2013年12月15日の書評一覧

ミッキーはなぜ口笛を吹くのか―アニメーションの表現史 [著]細馬宏通

ミッキーはなぜ口笛を吹くのか―アニメーションの表現史 [著]細馬宏通

■黒板の絵が動く、驚く創造の歴史 「世界で最初のアニメーション映画は」と始まる本書は「愉快な百面相」という3分の作品を紹介する。黒板にチョークで描かれる数々の顔が変化してゆく、と。 著者によれば………[もっと読む]

[評者]いとうせいこう(作家・クリエーター)
[掲載]2013年12月15日
[ジャンル]歴史 アート・ファッション・芸能 

ハンナ・アレント〈世界への愛〉 その思想と生涯 [著]中山元

ハンナ・アレント〈世界への愛〉 その思想と生涯 [著]中山元

■世界は他者とともに作るもの 先ごろマルガレーテ・フォン・トロッタ監督による映画も公開され、再評価の進むハンナ・アレント。政治哲学者として、またユダヤ人として、全体主義との数奇な格闘を余儀なくさ………[もっと読む]

[評者]水無田気流(詩人・社会学者)
[掲載]2013年12月15日
[ジャンル]人文 

売女の人殺し ボラーニョ・コレクション [著]ロベルト・ボラーニョ

売女の人殺し ボラーニョ・コレクション [著]ロベルト・ボラーニョ

■この世の夕暮れ、描き出す言葉 ロベルト・ボラーニョの小説を読んでいると、いつも強く感じさせられるのは、世界が終わっていっている、という印象である。終わりに向かっている、のではなくて、今まさに終………[もっと読む]

[評者]佐々木敦(批評家・早稲田大学教授)
[掲載]2013年12月15日
[ジャンル]文芸 ノンフィクション・評伝 

福島第一原発収束作業日記―3・11からの700日間 [著] ハッピー

福島第一原発収束作業日記―3・11からの700日間 [著] ハッピー

■混乱する現場の実態、赤裸々に 東電福島第一原発で働くベテランの下請け作業員である著者は、事故直後からツイッターでつぶやき続ける。いつしか原発について“本当のこと”を知りたい人々に支持され、フォ………[もっと読む]

[評者]原真人(本社編集委員)
[掲載]2013年12月15日
[ジャンル]政治 社会 

ミツバチの会議―なぜ常に最良の意思決定ができるのか [著] トーマス・D・シーリー

ミツバチの会議―なぜ常に最良の意思決定ができるのか [著] トーマス・D・シーリー

■多様な解答を探り、優れた結論へ コーネル大学で学科長をしている著者は教授会を極めて民主的に運営している。それはミツバチから学んだことなのだ。ではいったいどんな風にミツバチは社会を運営しているの………[もっと読む]

[評者]田中優子(法政大学教授・近世比較文化)
[掲載]2013年12月15日
[ジャンル]科学・生物 

ガガです、ガカの―ロシア未来派の裔ゲオルギイ・コヴェンチューク [著]片山ふえ

ガガです、ガカの―ロシア未来派の裔ゲオルギイ・コヴェンチューク [著]片山ふえ

■天と通じた芸術家、宿命の試練 ガガといえば歌手のレディー・ガガが有名だが本書のガガはロシアの現代画家で、子供のころ本名の発音が難しく、自らをガガと呼んだ。僕は本書で初めてガガなる作家の名と作品………[もっと読む]

[評者]横尾忠則(美術家)
[掲載]2013年12月15日
[ジャンル]人文 アート・ファッション・芸能 

箱根駅伝 青春群像 [著]佐藤三武朗

箱根駅伝 青春群像 [著]佐藤三武朗

■「日本精神」凝縮した総合芸術 「箱根駅伝」が、あと3週間足らずでやってくる。たとえ贔屓(ひいき)の大学がなくても、観(み)入ってしまうのはなぜだろう。そんな疑問に明快に答えを出してくれるのが本………[もっと読む]

[評者]水野和夫(日本大学教授・経済学)
[掲載]2013年12月15日
[ジャンル]ノンフィクション・評伝 

臨時軍事費特別会計―帝国日本を破滅させた魔性の制度 [著]鈴木晟

臨時軍事費特別会計―帝国日本を破滅させた魔性の制度 [著]鈴木晟

■内訳や実態解明への先導役 日中戦争開始後に近衛内閣のもとで、「臨時軍事費特別会計法」が公布された。わずか2条のこの法律は、その第1条で「支那事変ニ関スル臨時軍事費ノ会計ハ一般ノ歳入歳出ト区分シ………[もっと読む]

[評者]保阪正康(ノンフィクション作家)
[掲載]2013年12月15日
[ジャンル]歴史 政治 

私の暮らしかた [著]大貫妙子

私の暮らしかた [著]大貫妙子

 1973年にシュガー・ベイブを結成し、その後ソロ活動に移って40年。今年60歳になった著者の心構えは〈足りないものがあっても、今の暮らしは自分で選んできたものであると納得して生きる〉。2006………[もっと読む]

[掲載]2013年12月15日
[ジャンル]ノンフィクション・評伝 

知的障害と裁き―ドキュメント千葉東金事件 [著]佐藤幹夫

知的障害と裁き―ドキュメント千葉東金事件 [著]佐藤幹夫

 2008年に千葉県東金市で起きた女児殺害事件で、軽度の知的障害のある男性が逮捕された。弁護団は当初、無罪主張を掲げるが、主任弁護人が辞任して一転、起訴内容を認める。「知的障害と刑事司法」という………[もっと読む]

[掲載]2013年12月15日
[ジャンル]医学・福祉 ノンフィクション・評伝 

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