2014年06月15日の書評一覧

江戸・東京の都市史——近代移行期の都市・建築・社会 [著]松山恵

江戸・東京の都市史——近代移行期の都市・建築・社会 [著]松山恵

■地図や図面からあぶり出す歴史 明治維新によって、京都にいた天皇は東京に移動し、将軍がいなくなった江戸城は東京城、そして皇城と改称され、東京遷都が実現された——私たちは、江戸から東京への変遷を、………[もっと読む]

[評者]原武史(放送大学教授・政治思想史)
[掲載]2014年06月15日
[ジャンル]歴史 社会 

王朝小遊記 [著]諸田玲子

王朝小遊記 [著]諸田玲子

■「ホンモノの平安人」の冒険活劇 少し前までは、テレビをつければどこかで時代劇を放映していて、舞台はほとんどが江戸時代であった。古文書、物語、歌舞伎に浮世絵。残された情報が豊富なので、江戸社会を………[もっと読む]

[評者]本郷和人(東京大学教授・日本中世史)
[掲載]2014年06月15日
[ジャンル]歴史 人文 

壽屋コピーライター 開高健 [著]坪松博之

壽屋コピーライター 開高健 [著]坪松博之

■庶民を代弁し簡潔に時代を貫く やっぱり最後は開高健という本好きは少なくないと思う。釣り、酒、旅に酔った自由な生き方。そこから生まれるズドンと腹に堪(こた)える言葉の数々。同じ文筆でメシを食って………[もっと読む]

[評者]角幡唯介(ノンフィクション作家・探検家)
[掲載]2014年06月15日
[ジャンル]人文 社会 

幻想のジャンヌ・ダルク——中世の想像力と社会 [著]コレット・ボーヌ

幻想のジャンヌ・ダルク——中世の想像力と社会 [著]コレット・ボーヌ

■中世の終わりを刻印した乙女 1430年5月、ジャンヌ・ダルクは仏コンピエーニュ郊外でイギリス=ブルゴーニュ派の手に落ち、翌年5月、英国支配下の仏ルーアンで異端裁判を受け火刑に処された。しかし、………[もっと読む]

[評者]水野和夫(日本大学教授・経済学)
[掲載]2014年06月15日
[ジャンル]歴史 社会 

テキヤはどこからやってくるのか?——露店商いの近現代を辿る [著]厚香苗

テキヤはどこからやってくるのか?——露店商いの近現代を辿る [著]厚香苗

■洗練された相互扶助のシステム 神社の縁日などで露店を連ね、綿あめやタコ焼きを売る「テキヤさん」。わくわくするようなムードを運んできてくれる、お祭りには欠かせない存在である。 かれらはいったい、………[もっと読む]

[評者]三浦しをん(作家)
[掲載]2014年06月15日
[ジャンル]人文 社会 

アメリカの家庭と住宅の文化史——家事アドバイザーの誕生 [著]サラ・A・レヴィット

アメリカの家庭と住宅の文化史——家事アドバイザーの誕生 [著]サラ・A・レヴィット

■「家庭を作る」行為を掘り下げる メディアでお馴染(なじ)みの、暮らしを美しく演出する「家事アドバイザー」。この職業には、アメリカ生活文化史との深い関わりがあったのだ。本書は、1850年から19………[もっと読む]

[評者]水無田気流(詩人・社会学者)
[掲載]2014年06月15日
[ジャンル]歴史 社会 

謝るなら、いつでもおいで [著]川名壮志

謝るなら、いつでもおいで [著]川名壮志

■二重の立場、悩み揺れる記者 本書の題材は、10年前に起きた「佐世保・小6同級生殺害事件」。被害者は、著者の上司である新聞社支局長の娘だった。本書は「衝撃の真実を追う」といった性格の本ではない。………[もっと読む]

[評者]荻上チキ(「シノドス」編集長・評論家)
[掲載]2014年06月15日
[ジャンル]社会 

これを語りて日本人を戦慄せしめよ——柳田国男が言いたかったこと [著]山折哲雄

これを語りて日本人を戦慄せしめよ——柳田国男が言いたかったこと [著]山折哲雄

■人間苦追う「経世済民」の人 経済効率が至上となったこの国で、忘れられたのは、「経済」というまさにその語が、「経世済民(世を経〈おさ〉め民を済〈すく〉う)」の略だったことではないだろうか? 法制………[もっと読む]

[評者]赤坂真理(作家)
[掲載]2014年06月15日
[ジャンル]人文 

貘の檻 [編]道尾秀介

貘の檻 [編]道尾秀介

 嫌な夢を見た時、夢で良かったと思う。しかしそれは本当に夢だったのだろうか。作品ごとに作風を変えてきた作家の、8年ぶりの書き下ろし長編。幻想と仕掛けで楽しませるミステリー。 主人公の男は失職し、………[もっと読む]

[掲載]2014年06月15日
[ジャンル]人文 

文芸誌編集実記 [編]寺田博

文芸誌編集実記 [編]寺田博

 1961年秋、河出書房新社に入った著者は坂本一亀編集長の下で復刊された雑誌「文藝」で、文芸誌編集者を始める。初めは編集長の指示で、やがて自身で企画を立て、執筆者に会い、原稿を依頼し、受け取る。………[もっと読む]

[掲載]2014年06月15日
[ジャンル]文芸 

ページトップへ戻る

ブック・アサヒ・コム サイトマップ