2013年01月06日の書評一覧

地球温暖化との闘い [著]ジェイムズ・ハンセン/10万年の未来地球史 [著]カート・ステージャ

地球温暖化との闘い [著]ジェイムズ・ハンセン/10万年の未来地球史 [著]カート・ステージャ

■原発事故より深刻か、適応も考えるべきか 地球温暖化についての話題が消えた。直接原因は大地震、津波、原発事故だろう。我々が一時に持ち得る関心は有限なのである。また、原発がほとんど停止している今、………[もっと読む]

[評者]川端裕人(作家)
[掲載]2013年01月06日
[ジャンル]科学・生物 

田中角栄―戦後日本の悲しき自画像 [著]早野透

田中角栄―戦後日本の悲しき自画像 [著]早野透

■「戦後」を映し出した政治家 田中角栄が世を去って20年がたつ。総理番、派閥番、地元の新潟支局勤務などを通してこの政治家に至近距離で接してきた元政治記者による評伝である。描いてきた角栄像に、より………[もっと読む]

[評者]後藤正治(ノンフィクション作家)
[掲載]2013年01月06日
[ジャンル]政治 

評伝 ジャン・デュビュッフェ―アール・ブリュットの探求者 [著]末永照和

評伝 ジャン・デュビュッフェ―アール・ブリュットの探求者 [著]末永照和

■芸術の使命は「壊乱」にあり ヴェネツィアに次ぐ世界最大級の国際展サンパウロ・ビエンナーレに1961年、フランス代表として招待出品の要請を受けたデュビュッフェはあっさり断った。理由は自国の国家宣………[もっと読む]

[評者]横尾忠則(美術家)
[掲載]2013年01月06日
[ジャンル]ノンフィクション・評伝 

戦後沖縄と米軍基地―「受容」と「拒絶」のはざまで [著]平良好利

戦後沖縄と米軍基地―「受容」と「拒絶」のはざまで [著]平良好利

■固定化を進めた奇妙な連携 沖縄の米軍基地問題には、多様な主体が絡まる。立場の異なる住民、沖縄の政治リーダー、日本政府、そしてアメリカ。複数の思惑が交錯する中、米軍基地は残存し、現在に至る。問題………[もっと読む]

[評者]中島岳志(北海道大学准教授・南アジア地域研究、政治思想史)
[掲載]2013年01月06日
[ジャンル]政治 

記念碑に刻まれたドイツ―戦争・革命・統一 [著]松本彰

記念碑に刻まれたドイツ―戦争・革命・統一 [著]松本彰

■共同体の記憶として何を残すか こつこつと自分の足で地道に歩いて調査し、記録したドイツとオーストリアの記念碑の数々。記念碑のカタログのようなたくさんの写真にまずは脱帽である。本書は記念碑という、………[もっと読む]

[評者]松永美穂(早稲田大学教授・ドイツ文学)
[掲載]2013年01月06日
[ジャンル]歴史 

われらが背きし者  [著]ジョン・ル・カレ

われらが背きし者  [著]ジョン・ル・カレ

■スパイ小説、語りに仕掛け オックスフォードの元教員ペリーは彼の恋人で弁護士のゲイルと訪れたカリブ海のリゾート地で、ロシア人の富豪ディマからテニスの試合を申し込まれる。だが、武装した護衛に守られ………[もっと読む]

[評者]小野正嗣(作家・明治学院大学准教授)
[掲載]2013年01月06日
[ジャンル]文芸 

伊藤野枝と代準介 [著]矢野寛治

伊藤野枝と代準介 [著]矢野寛治

■「奔放な恋の女」の真実に迫る こんなにも知的な美人、とは意外だった。 伊藤野枝、である。評者の知る野枝は、大正期の婦人運動家で、結婚を破棄して上野高等女学校の英語教師だった辻潤と同棲(どうせい………[もっと読む]

[評者]出久根達郎(作家)
[掲載]2013年01月06日
[ジャンル]ノンフィクション・評伝 

国を蹴った男 [著]伊東潤

国を蹴った男 [著]伊東潤

■敗者に焦点、力強い歴史短編集 時代小説の中でも、ある程度読者を選ぶ戦国ものの分野に、果敢に挑戦するのが本書の著者、伊東潤だ。すでに一度、『城を噛(か)ませた男』で直木賞の候補にもなり、その筆力………[もっと読む]

[評者]逢坂剛(作家)
[掲載]2013年01月06日
[ジャンル]歴史 

ものみな過去にありて [著]いがらしみきお

ものみな過去にありて [著]いがらしみきお

 『かむろば村へ』『I(アイ)』『羊の木』と、このところ話題作を連発している仙台市在住のマンガ家の、日記形式による自伝的エッセー集。過ぎ去った時への甘やかで切ない「あの感じ」がつづられる。 意外………[もっと読む]

[掲載]2013年01月06日
[ジャンル]文芸 

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