2011年09月11日の書評一覧

偏愛的数学 1驚異の数・2魅惑の図形 [著]A・S・ポザマンティエ、I・レーマン

偏愛的数学 1驚異の数・2魅惑の図形 [著]A・S・ポザマンティエ、I・レーマン

■世界が違って見える数の不思議 「偏愛的」数学とは、よくも名づけたものである。 本書は、こんな書き出しの訳者による序文から始まる。原題は「数学の驚異」とごくごく平凡で、「偏愛」なる表現はむろんな………[もっと読む]

[評者]辻篤子(本社論説委員)
[掲載]2011年09月11日
[ジャンル]科学・生物 

これが見納め―絶滅危惧の生きものたち、最後の光景 [著]ダグラス・アダムス、マーク・カーワディン

これが見納め―絶滅危惧の生きものたち、最後の光景 [著]ダグラス・アダムス、マーク・カーワディン

■絶滅危惧種をめぐる珍道中記 本書は、絶滅危惧種をめぐる珍道中記である。 スラプスティックSFの一大傑作『銀河ヒッチハイク・ガイド』の著者であるダグラス・アダムスが、動物学者マーク・カーワディン………[もっと読む]

[評者]斎藤環(精神科医)
[掲載]2011年09月11日
[ジャンル]科学・生物 

隠れていた宇宙 上・下 [著]ブライアン・グリーン

隠れていた宇宙 上・下 [著]ブライアン・グリーン

■別世界夢想する、先端物理の理論 あのとき別の選択をしていれば——人生は常に後悔に満ち、人は常にあり得たかもしれない別の世界を夢想する。そして星の彼方(かなた)や次元のひだの向こうに、その別世界………[もっと読む]

[評者]山形浩生(評論家)
[掲載]2011年09月11日
[ジャンル]科学・生物 

絵筆のナショナリズム―フジタと大観の〈戦争〉 [著]柴崎信三

絵筆のナショナリズム―フジタと大観の〈戦争〉 [著]柴崎信三

■2人の戦争画家、二つの人生 戦争画を描いた画家は何人もいたが、本書で槍玉(やりだま)に挙げられるのはその代表格藤田嗣治と横山大観だ。藤田の「国際派」に対して大観の「国粋派」。大同小異だが対比の………[もっと読む]

[評者]横尾忠則(美術家)
[掲載]2011年09月11日
[ジャンル]アート・ファッション・芸能 

画文集 炭鉱(ヤマ)に生きる―地の底の人生記録 [著]山本作兵衛

画文集 炭鉱(ヤマ)に生きる―地の底の人生記録 [著]山本作兵衛

■過酷な世界、たくましき生活力 北海道・夕張で炭鉱事故が相次いだ頃、何度か当地に入った。こっそり地底の切羽(きりは)(採炭現場)まで連れていってくれた坑夫がいた。取材者の私を泊めてくれた下請けの………[もっと読む]

[評者]後藤正治(ノンフィクション作家)
[掲載]2011年09月11日
[ジャンル]アート・ファッション・芸能 

猫の本棚 [著]木村衣有子 

猫の本棚 [著]木村衣有子 

■「猫」文学を通して見る人間たち たとえば、猫の前で小さなねずみのおもちゃを振ってみせる。猫は目を輝かせてじゃれついてくる。でも、と思う。生まれてから一度も本物のねずみを見たことのない彼は、果た………[もっと読む]

[評者]田中貴子(甲南大学教授)
[掲載]2011年09月11日
[ジャンル]文芸 

厳復(げんふく)―富国強兵に挑んだ清末思想家 [著]永田圭介

厳復(げんふく)―富国強兵に挑んだ清末思想家 [著]永田圭介

■中国で生きなかった近代思想 厳復――その偉大さを日本人にわかりやすく伝えるためか、本書の帯に「中国の福沢諭吉」の文字が躍る。トマス・ハクスリーの『進化と倫理』をはじめ、ハーバート・スペンサーの………[もっと読む]

[評者]楊逸(作家)
[掲載]2011年09月11日
[ジャンル]歴史 

水底フェスタ [著]辻村深月

水底フェスタ [著]辻村深月

 人口2千人ほどの山奥の村に住む高校生の湧谷広海は、村を捨てて東京でモデルになった織場由貴美と夏フェスの会場で出会い、やがて恋に落ちる。年の差は8歳。由貴美の帰郷の目的は村への報復だった。村長の………[もっと読む]

[掲載]2011年09月11日
[ジャンル]文芸 

再検討 教育機会の平等 [編]宮寺晃夫

再検討 教育機会の平等 [編]宮寺晃夫

 自由化、多様化などの教育改革で、教育機会の不平等と学力格差の拡大が進んでいるといわれる。平等の回復を求める声は強いが、そもそもなぜ平等でなければならないのか、「不平等」と「多様化」「個性」はど………[もっと読む]

[掲載]2011年09月11日
[ジャンル]教育 

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