2010年12月12日の書評一覧

20世紀を語る音楽 1・2 [著]アレックス・ロス 

20世紀を語る音楽 1・2 [著]アレックス・ロス 

■時代の熱と鼓動伝える壮大な物語 いわゆる西洋クラシック音楽の世界で「現代音楽」というと、調性から脱した新ウィーン楽派以降の音楽をなんとなくそう呼んできたわけだが、しかし、それは百年も前の話なの………[もっと読む]

[評者]奥泉光(作家)
[掲載]2010年12月12日
[ジャンル]アート・ファッション・芸能 

神的批評 [著]大澤信亮 

神的批評 [著]大澤信亮 

■自己との対峙迫る「食べるとは」 私たちは皆、殺しながら生きている。生きるためには食べなければならない。食べることは殺すことである。生きることと殺すことは不可分の関係にある。 しかし、日常の私た………[もっと読む]

[評者]中島岳志(北海道大学准教授・南アジア地域研究、政治思想史)
[掲載]2010年12月12日
[ジャンル]人文 社会 

ブギの女王・笠置シヅ子―心ズキズキワクワクああしんど [著]砂古口早苗

ブギの女王・笠置シヅ子―心ズキズキワクワクああしんど [著]砂古口早苗

■自由と平和と解放の象徴だった  廃虚と化した焼け跡風景の中に、まるでCGによるSFパニック映画の一シーンのように大阪城だけがポツンと取り残されていた。終戦後、母に連れられて鶴橋の闇市に米を売り………[もっと読む]

[評者]横尾忠則(美術家)
[掲載]2010年12月12日
[ジャンル]アート・ファッション・芸能 ノンフィクション・評伝 

歌うクジラ 上・下 [著]村上龍 

歌うクジラ 上・下 [著]村上龍 

■壮絶な旅が紡ぐ、不老不死の近未来 本書を読みながら「イェーウトゥゴ」という言葉が時折頭をかすめた。西アフリカのある種族は「話をして夜の寂しさから人を解放する」ことをこの一語で表すという。夜の闇………[もっと読む]

[評者]鴻巣友季子(翻訳家、エッセイスト)
[掲載]2010年12月12日
[ジャンル]文芸 アート・ファッション・芸能 

策謀家チェイニー―副大統領が創った「ブッシュのアメリカ」 [著]バートン・ゲルマン 

策謀家チェイニー―副大統領が創った「ブッシュのアメリカ」 [著]バートン・ゲルマン 

■無制限の権力を求めた「仕掛け人」  原題は「アングラー」。釣り師という意味であり、シークレットサービスがチェイニー副大統領に付けたコードネーム。「仕掛け人」といったニュアンスであろうか。本書の………[もっと読む]

[評者]久保文明(東京大学教授)
[掲載]2010年12月12日
[ジャンル]政治 ノンフィクション・評伝 国際 

蜜姫村 [著]乾ルカ 

蜜姫村 [著]乾ルカ 

■秘境の異様な秘密に吸い寄せられ 人里離れた秘境の村に秘密がある。村ぐるみで長年それを守り続けている。ちょっとした偶然から、そこに迷い込んでしまった旅人が「なんだかおかしいな」と疑問をもって調べ………[もっと読む]

[評者]穂村弘(歌人)
[掲載]2010年12月12日
[ジャンル]文芸 

無縁社会―“無縁死”三万二千人の衝撃 [編著]NHK「無縁社会プロジェクト」取材班

無縁社会―“無縁死”三万二千人の衝撃 [編著]NHK「無縁社会プロジェクト」取材班

■細る家族縁、新しい「縁」の模索も  流行語ともなった、無縁社会、そして無縁死。無縁問題を取り上げたNHKスペシャルを見て「他人事(ひとごと)ではない」という不安を募らせた人は多く、もちろん私も………[もっと読む]

[評者]酒井順子(エッセイスト)
[掲載]2010年12月12日
[ジャンル]社会 ノンフィクション・評伝 

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