2016年05月01日の書評一覧

脱原発の哲学 [著]佐藤嘉幸・田口卓臣

脱原発の哲学 [著]佐藤嘉幸・田口卓臣

■構造的差別の連鎖に終止符を 熊本地震で改めて、原発と地震の関係が注目されている。私たちが活断層から免れられない以上、「地震大国日本と原発は共存できるか」という根源的な問いは避けられない。原発を………[もっと読む]

[評者]諸富徹(京都大学教授・経済学)
[掲載]2016年05月01日
[ジャンル]科学・生物 

教皇フランシスコ キリストとともに燃えて―偉大なる改革者の人と思想 [著]オースティン・アイヴァリー

教皇フランシスコ キリストとともに燃えて―偉大なる改革者の人と思想 [著]オースティン・アイヴァリー

■世界に「希望」を与える貧者の友 英BBCニュースを見ていたら、ローマカトリック教会教皇フランシスコは、他宗派はむろん、他宗教の信者、さらに無神論者にも人気があるという。彼が類例のない教皇である………[もっと読む]

[評者]柄谷行人(哲学者)
[掲載]2016年05月01日
[ジャンル]人文 

気まぐれコンセプト 完全版 [著]ホイチョイ・プロダクションズ

気まぐれコンセプト 完全版 [著]ホイチョイ・プロダクションズ

■変わらぬ欲望と時代性で35年 懐かしい。連載開始は1981年、今も続いている名物4コマ漫画の集大成。 1980年代といえば日本経済はまだ右肩上がりで、とくに後半はバブル華やかなりしころである。………[もっと読む]

[評者]佐倉統(東京大学大学院情報学環長・科学技術社会論)
[掲載]2016年05月01日
[ジャンル]

満洲電信電話株式会社―そのメディア史的研究 [著]白戸健一郎

満洲電信電話株式会社―そのメディア史的研究 [著]白戸健一郎

■多文化「共生」現代に通じる視点 最近、「満洲国」関係の新刊が目立つ。それらの共通点は「先取性」を見る視点だ。たとえば満洲国の計画経済的手法は戦後日本の経済政策を先取りしていたという具合に。 本………[もっと読む]

[評者]武田徹(評論家・ジャーナリスト)
[掲載]2016年05月01日
[ジャンル]歴史 

手話を生きる―少数言語が多数派日本語と出会うところで [著]斉藤道雄

手話を生きる―少数言語が多数派日本語と出会うところで [著]斉藤道雄

■ろう者の表現を取り戻すために 「ろう者とは、日本手話という、日本語とは異なる言語を話す、言語的少数者である」 本書の中ほどで紹介されている、ろう者による1995年のこの輝かしい宣言を読んだとき………[もっと読む]

[評者]星野智幸(小説家)
[掲載]2016年05月01日
[ジャンル]政治 社会 ノンフィクション・評伝 

ピカソ―二十世紀美術断想 [著]粟津則雄

ピカソ―二十世紀美術断想 [著]粟津則雄

■遺跡発掘のように画家を照射 著者は昭和21(1946)年、18歳のとき初めてピカソの複製画に出会う。「事件」だった。それ以来、少年はピカソに「困惑」させられ、煩わしい問題を抱え込んでしまう。 ………[もっと読む]

[評者]横尾忠則(美術家)
[掲載]2016年05月01日
[ジャンル]アート・ファッション・芸能 

新聞と憲法9条―「自衛」という難題 [著]上丸洋一

新聞と憲法9条―「自衛」という難題 [著]上丸洋一

 日本国憲法施行から69年。その草創期を5年ごとの三つのステージに分けて、それぞれの時代に憲法9条がどのような辛酸をなめたのか、本書はそれを丹念に追いかけた。いわば憲法9条が激流をいかに泳いだか………[もっと読む]

[評者]保阪正康(ノンフィクション作家)
[掲載]2016年05月01日
[ジャンル]政治 社会 

日本語を作った男―上田万年とその時代 [著]山口謠司

日本語を作った男―上田万年とその時代 [著]山口謠司

 現在、江戸時代の和本をすらすらと読める人の数はそう多くない。文章はむずかしく見え、それ以前に文字が読めなかったりする。 このむずかしさは、明治大正時代の本を読むときのむずかしさとは格段に違い、………[もっと読む]

[評者]円城塔  (作家)
[掲載]2016年05月01日
[ジャンル]人文 

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