2014年07月20日の書評一覧

身体巡礼 ドイツ・オーストリア・チェコ編 [著]養老孟司

身体巡礼 ドイツ・オーストリア・チェコ編 [著]養老孟司

■連続していた生死、共同体消えて分節 こんなグロテスクな死体の処理があったのかと、驚かされ、背筋が寒くなった。ドライな火葬方法に慣れた現代日本人にはショックの連続である。ヨーロッパを代表する貴族………[もっと読む]

[評者]隈研吾(建築家・東京大学教授)
[掲載]2014年07月20日
[ジャンル]医学・福祉 社会 

短編を七つ、書いた順/ミッキーは谷中で六時三十分 [著]片岡義男

短編を七つ、書いた順/ミッキーは谷中で六時三十分 [著]片岡義男

■人生の一場面、鮮やかに切り取る 片岡義男の筆にかかると、東京は、まるで外国の都市みたいに見えてくる。登場人物は皆、几帳面(きちょうめん)に姓と名を持たされており、女性の多くは下の呼び名がカタカ………[もっと読む]

[評者]佐々木敦(批評家・早稲田大学教授)
[掲載]2014年07月20日
[ジャンル]文芸 

街の人生 [著]岸政彦

街の人生 [著]岸政彦

■優しく聞きとる、隣人の生活史 著者の岸政彦は、前著『同化と他者化』において、丁寧な聞き取りと見事な分析で戦後沖縄の社会を浮き彫りにした、いま最も注目すべき社会学者だ。最新作『街の人生』は、実に………[もっと読む]

[評者]荻上チキ(「シノドス」編集長・評論家)
[掲載]2014年07月20日
[ジャンル]社会 

エラスムス 人文主義の王者 [著]沓掛良彦

エラスムス 人文主義の王者 [著]沓掛良彦

■現代を予見した「もの書く男」 エラスムスはルターとの対比で語られることが多い。行動派で勇猛果敢な後者に対して、前者は思索的で優柔不断な人と、どちらかといえばエラスムスに分が悪い。しかし、本書を………[もっと読む]

[評者]水野和夫(日本大学教授・経済学)
[掲載]2014年07月20日
[ジャンル]社会 

サルなりに思い出す事など 神経科学者がヒヒと暮らした奇天烈な日々 [著]ロバート・M・サポルスキー

サルなりに思い出す事など 神経科学者がヒヒと暮らした奇天烈な日々 [著]ロバート・M・サポルスキー

■アフリカとの裸のつきあい ケニヤの森で20年以上にわたりヒヒの群れを観察した神経科学者の回想録だ。裏表紙にある「抱腹絶倒のノンフィクション」という謳(うた)い文句は看板倒れではない。ニヤニヤ笑………[もっと読む]

[評者]角幡唯介(ノンフィクション作家・探検家)
[掲載]2014年07月20日
[ジャンル]科学・生物 社会 

ファストファッション クローゼットの中の憂鬱 [著]エリザベス・L・クライン

ファストファッション クローゼットの中の憂鬱 [著]エリザベス・L・クライン

■現代社会の消費文化の縮図 今や私たちの日常生活を覆い尽くしている、「ファスト」な消費文化。規模の拡大と、時間やコストの削減を至上命令として、その伸展は留(とど)まることを知らない。とりわけ目を………[もっと読む]

[評者]水無田気流(詩人・社会学者)
[掲載]2014年07月20日
[ジャンル]社会 

SFを実現する 3Dプリンタの想像力 [著]田中浩也

SFを実現する 3Dプリンタの想像力 [著]田中浩也

■社会の凝りや澱がほぐされる タイトルの「SF」は、通常の「サイエンス・フィクション」に、「ソーシャル・ファブリケーション」という新しい意味がかけられている。社会を組み換える、鋳掛け直す、という………[もっと読む]

[評者]佐倉統(東京大学大学院情報学環長・科学技術社会論)
[掲載]2014年07月20日
[ジャンル]科学・生物 社会 

音楽の進化史 [著]ハワード・グッドール

音楽の進化史 [著]ハワード・グッドール

■洗練への過程、謎解きの面白さ 古代の骨笛からボーカロイドまで、洞窟での宗教儀礼からiTunesまで、偶然の発見や複雑な体系化を経て、音楽は紆余曲折(うよきょくせつ)の進化の道筋を辿(たど)って………[もっと読む]

[評者]島田雅彦(作家・法政大学教授)
[掲載]2014年07月20日
[ジャンル]歴史 人文 

ミッション・トゥ・マーズ 火星移住大作戦 [著]バズ・オルドリン

ミッション・トゥ・マーズ 火星移住大作戦 [著]バズ・オルドリン

 著者は1969年7月20日(日本時間21日)、アポロ11号でアームストロング船長と共に人類で初めて月面着陸した宇宙飛行士。NASAを引退後も有人宇宙探査の分野で積極的に活動しており、2035年………[もっと読む]

[掲載]2014年07月20日
[ジャンル]科学・生物 

生きるためのサッカー [著]ネルソン松原

生きるためのサッカー [著]ネルソン松原

 ただ勝ち負けを競うためではなく、“生きるためのサッカー”を。サッカー留学生として1973年に札幌大に留学、その後88年に再来日し、川崎製鉄サッカー部ヘッドコーチなどを歴任、現在は神戸で市民にサ………[もっと読む]

[評者]スポーツ
[掲載]2014年07月20日
[ジャンル]ノンフィクション・評伝 

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