2012年01月22日の書評一覧

昭和切手少年  [著]泉麻人

昭和切手少年  [著]泉麻人

 昭和の一時期、切手は子どもの趣味の王様だった。漫画雑誌の広告やこぼれ話、懸賞賞品の常連でもあった。1956年生まれの著者が少年のころは、安藤(歌川)広重「月に雁(かり)」と菱川師宣(もろのぶ)………[もっと読む]

[掲載]2012年01月22日
[ジャンル]人文 

「科学的思考」のレッスン [著]戸田山和久

「科学的思考」のレッスン [著]戸田山和久

 「市民になりたくないなら科学を学ぶ必要なんか、さらさらない」。科学哲学を専門とする著者は、市民にとって必要なのは必ずしも「科学的知識」ではなく、「科学的思考」であると説く。理論や仮説はどのよう………[もっと読む]

[掲載]2012年01月22日
[ジャンル]科学・生物 

恋する原発 [著]高橋源一郎

恋する原発 [著]高橋源一郎

■正しさへの強迫観念、解毒するエロスの力 本書が文芸誌に一挙掲載された時、あまりのスピードに驚かされた。「あの日」から半年も経たずに震災をテーマとした小説が書かれるとは! 作家のインタビューを読………[もっと読む]

[評者]斎藤環(精神科医)
[掲載]2012年01月22日
[ジャンル]文芸 

福田恆存 思想の〈かたち〉―イロニー・演戯・言葉 [著]浜崎洋介

福田恆存 思想の〈かたち〉―イロニー・演戯・言葉 [著]浜崎洋介

■思想を生きた単独者の歩き方 これほど見事な福田恆存論を、私は知らない。ここには福田が表現しようとした論理の本質が、明確かつ繊細に描かれている。戦後言論界において、常に単独者として歩んだ福田の〈………[もっと読む]

[評者]中島岳志(北海道大学准教授・南アジア地域研究、政治思想史)
[掲載]2012年01月22日
[ジャンル]政治 人文 

見て見ぬふりをする社会 [著]マーガレット・ヘファーナン [訳]仁木めぐみ

見て見ぬふりをする社会 [著]マーガレット・ヘファーナン [訳]仁木めぐみ

■心理を分析、時代の見方説く 正義が退嬰(たいえい)化する社会を嘆くかに見える書だが、実はそうではない。見えないふりをする人間心理を具体的な事例や近年の脳科学、社会関係学、さらには史実解析などを………[もっと読む]

[評者]保阪正康(ノンフィクション作家)
[掲載]2012年01月22日
[ジャンル]人文 社会 

あやしい統計フィールドガイド―ニュースのウソの見抜き方 [著]ジョエル・ベスト [訳]林大

あやしい統計フィールドガイド―ニュースのウソの見抜き方 [著]ジョエル・ベスト [訳]林大

■見分けるポイント、実践的に 私たちの社会は、ありとあらゆる種類の数字で語られる。どんな種類の犯罪が増えているのか、どんな病気が増えているのか、あるいは、子どもの学力は? 人々の収入は? それが………[もっと読む]

[評者]辻篤子(本社論説委員)
[掲載]2012年01月22日
[ジャンル]社会 

執事とメイドの裏表―イギリス文化における使用人のイメージ [著]新井潤美

執事とメイドの裏表―イギリス文化における使用人のイメージ [著]新井潤美

■文芸作品に探る階級社会の文化 昨年、「家政婦のミタ」というドラマが大ヒットしたようだ。見ていなかったのが残念だが、宣伝ポスターに写った主人公の無表情な顔を眺めると、古いイギリス映画によく見る「………[もっと読む]

[評者]楊逸(作家)
[掲載]2012年01月22日
[ジャンル]歴史 社会 

箱根駅伝に賭けた夢―「消えたオリンピック走者」金栗四三がおこした奇跡 [著]佐山和夫

箱根駅伝に賭けた夢―「消えたオリンピック走者」金栗四三がおこした奇跡 [著]佐山和夫

■素朴な五輪が生み残した物語 100年前のストックホルム五輪は、日本が初参加したオリンピックである。マラソンを走ったのが東京高等師範学校(現筑波大学)の学生、金栗四三(かなくりしそう)。途中棄権………[もっと読む]

[評者]後藤正治(ノンフィクション作家)
[掲載]2012年01月22日
[ジャンル]ノンフィクション・評伝 

走れ!助産師ボクサー [著]富樫直美

走れ!助産師ボクサー [著]富樫直美

■仕事の傍ら世界に挑戦! 今年のロンドン・オリンピックから正式種目として採用される女子のボクシング。日本には、WBCやWBAなどに公認されている世界チャンピオンが何人もいるらしいが、本書の著者も………[もっと読む]

[評者]松永美穂(早稲田大学教授・ドイツ文学)
[掲載]2012年01月22日
[ジャンル]ノンフィクション・評伝 

アーティストのためのハンドブック [著]デイヴィッド・ベイルズ、テッド・オーランド [訳]野崎武夫

アーティストのためのハンドブック [著]デイヴィッド・ベイルズ、テッド・オーランド [訳]野崎武夫

■勇気を与える古典的なガイド 自分に才能はあるのか、商業主義に迎合していいのか、このまま芽が出なかったらどうしよう、空気を読むべきか、スランプからどう脱出すべきか、自分のやっていることに意味はあ………[もっと読む]

[評者]山形浩生(評論家)
[掲載]2012年01月22日
[ジャンル]アート・ファッション・芸能 

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