2016年04月17日の書評一覧

フィールドサイエンティスト 地域環境学という発想 [著]佐藤哲

フィールドサイエンティスト 地域環境学という発想 [著]佐藤哲

■社会への貢献を模索する科学 科学は、科学者の知的好奇心を原動力として発展してきた。たとえばガリレオは望遠鏡を空に向けて木星の衛星を発見したし、ニュートンはリンゴが木から落ちるのを不思議に思って………[もっと読む]

[評者]佐倉統(東京大学大学院情報学環長・科学技術社会論)
[掲載]2016年04月17日
[ジャンル]科学・生物 

その姿の消し方 [著]堀江敏幸

その姿の消し方 [著]堀江敏幸

■古い絵はがきの詩、片恋に似て 南仏の古物市で「私」は古い絵はがきを見つける。通信欄に私信はなく、抽象的な詩だけが書かれている。しかも送り主は男性で、名宛人(なあてにん)は女性。好奇心をかきたて………[もっと読む]

[評者]大竹昭子(作家)
[掲載]2016年04月17日
[ジャンル]文芸 

戦争の物理学 [著]バリー・パーカー

戦争の物理学 [著]バリー・パーカー

■兵器の進化、時代背景から学ぶ 数年前のケータイやパソコンが時代遅れになってしまうように、テクノロジーは進化を続け、一般的に最新のものが常にベストで、すぐに過去は忘却される。だが、戦争と物理学の………[もっと読む]

[評者]五十嵐太郎(建築批評家・東北大学教授)
[掲載]2016年04月17日
[ジャンル]歴史 科学・生物 

スーザン・ソンタグの『ローリング・ストーン』インタヴュー [著]ジョナサン・コット

スーザン・ソンタグの『ローリング・ストーン』インタヴュー [著]ジョナサン・コット

■回転しながら引き出す「素の私」 一読すると、スーザン・ソンタグに向かって、ジョナサン・コットがインタビューしているかのようだが(というのも、七〇年代、「ローリング・ストーン」誌に短縮版が掲載さ………[もっと読む]

[評者]宮沢章夫(劇作家・演出家)
[掲載]2016年04月17日
[ジャンル]アート・ファッション・芸能 ノンフィクション・評伝 

根源芸術家 良寛 [著]新関公子

根源芸術家 良寛 [著]新関公子

■謎の生涯追跡、推理小説のよう 良寛といえば子供と手鞠(てまり)をついて遊ぶ乞食僧という印象が強いが、実際は謎の存在である。著者は良寛の書の芸術性から彼の生き方の真実にとりつかれたようだが、黙し………[もっと読む]

[評者]横尾忠則(美術家)
[掲載]2016年04月17日
[ジャンル]ノンフィクション・評伝 

吹けよ風 呼べよ嵐 [著]伊東潤

吹けよ風 呼べよ嵐 [著]伊東潤

■定説と異なる合戦、現代批判も デビュー当初から戦国時代の関東にこだわっている伊東潤が、ついに川中島合戦を描いた。ほぼ全編が戦闘や謀略という硬派な物語は、原点回帰といえる。 しかも主人公は武田信………[もっと読む]

[評者]末國善己(文芸評論家)
[掲載]2016年04月17日
[ジャンル]文芸 

乱舞の中世 白拍子・乱拍子・猿楽 [著]沖本幸子

乱舞の中世 白拍子・乱拍子・猿楽 [著]沖本幸子

 中世初期に流行した即興的な舞、乱舞。その中で、リズミカルな芸能として登場したのが、白拍子・乱拍子だ。これらは、いまでは滅びたが、現代に伝わる能の根源でもある〈翁(おきな)〉の成り立ちに、深く関………[もっと読む]

[評者]蜂飼耳(詩人・作家)
[掲載]2016年04月17日
[ジャンル]歴史 アート・ファッション・芸能 

海を渡って [著]鶴崎燃

海を渡って [著]鶴崎燃

 写真の限界はレンズの画角の限界でもある。写らないものは表現できない。当たり前すぎる話だ。 だが優れた写真と、それを巧みに編んだ写真集は、その限界を超える。本写真集を開くと上段に帰国後の中国残留………[もっと読む]

[評者]武田徹(評論家・ジャーナリスト)
[掲載]2016年04月17日
[ジャンル]歴史 アート・ファッション・芸能 国際 

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