2011年12月18日の書評一覧

「僕のお父さんは東電の社員です」―小中学生たちの白熱議論! 3・11と働くことの意味 [編]毎日小学生新聞 [著]森達也

「僕のお父さんは東電の社員です」―小中学生たちの白熱議論! 3・11と働くことの意味 [編]毎日小学生新聞 [著]森達也

■根源を掘り起こす小学生の問いかけ 「突然ですが、僕のお父さんは東電の社員です。」 そんな書き出しの手紙が、毎日小学生新聞の編集部に届いた。送り主は小学6年生のゆうだい君。彼は、元毎日新聞論説委………[もっと読む]

[評者]中島岳志(北海道大学准教授・南アジア地域研究、政治思想史)
[掲載]2011年12月18日
[ジャンル]人文 

一般意志2.0―ルソー、フロイト、グーグル [著]東浩紀

一般意志2.0―ルソー、フロイト、グーグル [著]東浩紀

■政治の未来図を描き出す想像力 東浩紀、待望の新刊である。単著としては実に二年ぶり、思想を語る本としては四年ぶりだ。 本書の主張は実にシンプルだ。要するに未来の民主主義はツイッターやニコニコ生放………[もっと読む]

[評者]斎藤環(精神科医)
[掲載]2011年12月18日
[ジャンル]人文 

遺体―震災、津波の果てに [著]石井光太 

遺体―震災、津波の果てに [著]石井光太 

■死認める覚悟なくして復興なし あの大震災から9カ月たった。政府は「復興庁」を計画し、被災地でも復興への努力が重ねられている。だが、津波に襲われた海岸部では、今でも行方不明者の遺体捜索が行われて………[もっと読む]

[評者]田中貴子(甲南大学教授)
[掲載]2011年12月18日
[ジャンル]ノンフィクション・評伝 

結核と日本人―医療政策を検証する [著]常石敬一 

結核と日本人―医療政策を検証する [著]常石敬一 

■制圧計画の成否を鋭く問う 人気タレントが結核に感染して休養したニュースはまだ記憶に新しい。結核の集団感染も時折報じられる。実は、日本は先進国の中では際だって患者の多い結核の「中蔓延(まんえん)………[もっと読む]

[評者]辻篤子(本社論説委員)
[掲載]2011年12月18日
[ジャンル]医学・福祉 

歳月なんてものは [著]久世光彦

歳月なんてものは [著]久世光彦

■名優たちとの思い出、心の風景 名プロデューサー・演出家・作家として活躍した著者の、新聞や雑誌に掲載されたエッセーがまとめられた一冊。前半には、仕事で出会った名優たちとの思い出が綴(つづ)られて………[もっと読む]

[評者]松永美穂(早稲田大学教授・ドイツ文学)
[掲載]2011年12月18日
[ジャンル]文芸 

ジェントルマン [著]山田詠美

ジェントルマン [著]山田詠美

■様々な性と愛の形、凄絶な結末 抜群の容姿、優しくて立ち居振る舞いも優雅、その上勉強が出来、スポーツも堪能。自分の居場所を一番でなく、常に二番に据えておく加減の良いセンス。——そんなジェントルマ………[もっと読む]

[評者]楊逸(作家)
[掲載]2011年12月18日
[ジャンル]文芸 

幸せな未来は「ゲーム」が創る [著]ジェイン・マクゴニガル

幸せな未来は「ゲーム」が創る [著]ジェイン・マクゴニガル

■「現実を直す」世界観の大転換 ゲームは、現実逃避だとしてよく非難される。でも、善行や努力の報いが明確でない現実にくらべ、ゲーム界での善行はすぐに結果が見える。つまらない作業や勉強や共同作業もゲ………[もっと読む]

[評者]山形浩生(評論家)
[掲載]2011年12月18日
[ジャンル]IT・コンピューター 

見仏記 ぶらり旅篇 [著]いとうせいこう、みうらじゅん

見仏記 ぶらり旅篇 [著]いとうせいこう、みうらじゅん

■森羅万象を観賞する遊び心 日本国内はもちろんアジア各地にまで足を伸ばして仏像を鑑賞して回っては、いとうせいこうが文章を、みうらじゅんがイラストを描く「見仏記」の第一弾が出てから二十年、昨今の仏………[もっと読む]

[評者]奥泉光(作家)
[掲載]2011年12月18日
[ジャンル]アート・ファッション・芸能 

ぼくはお金を使わずに生きることにした [著]マーク・ボイル

ぼくはお金を使わずに生きることにした [著]マーク・ボイル

 イギリスに住むアイルランド出身の若者が、2008年11月から1年間の金なし生活をつづった。「金持ちでなくても環境に配慮した生活を送ることができるというのを証明する」のが目的だ。無料で譲り受けた………[もっと読む]

[掲載]2011年12月18日
[ジャンル]人文 

革新幻想の戦後史 [著]竹内洋

革新幻想の戦後史 [著]竹内洋

 1970年代までのキャンパスは、「左翼でなければインテリにあらず」という革新幻想が支配していた。そんな空気に違和感を抱いてきた42年生まれの著者が自分史とともに過去を見つめ直す。 敗戦感情には………[もっと読む]

[掲載]2011年12月18日
[ジャンル]歴史 

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