2011年04月17日の書評一覧

生きるってなんやろか? [著]石黒浩・鷲田清一

生きるってなんやろか? [著]石黒浩・鷲田清一

■心は見えへんっていうけれど 「心っていうのは、みんな見えへん見えへんっていうけど、心は見えるというところから出発したほうがいいんやないか、と思うの」 哲学者の鷲田が語っている。これはまるで、震………[もっと読む]

[評者]辻篤子(本社論説委員)
[掲載]2011年04月17日
[ジャンル]人文 

錯覚の科学 [著]C・チャブリス、D・シモンズ

錯覚の科学 [著]C・チャブリス、D・シモンズ

■日常生活にあふれる思い込み 著者は2人とも心理学者だが、本書は専門用語を極力避け、平易な表現を心がけているので、非常に読みやすい。 人は日常生活の中で、さまざまな錯覚に陥り、しばしば愚かな行為………[もっと読む]

[評者]逢坂剛(作家)
[掲載]2011年04月17日
[ジャンル]人文 

レーニンの墓 上・下―ソ連帝国最期の日々 [著]デイヴィッド・レムニック

レーニンの墓 上・下―ソ連帝国最期の日々 [著]デイヴィッド・レムニック

■共産主義思想の形骸化、克明に ソ連の社会主義体制が崩壊する時(1990年代初頭)、なんどかモスクワに赴いてロシア人の感慨を確かめたことがある。その折、共産党の中堅幹部が「我々は70年もレーニン………[もっと読む]

[評者]保阪正康(ノンフィクション作家)
[掲載]2011年04月17日
[ジャンル]人文 

山行記 [著]南木佳士

山行記 [著]南木佳士

 医師・作家の多忙で過酷な日々から極度の神経衰弱に陥り、うつ病になり、やがて50歳を過ぎてから山歩きを始めた著者が、若手医療者たちの誘いで北アルプス・笠ケ岳から槍ケ岳を1日で踏破する。そんなこと………[もっと読む]

[掲載]2011年04月17日
[ジャンル]ノンフィクション・評伝 

サラリーマン誕生物語 [著]原克

サラリーマン誕生物語 [著]原克

 サラリーマンといえば、背広、満員電車、短い昼休み、オフィスでは新しい機械にオロオロ……。近代都市に生きる「サラリーマン」のイメージの原型を昭和初期に求めてタイムトリップ。1936年の、架空の東………[もっと読む]

[掲載]2011年04月17日
[ジャンル]経済 社会 

葬式をしない寺―大阪・應典院の挑戦 [著]秋田光彦/ルポ 仏教、貧困・自殺に挑む [著]磯村健太郎

葬式をしない寺―大阪・應典院の挑戦 [著]秋田光彦/ルポ 仏教、貧困・自殺に挑む [著]磯村健太郎

■社会に開いて、「縁」の場再生 被災地でボランティア活動に取り組む僧侶から話を聞いた。彼は避難所を訪ね、心のケアに携わろうとした。彼が「精神的に辛(つら)い思いを抱えている人の相談役を引き受けた………[もっと読む]

[評者]中島岳志(北海道大学准教授・南アジア地域研究、政治思想史)
[掲載]2011年04月17日
[ジャンル]人文 ノンフィクション・評伝 新書 

縦横無尽の文章レッスン [著]村田喜代子

縦横無尽の文章レッスン [著]村田喜代子

■よい文、読んで味わい書いてみる 私は毎年、新入生にリポートの書き方や調べ物の仕方を教える授業を持っている。ところが、一通りのことを講義して、さあ、自分で文章を書いてみましょう、と告げるとき、た………[もっと読む]

[評者]田中貴子(甲南大学教授)
[掲載]2011年04月17日
[ジャンル]教育 

エイズを弄ぶ人々―疑似科学と陰謀説が招いた人類の悲劇 [著]セス・C・カリッチマン

エイズを弄ぶ人々―疑似科学と陰謀説が招いた人類の悲劇 [著]セス・C・カリッチマン

■放射能情報巡り混乱する前に 疑似科学を信ずる人々はいつの時代にもいる。「進化論はデタラメ」「アポロは月に行ってない」などなど。笑えるネタが大半だが、ホメオパシーのように命にかかわってくるとそう………[もっと読む]

[評者]斎藤環(精神科医)
[掲載]2011年04月17日
[ジャンル]人文 医学・福祉 

猫の散歩道 [著]保坂和志

猫の散歩道 [著]保坂和志

■風景が与える答え、小説の秘密 猫に対する著者の感情移入と一体化は感動的でさえある。自分の家の猫でもない野良の親子の不透明な生活に一喜一憂する保坂さん。道で目と目が合っただけの子猫の一夜の運命を………[もっと読む]

[評者]横尾忠則(美術家)
[掲載]2011年04月17日
[ジャンル]文芸 

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