2010年10月31日の書評一覧

父を焼く―上野英信と筑豊 [著]上野朱 

父を焼く―上野英信と筑豊 [著]上野朱 

■人とまじわり酒酌み交わして 近年、若い研究者の間で雑誌「サークル村」への関心が高まっている。 この雑誌の創刊は1958年。谷川雁、森崎和江、上野英信らが編集委員に名を連ねた。 福岡県中間市を拠………[もっと読む]

[評者]中島岳志(北海道大学准教授・南アジア地域研究、政治思想史)
[掲載]2010年10月31日
[ジャンル]歴史 ノンフィクション・評伝 

死刑台から教壇へ―私が体験した韓国現代史 [著]康宗憲

死刑台から教壇へ―私が体験した韓国現代史 [著]康宗憲

■独裁の恐ろしさ 抗う人々の勇気  受験を最重要視するこの国の教育は、現代史をまともに教えない。日本史だってそう。まして、すぐお隣であっても、韓国の現代史であれば、なおさらだ。北朝鮮の独裁体制の………[もっと読む]

[評者]四ノ原恒憲(朝日新聞記者)
[掲載]2010年10月31日
[ジャンル]歴史 ノンフィクション・評伝 

グラハム・ベル空白の12日間の謎―今明かされる電話誕生の秘話 [著]セス・シュルマン

グラハム・ベル空白の12日間の謎―今明かされる電話誕生の秘話 [著]セス・シュルマン

■「歴史」は書き換えられるのか  グラハム・ベルの電話の発明物語は人類史上に名高く、ベルは人類に大きな恩恵をもたらした偉人として知られる。 ところが、実は、他人の発明を盗んだのかもしれない。まさ………[もっと読む]

[評者]辻篤子(本社論説委員)
[掲載]2010年10月31日
[ジャンル]科学・生物 ノンフィクション・評伝 

ガラスの煉獄―女刑務官あかね [著]壇上志保 

ガラスの煉獄―女刑務官あかね [著]壇上志保 

■知られざる女子刑務所の内実 〈超大型新人、ミステリ界に降臨〉〈受刑者が密(ひそ)かに発信した暗号文〉〈県警の絡む不可解な策動〉といった帯の惹句(じゃっく)は、刑務所を舞台にしたミステリーを思わ………[もっと読む]

[評者]逢坂剛(作家)
[掲載]2010年10月31日
[ジャンル]文芸 

熊―人類との「共存」の歴史 [著]ベルント・ブルンナー

熊―人類との「共存」の歴史 [著]ベルント・ブルンナー

■思索誘う、隔たりとかかわりと  「クマ襲撃」「大量出没」「クマ射殺される」……騒然とする日本の秋だが、熊との距離のとりかたがいまひとつ定まらない。 獰猛(どうもう)な野獣なのか。愛らしいプーさ………[もっと読む]

[評者]平松洋子(エッセイスト)
[掲載]2010年10月31日
[ジャンル]科学・生物 ノンフィクション・評伝 

6人の容疑者<上・下> [著]ヴィカース・スワループ 

6人の容疑者<上・下> [著]ヴィカース・スワループ 

■人生の変転に驚き アカデミー賞映画「スラムドッグ$ミリオネア」の原作者による小説ということで、これは、ぜひ読んでみなければなるまいと思った。映画が、もう、めちゃくちゃに面白かったからだ。ムンバ………[もっと読む]

[評者]江上剛(作家)
[掲載]2010年10月31日
[ジャンル]文芸 

梅棹忠夫、語る [著]梅棹忠夫 [聞き手]小山修三 

梅棹忠夫、語る [著]梅棹忠夫 [聞き手]小山修三 

■自前の目と足で、思想も「遊び」 生前、今西錦司さんと対談した際、「あんたは学者と違うさかいに今日は遺言のつもりで何でもしゃべるでえ」と言って今西弁の放談が始まったが、本書を読みながら梅棹さんと………[もっと読む]

[評者]横尾忠則(美術家)
[掲載]2010年10月31日
[ジャンル]ノンフィクション・評伝 

満洲の情報基地 ハルビン学院 [著]芳地隆之著 

満洲の情報基地 ハルビン学院 [著]芳地隆之著 

■ロシア専門家育成機関の実像描く 20世紀の歴史に翻弄(ほんろう)された日露(にちろ)協会学校(のちのハルビン学院)。これが素朴な読後感だが、この幹のもとにさまざまな枝葉がある。たとえば日本と革………[もっと読む]

[評者]保阪正康(ノンフィクション作家)
[掲載]2010年10月31日
[ジャンル]歴史 ノンフィクション・評伝 国際 

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