2010年05月23日の書評一覧

祭りの季節 [著]池内紀 

祭りの季節 [著]池内紀 

■ひたひたと近づく郷愁の足音 ドイツ文学者、池内紀の十数年におよぶ長い旅、祭りめぐりの足跡がここにある。 北海道木古内の「寒中みそぎ」から長崎玉之浦の「大宝砂打ち」まで、なつかしい三十六の祭礼。………[もっと読む]

[評者]平松洋子(エッセイスト)
[掲載]2010年05月23日
[ジャンル]文芸 社会 

「環境主義」は本当に正しいか? [著]ヴァーツラフ・クラウス

「環境主義」は本当に正しいか? [著]ヴァーツラフ・クラウス

■主流派の学説に疑義 刺激的な書 著者はブッシュ前大統領のような共和党保守派の政治家ではなく、長らく社会主義の桎梏(しっこく)の下で自由を渇望したチェコの大統領である。その著者が、危機に瀕(ひん………[もっと読む]

[評者]久保文明(東京大学教授)
[掲載]2010年05月23日
[ジャンル]政治 科学・生物 国際 

創造ー生物多様性を守るためのアピール [著]エドワード・O・ウィルソン

創造ー生物多様性を守るためのアピール [著]エドワード・O・ウィルソン

■立場の違い超えた人間の「務め」 生物の種が、生まれる速さの100倍以上の猛烈な速さで絶滅しつつある。約6500万年前、地球史上5度目の大絶滅では巨大隕石(いんせき)が恐竜を滅ぼした。 6度目の………[もっと読む]

[評者]辻篤子(本社論説委員)
[掲載]2010年05月23日
[ジャンル]科学・生物 

京劇俳優の二十世紀 [著]章詒和 

京劇俳優の二十世紀 [著]章詒和 

■時代に翻弄された俳優たちの生涯 著名な京劇俳優が二十世紀の試練をどのように乗り越えたか、あるいは挫折したか、本書にふれながらその悲劇に黙してしまう。著者は中国芸術研究院を経ての著述家、父・章伯………[もっと読む]

[評者]保阪正康(ノンフィクション作家)
[掲載]2010年05月23日
[ジャンル]アート・ファッション・芸能 国際 

高く手を振る日 [著]黒井千次

高く手を振る日 [著]黒井千次

■ときめきに満ちた高齢者の純愛 主人公の浩平は古希を過ぎた男。妻に先立たれ、未来のない行き止まり感に苛(さいな)まれている。古いトランクを片付けているとき、大学時代に同じゼミだった重子の写真を見………[もっと読む]

[評者]江上剛(作家)
[掲載]2010年05月23日
[ジャンル]文芸 

運命のボタン [著]リチャード・マシスン

運命のボタン [著]リチャード・マシスン

■死の13階段のよう、恐怖と快感 「横尾さんならどう書評するのか、興味がありますね」 「リチャード・マシスンってどんな作家なんですか?」 「まあ、ホラー文学ですね」 本書は、3月まで書評委員とし………[もっと読む]

[評者]横尾忠則(美術家)
[掲載]2010年05月23日
[ジャンル]文芸 

更年期少女 [著]真梨幸子 

更年期少女 [著]真梨幸子 

■大人になんかなりたくなかった ああ、「青い瞳のジャンヌ」!今から30年以上前に雑誌に連載されたマンガ(架空の)ですわよ。未完に終わったけれど、実は衝撃のラストがあったとか、作者は二人いたとか、………[もっと読む]

[評者]田中貴子(甲南大学教授)
[掲載]2010年05月23日
[ジャンル]文芸 

テロと殉教ー「文明の衝突」をこえて [著]ジル・ケペル

テロと殉教ー「文明の衝突」をこえて [著]ジル・ケペル

■災厄をもたらした、二つの大きな物語 私たちはさまざまな〈物語〉で世界を解釈しつつ日々を生きている。何かしらの〈物語〉が紡がれることなしに、私たちは自分の生きる世界について知りえない。それは個人………[もっと読む]

[評者]奥泉光(作家)
[掲載]2010年05月23日
[ジャンル]政治 社会 国際 

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