新書の小径(週刊朝日)

新書の小径(週刊朝日)

新書の小径(週刊朝日)

週刊朝日に連載されている、話題の新書を取り上げたコラム。執筆者は青木るえかさん。

バックナンバー:2011年

心に訊く音楽、心に効く 音楽 私的名曲ガイドブック [著]高橋幸宏

心に訊く音楽、心に効く 音楽 私的名曲ガイドブック [著]高橋幸宏

■アーティストになる人、客になる人  ついに高橋幸宏まで新書界に進出か。それもPHP新書。PHP新書というのは、有名出版社新書の中でも編集がテキトーな感じがする(あくまで私見)。中原淳一が雑誌「ソレイユ」を出したと平気………[もっと読む]

[文]青木るえか [掲載]2012年10月26日

検察 破綻した捜査モデル [著]村山治

検察 破綻した捜査モデル [著]村山治

■検察にはやりきれん思いでいっぱいだ!  思春期にロッキード事件に遭遇してしまったもんで、「検事総長」「東京地検特捜部」はものすごいかっこいい存在として刷り込まれてしまっていた。その後、ロッキード裁判批判および立花隆に………[もっと読む]

[文]青木るえか [掲載]2012年10月19日

町の忘れもの [著]なぎら健壱

町の忘れもの [著]なぎら健壱

■なぎら健壱の超絶文章力  写真を見せるための新書。こういう試みが今まで皆無だったわけじゃないが、今までにあった中でこれがいちばんイイ。いや、実際は写真より文章のほうが多いのだが、挟みこまれる写真が、道路にころがってる………[もっと読む]

[文]青木るえか [掲載]2012年10月12日

ホテルオークラ総料理長の美食帖 [著]根岸規雄

ホテルオークラ総料理長の美食帖 [著]根岸規雄

■デキるというのはこうであってほしい  「ホテルオークラのフレンチトーストのつくり方」がネットに出ていて、その通りにつくってみたところ、これがうまい! 卵と牛乳の液に最低十二時間ひたしてフライパンでバター焼きというだけ………[もっと読む]

[文]青木るえか [掲載]2012年10月05日

AKB48白熱論争 [著]小林よしのり、中森明夫、宇野常寛、濱野智史

AKB48白熱論争 [著]小林よしのり、中森明夫、宇野常寛、濱野智史

■小林よしのりを見直した  何か好きになったらその事柄についての論を読みたい。私はAKBのファンなので、AKBについてならなんでも読みたい。それが共感できる意見であれば「そうだそうだ!」と嬉しいし、思わぬ視点を提示して………[もっと読む]

[文]青木るえか [掲載]2012年09月28日

さよならビートルズ [著]中山康樹

さよならビートルズ [著]中山康樹

■リヴァプール・ビートルズって?  日本洋楽史。へんな言い方だけど、そうとしか言いようがない。第二次大戦後に、米軍とともにアメリカ音楽を流すラジオもやってきて、エルビスでびっくりさせられ、ビートルズでポカーンとしてしま………[もっと読む]

[文]青木るえか [掲載]2012年09月21日

女子・結婚・男選び [著]高田里惠子

女子・結婚・男選び [著]高田里惠子

■有名作家夫人の“溢れまくった屈託”  これぜったい、本屋の客を引っかけるためにつけたタイトルだ。棚でこのタイトル見て「へえー、筑摩書房がいくら新書とはいえこんな婚活本出すのか」と思いましたもの。ぜんぜんそんな本じゃな………[もっと読む]

[文]青木るえか [掲載]2012年09月14日

残留日本兵-アジアに生きた一万人の戦後 [著]林英一

残留日本兵-アジアに生きた一万人の戦後 [著]林英一

■日本陸軍にもちゃんとした人がいた!  グアム島の横井さんもルバング島の小野田さんも、帰ってきた時のことは覚えている。大騒ぎになっていた。戦争が終わったのに一人でジャングルの中に立てこもる。そんなすごい人はそうそういな………[もっと読む]

[文]青木るえか [掲載]2012年09月07日

生きる悪知恵 正しくないけど役に立つ60のヒント [著]西原理恵子

生きる悪知恵 正しくないけど役に立つ60のヒント [著]西原理恵子

■オヤジをホロリとさせる最強の女  本屋では「タメになる本」ばかりではなく「罵倒してやろう」と買う本もある。私は買う本の半分がそれです。この本も「罵倒してやるぞ」と舌なめずりしながら買った。そもそもサイバラには恨みがあ………[もっと読む]

[文]青木るえか [掲載]2012年08月31日

古事記 いのちと勇気の湧く神話 [著]大塚ひかり

古事記 いのちと勇気の湧く神話 [著]大塚ひかり

■気持ちよくてやめられません  自分がとんだ物知らずだったことが分かった。神武天皇ってイザナギとイザナミの子供だと思ってたよ。「古典を分かりやすく解説」したとされる本は多いが、分かりやすくても読んだそばから忘れる本ばか………[もっと読む]

[文]青木るえか [掲載]2012年08月10日

NHK歴史番組を斬る! [著] 鈴木眞哉

NHK歴史番組を斬る! [著] 鈴木眞哉

■視聴者よ、歴史の勉強をしっかりしろ  著者の鈴木さんは怒ってらっしゃる。いくらなんでも売らんかなでこんないい加減な歴史番組をつくっていいのか!と。時代劇はともかく、いわゆる歴史情報番組。これのデタラメさに怒り爆発だ。………[もっと読む]

[文]青木るえか [掲載]2012年08月03日

蕎麦屋の常識・非常識 [著]片山虎之介

蕎麦屋の常識・非常識 [著]片山虎之介

■「所詮ソバじゃねえか」という気持ちが強まる  ソバはヒエやアワなどと同様、痩せた土地でもできる救荒食であるのに、なぜ蕎麦屋のソバは高いのか。近所の蕎麦屋で昼ごはん食べると、ヘタすると1500円ぐらいかかる。  その謎………[もっと読む]

[文]青木るえか [掲載]2012年07月27日

江戸の神社・お寺を歩く[城東編] [著]黒田涼

江戸の神社・お寺を歩く[城東編] [著]黒田涼

■保育社のカラーブックスを思い出した!  保育社のカラーブックスという、文庫本サイズでカラー写真を多用した、カクテルとか民芸こけしとか折り紙とか漬物とかを解説したシリーズがあって、子供の頃によく読んだ。どの本屋にも「カ………[もっと読む]

[文]青木るえか [掲載]2012年07月20日

北朝鮮現代史 [著]和田春樹

北朝鮮現代史 [著]和田春樹

■ほんのちょっとの差の“日本と北朝鮮”  日本でふつうに生きていると、北朝鮮の在りようなどは信じがたいものがある……と書きながら、「生きていくためには原発がないとダメ(大意)」という政府の言い分を、静かに納得している人………[もっと読む]

[文]青木るえか [掲載]2012年07月13日

冤罪と裁判 [著]今村核

冤罪と裁判 [著]今村核

■警察より“悪意のない証言者”が怖い  まあ、あとからあとから紹介される冤罪のひどいこと。いったん「お前がやったんだろう」と警察に思われたが最後だな、と絶望的な気分になる。  何かの本で「警察に捕まった時、もしやってい………[もっと読む]

[文]青木るえか [掲載]2012年07月06日

ここに掲載されている記事や書評などの情報は、原則的に初出時のものです。

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