2015年10月04日の書評一覧

あなたを選んでくれるもの [著]ミランダ・ジュライ

あなたを選んでくれるもの [著]ミランダ・ジュライ

■自分が他ならぬ、自分である奇跡 例えばメキシコの市場で、身動きもとれないほどの人波にもまれながら、はてしない永遠の感覚にとらわれてめまいを覚えることがある。私は仕事に疲れ、日本社会に疲れ、つか………[もっと読む]

[評者]星野智幸(小説家)
[掲載]2015年10月04日
[ジャンル]人文 社会 

ミシェル・ルグラン自伝 [著]ミシェル・ルグラン、ステファン・ルルージュ

ミシェル・ルグラン自伝 [著]ミシェル・ルグラン、ステファン・ルルージュ

■心から離れない音楽の秘密 ミシェル・ルグラン。この類いまれな音楽家の何を聴いていたのだろうと思う。1980年代に流行(はや)っていたボサノバ風のイージーリスニングだったか、あるいは映画も主題曲………[もっと読む]

[評者]細野晴臣(音楽家)
[掲載]2015年10月04日
[ジャンル]ノンフィクション・評伝 

南洋と私 [著]寺尾紗穂

南洋と私 [著]寺尾紗穂

■「日本時代」の人々に向き合う旅 書き出しは大学時代の「恋人」と訪ねた屋久島の海岸から。日本語を話すパラオの少女が登場する中島敦の作品を海の家で読み、著者は眼前に広がるエメラルドグリーンの海の彼………[もっと読む]

[評者]武田徹(評論家・ジャーナリスト)
[掲載]2015年10月04日
[ジャンル]歴史 

民主主義ってなんだ? [著]高橋源一郎、SEALDs

民主主義ってなんだ? [著]高橋源一郎、SEALDs

■「私たち」ではなく「私」の言葉 「憲法守れ」 「国民なめんな」 「勝手に決めるな」 国会議事堂の前で今夏、ずんちゃか鳴ってる太鼓の音にあわせ、安保法案反対をラップする若者の姿が浮かぶ。問いかけ………[もっと読む]

[評者]吉岡桂子(本社編集委員)
[掲載]2015年10月04日
[ジャンル]政治 

ゴッホ・オンデマンド—中国のアートとビジネス [著]ウィニー・ウォン・イン・ウォング

ゴッホ・オンデマンド—中国のアートとビジネス [著]ウィニー・ウォン・イン・ウォング

■伝統産業の複製画に創造性? 中国の経済特区、深セン(シンセン)市郊外の大芬(ダーフェン)村は、世界の複製画の6割を産する土地である。そう聞いて、違法な偽造業者と闇工場を想像する人は、この本が伝………[もっと読む]

[評者]中村和恵(詩人・明治大学教授・比較文学)
[掲載]2015年10月04日
[ジャンル]アート・ファッション・芸能 ノンフィクション・評伝 

スタニスラフスキーとヨーガ [著]セルゲイ・チェルカッスキー

スタニスラフスキーとヨーガ [著]セルゲイ・チェルカッスキー

■深く人間を追求した演出家 少しとっつきにくい面もあるし、演劇の知識も要求されるが、これはとんでもなく面白い本だ。 言うまでもなく、書名にあるスタニスラフスキーは旧ソ連邦の演出家である。本書で著………[もっと読む]

[評者]宮沢章夫(劇作家・演出家)
[掲載]2015年10月04日
[ジャンル]ノンフィクション・評伝 

鴎外と漱石のあいだで—日本語の文学が生まれる場所 [著]黒川創

鴎外と漱石のあいだで—日本語の文学が生まれる場所 [著]黒川創

■東アジア視野に文学史問い直す 近代の日本語文学史を、東アジア全域を視野に入れる方法で辿(たど)る。日露戦争や大逆事件等によって揺らぐ二十世紀初頭、日本語による読み書きはすでに日本人だけのもので………[もっと読む]

[評者]蜂飼耳(詩人・作家)
[掲載]2015年10月04日
[ジャンル]ノンフィクション・評伝 

なぜドイツではエネルギーシフトが進むのか [著]田口理穂

なぜドイツではエネルギーシフトが進むのか [著]田口理穂

■開発と省エネ、自治体がリード 日本では失敗と「誤報」されることも多いドイツのエネルギーシフト。だが、2014年の総電力消費における再生可能エネルギー比率は26・2%、他の電源を抜いてトップに立………[もっと読む]

[評者]諸富徹(京都大学教授・経済学)
[掲載]2015年10月04日
[ジャンル]科学・生物 

過去と向き合い 生きる [著]井出孫六

過去と向き合い 生きる [著]井出孫六

 戦争や戦後を生きた人々を描くことにこだわり、警鐘を鳴らし続けた戦中世代の作家の目に、戦後70年のいまはどう映っているだろうか。今春、36年続けた信濃毎日新聞の夕刊コラム連載の筆を置いたのを機に………[もっと読む]

[掲載]2015年10月04日
[ジャンル]社会 

ページトップへ戻る

ブック・アサヒ・コム サイトマップ