2011年11月06日の書評一覧

スティーブ・ジョブズ(1・2) [著]ウォルター・アイザックソン

スティーブ・ジョブズ(1・2) [著]ウォルター・アイザックソン

■「天才」の生と死、いちはやく活写 本書を手に取る人で、スティーブ・ジョブズを知らない人はいないはず。過去十年以上、彼の各種製品はコンピューターや音楽流通、携帯電話のあり方を一変させ、社会現象に………[もっと読む]

[評者]山形浩生(評論家)
[掲載]2011年11月06日
[ジャンル]IT・コンピューター ノンフィクション・評伝 

加藤周一を読む―「理」の人にして「情」の人 [著]鷲巣力

加藤周一を読む―「理」の人にして「情」の人 [著]鷲巣力

■凝縮された人生、見事に分析 同時代の一著述家の評論や小説に生涯にわたって触れるというのは、自らの成長を確認するという意味でも極めて貴重だ。戦後社会にあって〈加藤周一〉の存在を羅針盤のように受け………[もっと読む]

[評者]保阪正康(ノンフィクション作家)
[掲載]2011年11月06日
[ジャンル]人文 ノンフィクション・評伝 

居場所の社会学―生きづらさを超えて [著]阿部真大

居場所の社会学―生きづらさを超えて [著]阿部真大

■ノスタルジーでない実践知 近年、若者や高齢者の「居場所」の重要性が頻繁に語られる。国家的再配分が強化されても、社会的に排除された人々が全て救われるわけではないからだ。孤独と承認の問題に対しては………[もっと読む]

[評者]中島岳志(北海道大学准教授・南アジア地域研究、政治思想史)
[掲載]2011年11月06日
[ジャンル]人文 社会 

これはペンです [著]円城塔

これはペンです [著]円城塔

■小説の可能性を広げる煌めき 小説は様々な主題を軸にして書かれる。それは恋愛であったり、暴力であったり、人生の夢や挫折であったりする。だが、多くの優れた小説が、それら多様な主題の裏側にもう一つの………[もっと読む]

[評者]奥泉光(作家)
[掲載]2011年11月06日
[ジャンル]文芸 

旅行く孫悟空―東アジアの西遊記 [著]磯部彰

旅行く孫悟空―東アジアの西遊記 [著]磯部彰

■日本ではカッパになった沙悟浄 中国の五大古典小説とされている『三国志演義』『西遊記』『水滸伝』『金瓶梅』『紅楼夢』。そのいずれも古くから日本に伝わった。翻訳本のほか、日本人好みの再創作、いわゆ………[もっと読む]

[評者]楊逸(作家)
[掲載]2011年11月06日
[ジャンル]人文 

エドガー・ソーテル物語 [著]デイヴィッド・ロブレスキー

エドガー・ソーテル物語 [著]デイヴィッド・ロブレスキー

■五感動員し味わう小説の醍醐味 アメリカ中西部を舞台とした少年と犬の物語……と思いきや、物語はいきなり釜山(プサン)の不気味な漢方薬局の場面から幕を開ける。謎めいた漢方医の予言的な言葉にひきこま………[もっと読む]

[評者]斎藤環(精神科医)
[掲載]2011年11月06日
[ジャンル]文芸 

流される [著]小林信彦

流される [著]小林信彦

■祖父への屈折した意識を淡々と 本編は『東京少年』『日本橋バビロン』に続く、自伝的長編の第三部に当たる。著者はここで、若いころ沖電気に在籍した母方の祖父、高宮信三を描こうと試みる。 思春期の一時………[もっと読む]

[評者]逢坂剛(作家)
[掲載]2011年11月06日
[ジャンル]文芸 社会 

職業は武装解除 [著]瀬谷ルミ子

職業は武装解除 [著]瀬谷ルミ子

■日本人だからこそできる貢献 紛争解決学、あるいは平和構築学という言葉をしばらく前から耳にするようになった。紛争地域に平和な日常を再構築するための理論や実践が、いま注目を集めている。国連がPKO………[もっと読む]

[評者]松永美穂(早稲田大学教授・ドイツ文学)
[掲載]2011年11月06日
[ジャンル]ノンフィクション・評伝 国際 

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