2011年02月27日の書評一覧

評伝オーロビンド [著]ピーター・ヒース

評伝オーロビンド [著]ピーター・ヒース

■近代の突破、普遍宗教に求める 20世紀初頭、インドの独立運動は大きな転機を迎えた。イギリスとの対話を重視した知識人に対し、即時の完全独立を要求する急進的なグループが現れた。彼らは大衆運動を重視………[もっと読む]

[評者]中島岳志(北海道大学准教授・南アジア地域研究、政治思想史)
[掲載]2011年02月27日
[ジャンル]人文 ノンフィクション・評伝 

ブーベ氏の埋葬 [著]ジョルジュ・シムノン

ブーベ氏の埋葬 [著]ジョルジュ・シムノン

■古き良きパリの風俗人情を活写 これは、メグレ警視シリーズ以外の、シムノンの普通小説の一つである。とはいえ、シムノンらしく事件があり、捜査も謎解きもあるので、ミステリーとして読んでも不都合はない………[もっと読む]

[評者]逢坂剛(作家)
[掲載]2011年02月27日
[ジャンル]文芸 

日露戦争と日本在外公館の“外国新聞操縦” [著]松村正義

日露戦争と日本在外公館の“外国新聞操縦” [著]松村正義

■対外宣伝活動、鋭敏な時代感覚 外国新聞操縦という耳慣れない語は、明治時代の外務省で用いられた「対外宣伝活動に関する用語」なのだという。この用語を軸にして、日露戦争下で日本の外務省は世界各国にあ………[もっと読む]

[評者]保阪正康(ノンフィクション作家)
[掲載]2011年02月27日
[ジャンル]歴史 国際 

あっぱれ!旅役者列伝 [著]橋本正樹

あっぱれ!旅役者列伝 [著]橋本正樹

■舞台の上も客席も熱く多様に 何やらセピア色めく「旅役者」という響きに惹(ひ)かれ、手に取った。誰にでも知られた名前ではない。でも、テレビの登場で、衰退の一途をたどった昭和30年代からの不振を抜………[もっと読む]

[評者]四ノ原恒憲(朝日新聞記者)
[掲載]2011年02月27日
[ジャンル]アート・ファッション・芸能 ノンフィクション・評伝 

銅像受難の近代 [著]平瀬礼太 

銅像受難の近代 [著]平瀬礼太 

■時代に揺れ動いた偉人像たちの運命 食べ物であれ建物であれ、何か一つの物だけを訪ねる旅をすると、その土地のことが思いのほか深く見えてくることがあります。同じように、一つの事物について徹底して探る………[もっと読む]

[評者]酒井順子(エッセイスト)
[掲載]2011年02月27日
[ジャンル]歴史 

迷える者の禅修行―ドイツ人住職が見た日本仏教 [著]ネルケ無方

迷える者の禅修行―ドイツ人住職が見た日本仏教 [著]ネルケ無方

■試練また試練、運命の先には 世の中には物好きというか命知らずの運命に挑戦する勇気ある人間がいるものだ。16歳で仏縁に出会い発心したドイツ人の若者が西洋の価値観と真反対の日本の禅寺に、道元禅師よ………[もっと読む]

[評者]横尾忠則(美術家)
[掲載]2011年02月27日
[ジャンル]人文 ノンフィクション・評伝 

失敗の効用 [著]外山滋比古 

失敗の効用 [著]外山滋比古 

■人生の達人が説く「時」の大切さ 今まで鶴見俊輔さんの『思い出袋』、加藤秀俊さんの『常識人の作法』と80歳を過ぎた方のエッセーを紹介してきた。今回、紹介するのも87歳の外山滋比古さんのエッセーだ………[もっと読む]

[評者]江上剛(作家)
[掲載]2011年02月27日
[ジャンル]文芸 ノンフィクション・評伝 

アーカイヴの病―フロイトの印象 [著]ジャック・デリダ

アーカイヴの病―フロイトの印象 [著]ジャック・デリダ

■破壊と再生もたらした両義性 フロイトについて語るデリダ。おなじみの精神分析批判かと思いきや、なにやら様子が違う。語られているのは、(直接には)フロイトについてでも精神分析についてでもない。テー………[もっと読む]

[評者]斎藤環(精神科医)
[掲載]2011年02月27日
[ジャンル]人文 

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