2014年06月08日の書評一覧

スノーデンファイル [著]ルーク・ハーディング / 暴露 [著]グレン・グリーンウォルド

スノーデンファイル [著]ルーク・ハーディング / 暴露 [著]グレン・グリーンウォルド

■自由の国揺るがす、諜報機関の暴走 諜報(ちょうほう)機関員のイメージは中年女たらしのジェームズ・ボンドや引退間際の英国紳士スマイリーに代表されてきたが、エージェントの主な活躍舞台がIT世界にな………[もっと読む]

[評者]島田雅彦(作家・法政大学教授)
[掲載]2014年06月08日
[ジャンル]政治 社会 

人類5万年 文明の興亡―なぜ西洋が世界を支配しているのか [著]イアン・モリス

人類5万年 文明の興亡―なぜ西洋が世界を支配しているのか [著]イアン・モリス

■決め手は、時々の地理的条件 英国の歴史学者ホブズボームは20世紀を「極端な世紀」と名付け、「8千年の歴史の終わり」と位置付けたが、本書を読むと前世紀は「狂気の世紀」だと思えるし、人類に100年………[もっと読む]

[評者]水野和夫(日本大学教授・経済学)
[掲載]2014年06月08日
[ジャンル]歴史 

素顔の孫文―国父になった大ぼら吹き [著]横山宏章

素顔の孫文―国父になった大ぼら吹き [著]横山宏章

■歴史を動かした革命家の実像 三民主義を掲げ、辛亥革命をリードした近代中国の国父孫文。日本の歴史の教科書にも威厳のある口ひげを蓄えて登場するこの偉人が、実は大言壮語ばかりする困った人物だったらし………[もっと読む]

[評者]角幡唯介(ノンフィクション作家・探検家)
[掲載]2014年06月08日
[ジャンル]歴史 政治 

南方熊楠の見た夢―パサージュに立つ者 [著]唐澤太輔

南方熊楠の見た夢―パサージュに立つ者 [著]唐澤太輔

■「境なき男」の柔らかな肖像 熊楠が取り組んだ領域は膨大だ。ゆえに今まで研究書等を読むと、かえってとりとめないことがあった。全部合わせるとほとんど一人の人間に思えなかったことすらある。 いや。熊………[もっと読む]

[評者]赤坂真理(作家)
[掲載]2014年06月08日
[ジャンル]ノンフィクション・評伝 

神と肉―日本の動物供犠 [著]原田信男

神と肉―日本の動物供犠 [著]原田信男

■米の豊作を願い捧げられた命 肉が好きだ。しかし、日本では明治になるまで、ほぼ肉食はしなかったと聞いたことがあり、「すみません、動物をばくばく食べちゃって」と少々うしろめたく思っていた。 だが本………[もっと読む]

[評者]三浦しをん(作家)
[掲載]2014年06月08日
[ジャンル]社会 

鄙への想い  [著]田中優子 / 鄙の宿 [著]W・G・ゼーバルト

鄙への想い  [著]田中優子 / 鄙の宿 [著]W・G・ゼーバルト

■自然と結びつけ思念を生む場 「鄙」といういささか意味深い語を用いた両書にふれて、知的な広がりを実感する。もともとの意味は単に田舎を指すのだが、田中書は「鄙の本当の存在理由は人を自然界に結びつけ………[もっと読む]

[評者]保阪正康(ノンフィクション作家)
[掲載]2014年06月08日
[ジャンル]人文 社会 

寄生虫なき病 [著]モイセズ・ベラスケス=マノフ

寄生虫なき病 [著]モイセズ・ベラスケス=マノフ

■腸内微生物、退治が招く諸症状 寄生虫を身体に入れ、自己免疫疾患やアレルギー疾患を治す。一見突飛(とっぴ)に思える方法を入り口に、アトピーやぜんそく、膠原病(こうげんびょう)、がん、うつ病など文………[もっと読む]

[評者]内澤旬子(文筆家・イラストレーター)
[掲載]2014年06月08日
[ジャンル]医学・福祉 

おいしそうな草 [著]蜂飼耳

おいしそうな草 [著]蜂飼耳

■言葉に内在する力を見つめる 言葉は文字通り言の葉。豊かで目に鮮やかな表象が、「葉」の字を当てさせたのだろうか。だが、筆者はあえて「草」を選ぶ。その低い視線は、通常視界に入らないものを、丹念にと………[もっと読む]

[評者]水無田気流(詩人・社会学者)
[掲載]2014年06月08日
[ジャンル]人文 

生きづらさの自己表現 アートによってよみがえる「生」 [著]藤澤三佳

生きづらさの自己表現 アートによってよみがえる「生」 [著]藤澤三佳

 統合失調症、強迫神経症、親の虐待による社会不安障害……生きにくい事情を抱えた人が絵画や映像を制作することで生きる意欲を取り戻していくさまを、多くの図版とともにたどる。露頭する葛藤、傷の奥の肉質………[もっと読む]

[掲載]2014年06月08日
[ジャンル]人文 

トップ記事は、月に人類発見!―十九世紀、アメリカ新聞戦争 [著]マシュー・グッドマン

トップ記事は、月に人類発見!―十九世紀、アメリカ新聞戦争 [著]マシュー・グッドマン

 1833年当時、ニューヨークでも新聞の購読は上流階級のぜいたくで、最も売れる新聞の発行部数は4500部だったという。それをわずか数年でひとケタ跳ね上げたのは、超高性能の望遠鏡によって月に知的な………[もっと読む]

[掲載]2014年06月08日
[ジャンル]人文 ノンフィクション・評伝 

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