015年03月22日

主夫になろうよ! 佐川光晴さん

主夫になろうよ! 佐川光晴さん

■子育ての中で本ができる喜び  近所のスーパーで働く知人の女性たちには「みなさんには普通なことを男性がやっただけで本になってすみません」と謝っているのだそう。  主夫歴は20年以上。思春期の少年の成長を描いた『おれのお………[もっと読む]

[文]竹内誠人 [掲載]2015年03月15日

ラスト・ワルツ 柳広司さん

ラスト・ワルツ 柳広司さん

■息詰まる謀略戦で読者と対話  並外れた頭脳と肉体を持つスパイたちの息詰まる駆け引き、そして鮮やかな結末。6年前に発表した連作小説集『ジョーカー・ゲーム』でミステリーファンの心を一気につかんだ。今作はシリーズ第4弾。 ………[もっと読む]

[文]藤崎昭子 [掲載]2015年03月08日

進化するレストランNOMA レネ・レゼピさん

進化するレストランNOMA レネ・レゼピさん

■つながりが生む至高の料理  本は、著者の日記、料理の写真付きレシピ、スナップ集の3冊からなる。「ノーマ」はコペンハーゲンにある席数40ほどの小体なレストラン。だが、英国専門誌主催の「世界のベストレストラン50」の1位………[もっと読む]

[文]鈴木繁 [掲載]2015年03月01日

ゆるい生活 群ようこさん

ゆるい生活 群ようこさん

■50代からの漢方との日々は…  53歳の秋のこと、朝、体を起こしたらめまいがした。生活に支障はないが不快感を何とかしたいと、友達が通う漢方薬局へ。以後、漢方とつきあう日々をつづってきたPR誌の連載エッセーが、本になっ………[もっと読む]

[文]加来由子 [掲載]2015年02月22日

身体を売ったらサヨウナラ―夜のオネエサンの愛と幸福論 鈴木涼美さん

身体を売ったらサヨウナラ―夜のオネエサンの愛と幸福論 鈴木涼美さん

■深夜のキラキラにも心揺れて  2013年夏に出した前著『「AV女優」の社会学』の著者紹介欄には慶大環境情報学部卒、東大大学院学際情報学府修士課程修了とある。その後全国紙記者となり14年夏まで5年半勤務。これが「昼の顔………[もっと読む]

[文]鈴木繁 [掲載]2015年02月15日

読まされ図書室 小林聡美さん

読まされ図書室 小林聡美さん

■手にとらなかった本を読む  人から推薦された本を読み、感想をエッセーにつづってきた雑誌の連載が一冊の本になった。  「やってる最中は、読んで書いて読んで書いて……と必死でした」  〈行きたいところにしか行かないし、見………[もっと読む]

[文]加来由子 [掲載]2015年02月08日

聞き出す力 吉田豪さん

聞き出す力 吉田豪さん

■「正しくないけど面白い人」を  「プロインタビュアー」を名乗り、アイドル、タレント、格闘家など千人以上にインタビューをしてきた。時に「本人よりも本人に詳しい」といわれるほど綿密な下調べや、数千冊にも及ぶタレント本コレ………[もっと読む]

[文]鈴木京一 [掲載]2015年02月01日

清とこの夜 広小路尚祈さん

清とこの夜 広小路尚祈さん

■滑稽で愛すべき居酒屋物語  居酒屋で一人、飲んでいるときにふと疑問が浮かんだ。人はなぜ、居酒屋に集うのか。  「おいしいものがあるとか、お酒の種類がそろっているとか、インテリアがしゃれているとか、そういう店ならわかる………[もっと読む]

[文]都築和人 [掲載]2015年01月25日

極楽のあまり風 ギリシア文学からの眺め 中務哲郎さん

極楽のあまり風 ギリシア文学からの眺め 中務哲郎さん

■おもしろい話を紹介したい  『吾輩は猫である』で漱石が描くギリシャの悲劇詩人アイスキュロスは、鷲(わし)がつかんでいた亀を空から落とされ、頭を砕かれて死んだ。  この話の元をたどり、神々を不死なるもの、人間を死すべき………[もっと読む]

[文]石田祐樹 [掲載]2015年01月18日

ずっこけそこない話 草市潤さん

ずっこけそこない話 草市潤さん

■人生の滋味に満ちた身辺雑記  54年の歴史をもつ三月書房の小型愛蔵本シリーズには、著名な作家にまじって96歳の佐賀のおじいさんがよく登場する。佐賀弁を生かした軽妙洒脱(しゃだつ)な文章で身辺雑記をつづり、人生の滋味に………[もっと読む]

[文]白石明彦 [掲載]2015年01月11日

東北朝市紀行 池田進一さん

東北朝市紀行 池田進一さん

■消さずに残して地道に伝えて  20年間、秋田県を中心に冬の東北の朝市に通い、写真を撮り続けてきた。観光客相手ではなく、「市日」と呼ばれ月に決まった日付の日だけ立つ市だ。主に農家の女性たちが自家製の漬物や採ってきた山菜………[もっと読む]

[文]大上朝美 [掲載]2014年12月21日

ここに掲載されている記事や書評などの情報は、原則的に初出時のものです。

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