2011年06月05日の書評一覧

移行化石の発見 [著]ブライアン・スウィーテク

移行化石の発見 [著]ブライアン・スウィーテク

 「移行化石」とは、生物種の進化の隙間をつなぐ中間形態の生物化石のこと。その不在は、ダーウィン進化論の「弱点」とされてきた。しかし本書によれば、ダーウィンの時代には発見されていなかった中間形態の………[もっと読む]

[掲載]2011年06月05日
[ジャンル]科学・生物 

ウェブ×ソーシャル×アメリカ―〈全球時代〉の構想力 [著]池田純一

ウェブ×ソーシャル×アメリカ―〈全球時代〉の構想力 [著]池田純一

■ウェブ思想の根底なす問いとは ウェブは透明で中立な媒体だ。そう信じている人が本書を読めば、ネット上の景色は一変するだろう。ウェブは中立どころではない。Google、Apple、Facebook………[もっと読む]

[評者]斎藤環(精神科医)
[掲載]2011年06月05日
[ジャンル]IT・コンピューター 新書 

知の広場―図書館と自由 [著]アントネッラ・アンニョリ

知の広場―図書館と自由 [著]アントネッラ・アンニョリ

■予期せぬ人・体験と出合う場 「すべてが欲しい、今すぐに欲しい」 情報でも映像でも音楽でも、そんな個人の欲求をネットがいとも簡単に満たしてくれる時代である。 図書館はいわばその対極にある不自由な………[もっと読む]

[評者]辻篤子(本社論説委員)
[掲載]2011年06月05日
[ジャンル]人文 

夫の彼女 [著]垣谷美雨

夫の彼女 [著]垣谷美雨

■体が入れ替わる主婦と派遣社員 人物が入れ替わる〈if〉ものは、小説、映画とも珍しくないが、本書もその一つ。 人妻が、夫の浮気の相手と話をつけようと、やり合っている最中に魔法使いが現れ、「相手の………[もっと読む]

[評者]逢坂剛(作家)
[掲載]2011年06月05日
[ジャンル]文芸 

もしもノンフィクション作家がお化けに出会ったら [著]工藤美代子

もしもノンフィクション作家がお化けに出会ったら [著]工藤美代子

■現代の怪異、戸惑いつつ語り部に 冒頭、「この世のルールを勝手に無視した妄想の世界」を語る「うさん臭い」人種に拒否反応する著者なのだが、本書を読み進めるうちに、ただの日常の一断片が彼女の妄想によ………[もっと読む]

[評者]横尾忠則(美術家)
[掲載]2011年06月05日
[ジャンル]文芸 

ヴァレンタインズ [著]オラフ・オラフソン

ヴァレンタインズ [著]オラフ・オラフソン

■人生の綻びの瞬間を端正に描く 不思議すぎる。なぜ、こんなに透明感のある、端正な物語が書けるのだろう。書いてある中身は辛いことなのに。 誰だって胸のなかに一つや二つ抱えている小さな秘密や不満が、………[もっと読む]

[評者]松永美穂(早稲田大学教授・ドイツ文学)
[掲載]2011年06月05日
[ジャンル]文芸 

ダンゴムシに心はあるのか―新しい心の科学 [著]森山徹

ダンゴムシに心はあるのか―新しい心の科学 [著]森山徹

■愉快な実験で示す斬新な定義 ダンゴムシ、見たことありますよね。ムシと呼ばれつつも、昆虫ではなくエビやカニの仲間。その証拠にゆでると赤くなる(試さないでね)。 大胆な本である。まず心とは何かずば………[もっと読む]

[評者]福岡伸一(青山学院大学教授・生物学)
[掲載]2011年06月05日
[ジャンル]科学・生物 新書 

資生堂という文化装置 1872—1945 [著]和田博文

資生堂という文化装置 1872—1945 [著]和田博文

■衣も食も、資料でたどる女性文化 今ほどファッション雑誌がなかった10代の頃、資生堂のPR誌「花椿」は私にとって憧れに満ちた存在だった。斬新な写真やテクストによって語られる最新の流行は、まだ口紅………[もっと読む]

[評者]田中貴子(甲南大学教授)
[掲載]2011年06月05日
[ジャンル]歴史 経済 

ユダヤ人大虐殺の証人ヤン・カルスキ [著]ヤニック・エネル、ホロコーストを知らなかったという嘘 [著]フランク・バヨール、ディータァ・ポール

ユダヤ人大虐殺の証人ヤン・カルスキ [著]ヤニック・エネル、ホロコーストを知らなかったという嘘 [著]フランク・バヨール、ディータァ・ポール

20世紀最大の病、深化した視点で  第二次大戦前後の史実解釈は着実に「同時代史」から「歴史」へと移行している。記憶や記録の時代から教訓(本質)をいかに汲(く)みとるかに重点が移っているということ………[もっと読む]

[評者]保阪正康(ノンフィクション作家)
[掲載]2011年06月05日
[ジャンル]歴史 ノンフィクション・評伝 

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