2014年02月09日の書評一覧

兵士たちの肉体 [著]パオロ・ジョルダーノ/イエロー・バード [著]ケヴィン・パワーズ

兵士たちの肉体 [著]パオロ・ジョルダーノ/イエロー・バード [著]ケヴィン・パワーズ

■日常と交錯する現代の戦争描く 戦争について、現実の戦場を体験した一介の兵士たちが残した証言の言葉が目に触れ、読まれ続けることは存外少ない。虐殺や災厄の被害者がそうであるように、経験があまりに生………[もっと読む]

[評者]小野正嗣(作家・明治学院大学准教授)
[掲載]2014年02月09日
[ジャンル]文芸 

ジェフ・ベゾス 果てなき野望―アマゾンを創った無敵の奇才経営者 [著]ブラッド・ストーン

ジェフ・ベゾス 果てなき野望―アマゾンを創った無敵の奇才経営者 [著]ブラッド・ストーン

■「顧客体験の優先」貪欲に追求 1994年創業、2000年に日本上陸した時、アマゾンは「オンライン書店」だった。それが今では、音楽、映画などのコンテンツ、衣料、家電、飲料、サプリまで、驚異的な拡………[もっと読む]

[評者]川端裕人(作家)
[掲載]2014年02月09日
[ジャンル]ノンフィクション・評伝 

誕生日を知らない女の子―虐待——その後の子どもたち [著]黒川祥子

誕生日を知らない女の子―虐待——その後の子どもたち [著]黒川祥子

■「根っこが張れる場所」を社会に 本書は虐待の後遺症を、事実をもって詳細に書いたドキュメンタリーである。 本書の最初に「一体どれほど、子どもの側に立って虐待を見ていたのだろう」という著者の述懐が………[もっと読む]

[評者]田中優子(法政大学教授・近世比較文化)
[掲載]2014年02月09日
[ジャンル]ノンフィクション・評伝 

殺人犯はそこにいる―隠蔽された北関東連続幼女誘拐殺人事件 [著]清水潔

殺人犯はそこにいる―隠蔽された北関東連続幼女誘拐殺人事件 [著]清水潔

■執念に満ちた取材で闇に迫る たいへんな問題作である。著者は桶川ストーカー事件で犯人を突き止め、警察の怠慢を暴いた記者。彼の嗅覚(きゅうかく)は栃木県足利市で1990年に起きた幼女誘拐殺人事件を………[もっと読む]

[評者]福岡伸一(青山学院大学教授・生物学)
[掲載]2014年02月09日
[ジャンル]ノンフィクション・評伝 

ナチュラル・ナビゲーション―道具を使わずに旅をする方法 [著]トリスタン・グーリー

ナチュラル・ナビゲーション―道具を使わずに旅をする方法 [著]トリスタン・グーリー

■自然の摂理、理解するための知恵 最近の探検界では現代機器に頼らず自然物を利用して旅をするのが好まれている。有名なポリネシア人の伝統航海術のように、機械化される以前の人類が保持していた身体知を駆………[もっと読む]

[評者]角幡唯介(ノンフィクション作家・探検家)
[掲載]2014年02月09日
[ジャンル]社会 

座談の思想 [著]鶴見太郎

座談の思想 [著]鶴見太郎

■魅力引き出す優れた「しきり」 「だらだら書いてから字数調整するのは素人よ。私なんか書き終えたときには字数がぴったり合っている。プロだから」。そう平然とのたまう作家に会って、縮こまったことがある………[もっと読む]

[評者]鷲田清一(大谷大学教授・哲学)
[掲載]2014年02月09日
[ジャンル]文芸 

ロングウォーク―爆発物処理班のイラク戦争とその後 [著]ブライアン・キャストナー

ロングウォーク―爆発物処理班のイラク戦争とその後 [著]ブライアン・キャストナー

■恐怖と後遺症の終わりなき日々 スーサイドボム(自爆)という言葉を聞くたびに、これまで抱いていたイメージとは違うきつさが、昨今の爆発物処理の現場にあるのだろうと、漠然と思っていたが、予想を上回る………[もっと読む]

[評者]内澤旬子(文筆家・イラストレーター)
[掲載]2014年02月09日
[ジャンル]ノンフィクション・評伝 国際 

世界一素朴な質問、宇宙一美しい答え [著]ジェンマ・エルウィン・ハリス

世界一素朴な質問、宇宙一美しい答え [著]ジェンマ・エルウィン・ハリス

■自分だったらどう答えるだろう 子どもたちが投げかけた100個の質問に、各界の専門家(チョムスキー、ドーキンスなど、超豪華!)がまじめに、ときにユーモアを交えて回答した本。「自分だったらどう答え………[もっと読む]

[評者]三浦しをん(作家)
[掲載]2014年02月09日
[ジャンル]教育 人文 

香夜 [著]高樹のぶ子

香夜 [著]高樹のぶ子

 死ぬ前に、決着をつけないといけない相手がいる。たとえ相手が生者ではなくても思いを遂げようとする。それが、この物語の主人公・流奈(るな)。 愛してしまったために、流奈の心と体を傷つけた男との再会………[もっと読む]

[掲載]2014年02月09日
[ジャンル]文芸 

幸せのメカニズム [著]前野隆司

幸せのメカニズム [著]前野隆司

 アリストテレスの昔から、幸福について考えるのは哲学の領域だった。本書では、ロボット学者が理系のアプローチで、先哲を悩ませてきた難問に挑む。 工学者らしく、ものごとが働く仕組みを単純化して考える………[もっと読む]

[掲載]2014年02月09日
[ジャンル]人文 新書 

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