2015年12月06日の書評一覧

コトラー 世界都市間競争 [著]フィリップ・コトラー、ミルトン・コトラー 資本主義に希望はある [著]フィリップ・コトラー

コトラー 世界都市間競争 [著]フィリップ・コトラー、ミルトン・コトラー 資本主義に希望はある [著]フィリップ・コトラー

■大都市圏の浮沈、多国籍企業が鍵 「大阪ダブル選挙」が大いに注目を浴びた。だが大阪の抱える、企業と若年人口の東京流出、貧困問題、財政危機といった諸課題は、「二重行政の解消」では簡単に解決できない………[もっと読む]

[評者]諸富徹(京都大学教授・経済学)
[掲載]2015年12月06日
[ジャンル]政治 社会 

あこがれ [著]川上未映子

あこがれ [著]川上未映子

■恋愛よりも深い奇跡的な間柄 小学校中学年の「ぼく」は夏休みのある日、スーパーのサンドイッチ売り場の女性をミス・アイスサンドイッチとひそかに名づける。水色に塗られたまぶた。独特の化粧のために大き………[もっと読む]

[評者]蜂飼耳(詩人・作家)
[掲載]2015年12月06日
[ジャンル]文芸 

首切りの歴史 [著]フランシス・ラーソン

首切りの歴史 [著]フランシス・ラーソン

■ひとの残虐性、心の変遷を知る ひとは、「切断された頭部=首」に引きつけられる、と本書の著者は言う。そんな残酷で物見高い精神は持ちあわせていない、と反論するかたもおられると思うが、人類(のかなり………[もっと読む]

[評者]三浦しをん(作家)
[掲載]2015年12月06日
[ジャンル]歴史 社会 

ブラッドランド―ヒトラーとスターリン 大虐殺の真実(上・下) [著]ティモシー・スナイダー

ブラッドランド―ヒトラーとスターリン 大虐殺の真実(上・下) [著]ティモシー・スナイダー

■戦闘によらぬ犠牲者1400万人の声 史料に埋もれて数値や史実を探りあてた歴史家は、そこからはい出して世に何を問うのか。本書は、「犠牲者」として丸められた数値を「人に戻す」意志をもって、「大量殺………[もっと読む]

[評者]吉岡桂子(本社編集委員)
[掲載]2015年12月06日
[ジャンル]歴史 社会 

1★9★3★7(イクミナ) [著]辺見庸

1★9★3★7(イクミナ) [著]辺見庸

■おまえなら殺さなかったのか 書名の由来は日中戦争に突入した「1937年」。同年12月に南京大虐殺が起きた。 「おまえなら果たして殺さなかったのか」。著者は、日本兵による殺害、略奪、強姦(ごうか………[もっと読む]

[評者]市田隆(本社編集委員)
[掲載]2015年12月06日
[ジャンル]歴史 社会 

「宇宙戦艦ヤマト」をつくった男 西崎義展の狂気 [著]牧村康正、山田哲久

「宇宙戦艦ヤマト」をつくった男 西崎義展の狂気 [著]牧村康正、山田哲久

■アニメに賭けた波乱の人生 「宇宙戦艦ヤマト」のプロデューサーであった西崎義展氏。彼の幼少時代から事故死までの歩みを追ったルポの読後感は、「なんてめちゃくちゃな人生だ」というものだ。序章のタイト………[もっと読む]

[評者]荻上チキ(「シノドス」編集長・評論家)
[掲載]2015年12月06日
[ジャンル]人文 ノンフィクション・評伝 

フォトアーカイブ 昭和の公団住宅―団地新聞の記者たちが記録した足跡 [編]長谷田一平

フォトアーカイブ 昭和の公団住宅―団地新聞の記者たちが記録した足跡 [編]長谷田一平

■郷愁とともに黄金時代を伝える 戦後の慢性的な住宅不足を解消すべく、高度成長の始まりとともに華々しく登場したものの、低成長へと移行した1970年代には住宅不足が解消され、早くも使命を終えてしまっ………[もっと読む]

[評者]原武史(放送大学教授・政治思想史)
[掲載]2015年12月06日
[ジャンル]社会 

米軍医が見た 占領下京都の600日 [著]二至村菁(にしむらせい)

米軍医が見た 占領下京都の600日 [著]二至村菁(にしむらせい)

■七三一部隊員との接触も実名で 主人公は1947年から約2年間、京都に赴任していた若き米国人軍医。彼が自ら撮った写真、両親に送った手紙等を手がかりに著者は日本での軍医の生活を再現しつつ、当時の医………[もっと読む]

[評者]武田徹(評論家・ジャーナリスト)
[掲載]2015年12月06日
[ジャンル]歴史 ノンフィクション・評伝 

この世にたやすい仕事はない [著]津村記久子

この世にたやすい仕事はない [著]津村記久子

 職業安定所に出かけては、奇妙な仕事を紹介されてしまう女性の物語。前の職場を「燃え尽き症候群のよう」になって離れた主人公は、簡単でストレスの少ない仕事を探す。だが何しろ「この世にたやすい仕事はな………[もっと読む]

[掲載]2015年12月06日
[ジャンル]社会 

野生めぐり―列島神話の源流に触れる12の旅 [文]石倉敏明 [写真]田附勝

野生めぐり―列島神話の源流に触れる12の旅 [文]石倉敏明 [写真]田附勝

 日本人の身体に眠っている「無数の他者の痕跡」は足元の現実のなかにこそある、という著者は、気鋭の人類学者と木村伊兵衛賞を受賞した写真家。例えば海幸彦と山幸彦の神話の地、宮崎県日南地方の潮嶽(うし………[もっと読む]

[掲載]2015年12月06日
[ジャンル]社会 

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