2014年03月02日の書評一覧

〈世界史〉の哲学 東洋篇 [著]大澤真幸

〈世界史〉の哲学 東洋篇 [著]大澤真幸

■贈与の論理で解く西洋と東洋の違い 「世界史」と聞くと広大すぎて難しそう、と思うかも知れない。そこに「哲学」なのだから敬遠される題名だ。しかし、それではもったいないくらい面白い。 なぜヨーロッパ………[もっと読む]

[評者]田中優子(法政大学教授・近世比較文化)
[掲載]2014年03月02日
[ジャンル]歴史 人文 国際 

ラヴ・レター [著]小島信夫

ラヴ・レター [著]小島信夫

■この相変わらずの新しさは何だ 第三の新人、という言葉をあえてここで使おう。日本文学史における分類としてではない。七十を過ぎ、八十九歳までに書かれた小島信夫の単行本未収録短編を読みながら、この相………[もっと読む]

[評者]いとうせいこう(作家・クリエーター)
[掲載]2014年03月02日
[ジャンル]文芸 

「おネエことば」論 [著]クレア・マリィ

「おネエことば」論 [著]クレア・マリィ

■規範の刷新 いやーン、楽しみ♥ 今や、メディアを席巻する「おネエ」な人たち。女装していてもいなくても、みな現実の女性を超えた女性らしさを醸し、ときにズバッと辛口コメントをするのが定番だ。彼………[もっと読む]

[評者]水無田気流(詩人・社会学者)
[掲載]2014年03月02日
[ジャンル]人文 アート・ファッション・芸能 

グローバリゼーション・パラドクス―世界経済の未来を決める三つの道 [著]ダニ・ロドリック

グローバリゼーション・パラドクス―世界経済の未来を決める三つの道 [著]ダニ・ロドリック

■破綻した「信じがたい仮説」 先日、米連邦準備制度理事会が公開した2008年の議事録によれば、金融グローバリゼーション推進の舵(かじ)取りを任されていたバーナンキ議長(当時)はリーマン・ショック………[もっと読む]

[評者]水野和夫(日本大学教授・経済学)
[掲載]2014年03月02日
[ジャンル]経済 国際 

種痘伝来―日本の〈開国〉と知の国際ネットワーク [著]アン・ジャネッタ

種痘伝来―日本の〈開国〉と知の国際ネットワーク [著]アン・ジャネッタ

■日蘭交流で瞬く間に受け入れ 江戸の蘭方(らんぽう)医がジェンナー式種痘を導入するまでのドラマを、海外からの視点で検証していく点に鮮度が感じられる一冊。牛の病とされた「牛痘(ぎゅうとう)」が、乳………[もっと読む]

[評者]荒俣宏(作家)
[掲載]2014年03月02日
[ジャンル]人文 

滅亡へのカウントダウン―人口大爆発とわれわれの未来』(上・下) [著]アラン・ワイズマン

滅亡へのカウントダウン―人口大爆発とわれわれの未来』(上・下) [著]アラン・ワイズマン

■「人類が存続できる世界」とは いま世界の人口は200年前の7倍の70億人。今世紀中には100億人超となる。食物連鎖の頂点にいる人類はますます生息領域を広げ、地球から資源をしぼり取ろうとしている………[もっと読む]

[評者]原真人(本社編集委員)
[掲載]2014年03月02日
[ジャンル]社会 ノンフィクション・評伝 国際 

父 吉田健一 [著]吉田暁子

父 吉田健一 [著]吉田暁子

■悲しみに縁どられ、より輝く 吉田健一の娘・暁子による父が描かれる。われわれの知らない父・健一の新しい顔が見えたというより、父の文学自体が、少し違ったニュアンスを帯びて見えてくるような新鮮さがあ………[もっと読む]

[評者]隈研吾(建築家・東京大学教授)
[掲載]2014年03月02日
[ジャンル]人文 

ニクソンとキッシンジャー―現実主義外交とは何か [著]大嶽秀夫

ニクソンとキッシンジャー―現実主義外交とは何か [著]大嶽秀夫

■仔細な分析で指導者像問い直す ニクソンとキッシンジャーが、アメリカ政治を動かしたのは1969年から74年までの5年半ほどである。この間に、デタント政策を成功させ、米中和解を進め、ベトナム戦争終………[もっと読む]

[評者]保阪正康(ノンフィクション作家)
[掲載]2014年03月02日
[ジャンル]ノンフィクション・評伝 国際 

美術は地域をひらく―大地の芸術祭10の思想 [著]北川フラム

美術は地域をひらく―大地の芸術祭10の思想 [著]北川フラム

 著者は、新潟県南部、昔の妻有郷などで開かれてきた「大地の芸術祭」を手がける美術ディレクター。最初は役所からも住民からも「現代美術なんか」という反発が強かった。それが人と人がぶつかり、作品が形に………[もっと読む]

[掲載]2014年03月02日
[ジャンル]アート・ファッション・芸能 

 「沖縄シマ豆腐」物語 [著]林真司

「沖縄シマ豆腐」物語 [著]林真司

 「野武士のごとき剛健なる豆腐である」。民俗学者柳田国男は沖縄の郷土食、島豆腐をそう評したそうな。何しろ1丁1キロ。本土の豆腐の3倍近くて、持ち重りずっしり。大豆をすり潰した汁を煮る前に、生の状………[もっと読む]

[掲載]2014年03月02日
[ジャンル]歴史 人文 

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