2015年02月08日の書評一覧

加藤周一と丸山眞男 日本近代の〈知〉と〈個人〉 [著]樋口陽一 / 学問/政治/憲法—連環と緊張 [編]石川健治

加藤周一と丸山眞男 日本近代の〈知〉と〈個人〉 [著]樋口陽一 / 学問/政治/憲法—連環と緊張 [編]石川健治

■個人・社会・国家、あるべき姿探る 自民党改憲草案では、現憲法の「個人」という言葉が「人」に差し替えられている。些細(ささい)な違いとも見えるが、個人を基礎とする国家という近代の基本枠組みの否定………[もっと読む]

[評者]杉田敦(政治学者・法政大学教授)
[掲載]2015年02月08日
[ジャンル]社会 

営繕かるかや怪異譚 [著]小野不由美

営繕かるかや怪異譚 [著]小野不由美

■ひとの想い解放する「建築小説」 この連作短編集の主役は「家」である。いや、すまいと言った方が正しいかもしれない。全六編、いずれの物語でも、それぞれのすまいの中で、或(ある)いはそのすぐそばで、………[もっと読む]

[評者]佐々木敦(批評家・早稲田大学教授)
[掲載]2015年02月08日
[ジャンル]文芸 

詩的で超常的な調べ—霊界の楽聖たちが私に授けてくれたもの [著]ローズマリー・ブラウン

詩的で超常的な調べ—霊界の楽聖たちが私に授けてくれたもの [著]ローズマリー・ブラウン

■死んだ作曲家たちの「新作」!? すでに亡くなった著名楽聖が次々と著者に口述筆記をさせながら霊界から新作を送ってくる。その一団のリーダー格のフランツ・リストが計画した霊界プロジェクトであり、それ………[もっと読む]

[評者]横尾忠則(美術家)
[掲載]2015年02月08日
[ジャンル]アート・ファッション・芸能 

プーチンはアジアをめざす [著]下斗米伸夫/アジア・太平洋のロシア [著]加藤美保子

プーチンはアジアをめざす [著]下斗米伸夫/アジア・太平洋のロシア [著]加藤美保子

■中国の存在の大きさ浮かぶ ベテランのロシア専門家が豊富な蓄積から自在に見立てを展開した新書。かたや、30代の研究者が博士論文をもとに分析を積み上げた初めての単著。両書に共通するキーワードは、ア………[もっと読む]

[評者]吉岡桂子(本社編集委員)
[掲載]2015年02月08日
[ジャンル]国際 

生そのものの政治学—二十一世紀の生物医学、権力、主体性 [著]ニコラス・ローズ

生そのものの政治学—二十一世紀の生物医学、権力、主体性 [著]ニコラス・ローズ

■今日的な課題を検証し体系立てる 1984年に亡くなったミシェル・フーコーによる「生政治(biopolitics)」という術語。それは、近代化以降の統治のあり方を示す重要な概念である。かつて政治………[もっと読む]

[評者]水無田気流(詩人・社会学者)
[掲載]2015年02月08日
[ジャンル]政治 

HIROSHI HARA:WALLPAPERS—空間概念と様相をめぐる〈写経〉の壁紙 [著]原広司

HIROSHI HARA:WALLPAPERS—空間概念と様相をめぐる〈写経〉の壁紙 [著]原広司

■境界が融け、写す豊かさを堪能 本を開くと、文字も紙も色も、見たことがないほどに不思議で、しかも美しい。著者は、日本を代表する建築家で、京都駅などの未来的な作品と、地の果ての集落と現代建築を重ね………[もっと読む]

[評者]隈研吾(建築家・東京大学教授)
[掲載]2015年02月08日
[ジャンル]アート・ファッション・芸能 

「進撃の巨人」と解剖学—その筋肉はいかに描かれたか [著]布施英利

「進撃の巨人」と解剖学—その筋肉はいかに描かれたか [著]布施英利

■人気コミックの深遠な謎に迫る 日本中で、いまもっとも多くの人々が「謎とき」に悩み、かつ楽しんでいるコミック『進撃の巨人』(単行本累計発行部数4千2百万部)。この深遠で魅惑的な謎に、「美術解剖学………[もっと読む]

[評者]本郷和人(東京大学教授・日本中世史)
[掲載]2015年02月08日
[ジャンル]アート・ファッション・芸能 

昭和の結婚 [編]小泉和子

昭和の結婚 [編]小泉和子

■制度や法律が及ぼす影響 結婚式や婚礼衣裳(いしょう)は、戦前・戦中・戦後でどう変遷したのか。戦前の農村では、どういう結婚が多かったのかなど、結婚にまつわるあれこれについて、多角的に検証し紹介し………[もっと読む]

[評者]三浦しをん(作家)
[掲載]2015年02月08日
[ジャンル]人文 

わが父塚本邦雄 [著]塚本せい史

わが父塚本邦雄 [著]塚本せい史

 塚本邦雄は生前、自身の短歌を私事との関連で解釈されるのを嫌い、経歴など個人情報をあまり明らかにしなかった。著者は偉大な文学者の、父親としての日常を伝えることで、神話化にくみせず、露悪に陥ること………[もっと読む]

[掲載]2015年02月08日
[ジャンル]ノンフィクション・評伝 

地球科学の開拓者たち 幕末から東日本大震災まで [著]諏訪兼位

地球科学の開拓者たち 幕末から東日本大震災まで [著]諏訪兼位

 幕末から現代までの地球科学の開拓者24人(外国人4人を含む)の足跡をたどる。幕末を生き延びた榎本武揚は、駐露特命全権公使を終えての帰途、シベリアを横断しながら砂金場やバイカル湖の地質を調べ、の………[もっと読む]

[掲載]2015年02月08日
[ジャンル]科学・生物 

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