2013年09月29日の書評一覧

忘却のしかた、記憶のしかた―日本、アメリカ、戦争 [著]ジョン・W・ダワー

忘却のしかた、記憶のしかた―日本、アメリカ、戦争 [著]ジョン・W・ダワー

■日本学者として日、米、世界見直す 本書は、著者の主要な仕事のエッセンスを、自身による解題を付して、年代順に配列したものである。「ダワー入門」と呼んでもよい本だ。内容的にいえば、マッカーシズムの………[もっと読む]

[評者]柄谷行人(哲学者)
[掲載]2013年09月29日
[ジャンル]歴史 社会 国際 

シャルル・ドゴール―民主主義の中のリーダーシップへの苦闘 [著]渡邊啓貴

シャルル・ドゴール―民主主義の中のリーダーシップへの苦闘 [著]渡邊啓貴

■外交や歴史観、底部から分析 フランス人ジャーナリストとの対話で、彼がドゴールに批判的な言を吐いたのに応じて、私も日本に伝わるその偏狭さを冷たく論じたら、彼はいきなり激怒して、「日本人に彼の批判………[もっと読む]

[評者]保阪正康(ノンフィクション作家)
[掲載]2013年09月29日
[ジャンル]ノンフィクション・評伝 国際 

マチュピチュ探検記―天空都市の謎を解く [著]マーク・アダムス

マチュピチュ探検記―天空都市の謎を解く [著]マーク・アダムス

■漂う熱気、発見者の足跡たどる 広大な荒野を苦労して旅しても面白い物語を書くことは難しい。危機一髪の出来事なんてそうはないし、単調な風景をだらだら記述しても退屈なだけだ。だからこうした探検記には………[もっと読む]

[評者]角幡唯介(ノンフィクション作家・探検家)
[掲載]2013年09月29日
[ジャンル]国際 

那覇の市場で古本屋―ひょっこり始めた〈ウララ〉の日々 [著]宇田智子

那覇の市場で古本屋―ひょっこり始めた〈ウララ〉の日々 [著]宇田智子

■本を介して地に足をつける 8年ほど前、沖縄の版元ボーダーインクの方に、東京の版元で人文書を出す場合、初版3千部も珍しくないと話したら、驚愕(きょうがく)された。本土よりずっと小さく人口が少ない………[もっと読む]

[評者]内澤旬子(文筆家・イラストレーター)
[掲載]2013年09月29日
[ジャンル]文芸 

混浴と日本史 [著]下川耿史

混浴と日本史 [著]下川耿史

■みんなで楽しんでなにが悪い 古代から現代までの「混浴」の歴史を、文献にあたって詳しく解き明かしたのが本書だ。温泉の絵はがきなど、混浴を楽しむ人々の図版も多数掲載。 古来、日本では混浴が基本なの………[もっと読む]

[評者]三浦しをん(作家)
[掲載]2013年09月29日
[ジャンル]歴史 

炭素文明論―「元素の王者」が歴史を動かす [著]佐藤健太郎

炭素文明論―「元素の王者」が歴史を動かす [著]佐藤健太郎

■希少元素をめぐる人類の争い 炭素は人類にとってなくてはならない元素である。人類の存在はまさに炭素のもとでなりたっているとさえいっていい。たとえば人体から水分を除いた体重の半分は炭素によって占め………[もっと読む]

[評者]萱野稔人(津田塾大学教授・哲学)
[掲載]2013年09月29日
[ジャンル]科学・生物 

「山月記」はなぜ国民教材となったのか [著]佐野幹

「山月記」はなぜ国民教材となったのか [著]佐野幹

■教科書とは何か、問い直す 戦後高校に通ったほとんどの者が中島敦「山月記」を教材に国語の授業を受けた。教科書の最多掲載回数を誇り「国民教材」とまで呼ばれるそうだ。しかし教員である著者は、授業をし………[もっと読む]

[評者]川端裕人(作家)
[掲載]2013年09月29日
[ジャンル]文芸 人文 

未来の食卓―2035年 グルメの旅 [著]ジョシュ・シェーンヴァルド

未来の食卓―2035年 グルメの旅 [著]ジョシュ・シェーンヴァルド

■第二のサーモン、疑似肉… 20年後の消費者の舌と胃袋を満足させる食材は何か。著者はさまざまな食材開発に挑む研究者、市場関係者らを端から訪ね歩く。食にハイテクをもちこむことに抵抗感があった著者だ………[もっと読む]

[評者]原真人(本社編集委員)
[掲載]2013年09月29日
[ジャンル]科学・生物 

私の本棚 [編]新潮社

私の本棚 [編]新潮社

 読書家23人が本棚への思いをつづったエッセー集。えり抜いたコレクションへの愛情よりも、棚から床へあふれ出す蔵書の苦悩を吐露するほどに、語りは熱を帯びてくる。作家小野不由美さんは全蔵書が収まる本………[もっと読む]

[掲載]2013年09月29日
[ジャンル]文芸 

イーハトーブ・ガーデン―宮沢賢治が愛した樹木や草花 [著]赤田秀子

イーハトーブ・ガーデン―宮沢賢治が愛した樹木や草花 [著]赤田秀子

 宮沢賢治の詩や短歌、童話には約260種の草花と約120種の樹木が登場する。賢治の文語詩に取りくむ在野の研究者である著者は、そんな植物を市民農園で育てたり、賢治の原郷イーハトーブで撮影したりして………[もっと読む]

[掲載]2013年09月29日
[ジャンル]文芸 科学・生物 

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