2013年02月10日の書評一覧

一四一七年、その一冊がすべてを変えた [著]スティーヴン・グリーンブラット

一四一七年、その一冊がすべてを変えた [著]スティーヴン・グリーンブラット

■教会も受容した死を超える快楽 イタリア・ルネサンスの大物が活躍する半世紀ほど前の15世紀初頭、教皇秘書として古典写本の蒐集(しゅうしゅう)翻訳に携わったポッジョ・ブラッチョリーニが、立場を逸脱………[もっと読む]

[評者]荒俣宏(作家)
[掲載]2013年02月10日
[ジャンル]ノンフィクション・評伝 

ハピネス [著]桐野夏生

ハピネス [著]桐野夏生

■微妙で複雑なママ友の世界 有紗は、3歳になる娘と江東区の巨大な埋め立て地に建つタワーマンションの29階に住んでいる若いママ。離婚を迫るメールが届いたきり、連絡を断った夫の俊平は、アメリカに単身………[もっと読む]

[評者]楊逸(作家)
[掲載]2013年02月10日
[ジャンル]文芸 

月―人との豊かなかかわりの歴史 [著]ベアント・ブルンナー

月―人との豊かなかかわりの歴史 [著]ベアント・ブルンナー

■多くの優れた芸術生み出す キース・ヘリングは恋人に呼び掛けるように月に想(おも)いを語り、それをTシャツに書いた。フェデリコ・フェリーニは映画「ボイス・オブ・ムーン」の中で月が自分を呼ぶ声を耳………[もっと読む]

[評者]横尾忠則(美術家)
[掲載]2013年02月10日
[ジャンル]人文 アート・ファッション・芸能 

セッシュウ!―世界を魅了した日本人スター・早川雪洲 [著]中川織江

セッシュウ!―世界を魅了した日本人スター・早川雪洲 [著]中川織江

■内助の功が支えた映画人生 先日亡くなられた大島渚監督が、この人を映画化すべく脚本を書いている。わが国初の国際スター・早川雪洲(せっしゅう)。「花はサクラ、男はセッシュー」とアメリカでもてはやさ………[もっと読む]

[評者]出久根達郎(作家)
[掲載]2013年02月10日
[ジャンル]人文 

リスクと向きあう [著]中西準子 /リスク化される身体 [著]美馬達哉

リスクと向きあう [著]中西準子 /リスク化される身体 [著]美馬達哉

■現場から大局から、問題提起 原発事故以降「放射線のリスク」が注目される。当然、それを減らしたいと願う。しかし、気をつけなければならないことがある。この世には様々なリスクがあり、あるものを抑え込………[もっと読む]

[評者]川端裕人(作家)
[掲載]2013年02月10日
[ジャンル]社会 

デイヴィッドの物語 [著]ゾーイ・ウィカム

デイヴィッドの物語 [著]ゾーイ・ウィカム

■闇の底から浮かび重なる声 舞台は、ネルソン・マンデラ釈放後の1991年の南アフリカ共和国である。おそらくこの国ほど文学が国民の〈声〉となることが困難な土地はないだろう。長年にわたって人種隔離(………[もっと読む]

[評者]小野正嗣(作家・明治学院大学准教授)
[掲載]2013年02月10日
[ジャンル]文芸 

Because I am a Girl―わたしは女の子だから [著]アーヴィン・ウェルシュほか

Because I am a Girl―わたしは女の子だから [著]アーヴィン・ウェルシュほか

■開発途上国の厳しい現実 青空をバックにいろんな肌の色の女の子たちが佇(たたず)んでいる表紙カバーを見て、可愛らしい声が詰まった短編集なのかな、と手に取った。でもここには、女の子というだけで差別………[もっと読む]

[評者]松永美穂(早稲田大学教授・ドイツ文学)
[掲載]2013年02月10日
[ジャンル]ノンフィクション・評伝 

百人一首で読み解く平安時代 [著]吉海直人

百人一首で読み解く平安時代 [著]吉海直人

■選ばれた理由の分析に説得力 百人一首といえば、とかく反射神経を競う早取り競技、という印象が強い。評者も学生時代、それにのめり込んだ口だが、歌そのものにも関心があって、研究書を読みあさったものだ………[もっと読む]

[評者]逢坂剛(作家)
[掲載]2013年02月10日
[ジャンル]歴史 

電子書籍を無名でも100万部売る方法 [著]ジョン・ロック

電子書籍を無名でも100万部売る方法 [著]ジョン・ロック

 著者は米アマゾンのサイトを利用して、電子書籍を100万部以上売った自費出版の作家。持ち込み原稿を「最悪」とあしらった出版業界に、一矢報いた実践報告だ。 その成功戦略はブログとツイッターを駆使し………[もっと読む]

[掲載]2013年02月10日
[ジャンル]ノンフィクション・評伝 

閉経記 [著]伊藤比呂美

閉経記 [著]伊藤比呂美

 『良いおっぱい 悪いおっぱい』の詩人は57歳になっても、相変わらずエネルギッシュだ。カリフォルニアと熊本を行き来しながら元気に生きる。「経血やしょぼしょぼしょぼと寂しそう」「婆(ばば)の乳垂れ………[もっと読む]

[掲載]2013年02月10日
[ジャンル]ノンフィクション・評伝 

ページトップへ戻る

ブック・アサヒ・コム サイトマップ