2015年05月24日の書評一覧

長田弘全詩集 [著] 長田弘

長田弘全詩集 [著] 長田弘

■人生で大切なこと、深く見つめた言葉 今月初めに、詩人の長田弘は亡くなった。その少し前に刊行された全詩集は、これまでにまとめられた詩集のすべてを集大成したかたちだ。『われら新鮮な旅人』(1965………[もっと読む]

[評者]蜂飼耳(詩人・作家)
[掲載]2015年05月24日
[ジャンル]文芸 人文 ノンフィクション・評伝 

江戸日本の転換点―水田の激増は何をもたらしたか [著] 武井弘一

江戸日本の転換点―水田の激増は何をもたらしたか [著] 武井弘一

■列島改造!! 成長の限界に直面 明治以後、江戸時代の社会は、概して否定的に見られてきた。それが参照すべきものとして見られるようになったのは、むしろ近年である。それは、戦後日本で、「日本列島改造………[もっと読む]

[評者]柄谷行人(哲学者)
[掲載]2015年05月24日
[ジャンル]歴史 経済 科学・生物 

はじめての福島学 [著] 開沼博

はじめての福島学 [著] 開沼博

■データを共有し「イメージ」正す 東日本大震災の年に『「フクシマ」論』で衝撃のデビューを果たし、以後、被災地の「内側」からのメッセージを全力で発信し続けてきた著者の、震災から4年目にしての新境地………[もっと読む]

[評者]佐倉統(東京大学大学院情報学環長・科学技術社会論)
[掲載]2015年05月24日
[ジャンル]経済 社会 

日本の官能小説―性表現はどう深化したか [著] 永田守弘

日本の官能小説―性表現はどう深化したか [著] 永田守弘

■戦後社会見わたす格好の手引書 終戦直後から現在までのあいだに、官能小説はどのような変遷をたどってきたのか。官能表現の進化および深化、読者の好みの変化、さまざまな作家の持ち味や魅力を紹介する本。………[もっと読む]

[評者]三浦しをん(作家)
[掲載]2015年05月24日
[ジャンル]文芸 人文 ノンフィクション・評伝 

芹沢光治良戦中戦後日記 [著]芹沢光治良

芹沢光治良戦中戦後日記 [著]芹沢光治良

■いい小説を書くことが命の証し 真珠湾攻撃による太平洋戦争開戦の年の1月から終戦後3年までの「死路を辿(たど)る」想(おも)いで綴(つづ)った日記である。 連日連夜「日本中の空がB29でおおわれ………[もっと読む]

[評者]横尾忠則(美術家)
[掲載]2015年05月24日
[ジャンル]歴史 文芸 人文 

日常に侵入する自己啓発―生き方・手帳術・片づけ [著]牧野智和

日常に侵入する自己啓発―生き方・手帳術・片づけ [著]牧野智和

■片づけも儀式、流行が社会を映す 自己啓発書は実に幅広い。仕事術はもちろん、何歳までにこれをしようと煽(あお)る「年代本」に、上手な時間管理を促す「手帳術」。さらには、人生さえも変えるという「片………[もっと読む]

[評者]荻上チキ(「シノドス」編集長・評論家)
[掲載]2015年05月24日
[ジャンル]社会 

写真のボーダーランド―X線・心霊写真・念写 [著] 浜野志保

写真のボーダーランド―X線・心霊写真・念写 [著] 浜野志保

■心霊写真から探る写真の本質 目には見えないものを撮ったX線・心霊写真・念写の歴史を繙(ひもと)きながら、写真とは何かを問う。写真はそこに在るものが写る、だから写真に写っていれば存在することにな………[もっと読む]

[評者]大竹昭子(作家)
[掲載]2015年05月24日
[ジャンル]人文 アート・ファッション・芸能 科学・生物 

「衝動」に支配される世界―我慢しない消費者が社会を食いつくす [著]ポール・ロバーツ [訳]東方雅美

「衝動」に支配される世界―我慢しない消費者が社会を食いつくす [著]ポール・ロバーツ [訳]東方雅美

■直感的で配慮のない社会を裁断 現代文明論というべき書である。「インパルス・ソサエティ(衝動に支配される社会)」という語を剣として「社会経済システム全体が自己破壊に向かっている様子」を裁断してい………[もっと読む]

[評者]保阪正康(ノンフィクション作家)
[掲載]2015年05月24日
[ジャンル]政治 経済 社会 

原子・原子核・原子力―わたしが講義で伝えたかったこと [著]山本義隆

原子・原子核・原子力―わたしが講義で伝えたかったこと [著]山本義隆

 著名な科学史家が、X線やウラン線の発見、核物理学のはじまり、核分裂と連鎖反応の発見といった歴史的背景を研究者の人物像を交えながら紹介し、放射性元素の崩壊、放射線エネルギーが人体に及ぼす影響など………[もっと読む]

[掲載]2015年05月24日
[ジャンル]歴史 科学・生物 医学・福祉 

ラストワルツ [著] 村上龍

ラストワルツ [著] 村上龍

 30年以上続くエッセーシリーズ「すべての男は消耗品である。」の最新刊は、バブルの80年代を懐かしみ(ただし「あの時代がよかった」とは言っていない)、夢を持てない現代の若者に贈る言葉を探し、自ら………[もっと読む]

[掲載]2015年05月24日
[ジャンル]文芸 ノンフィクション・評伝 

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