2016年07月31日の書評一覧

ポール・マッカートニー 告白 [著]ポール・デュ・ノイヤー

ポール・マッカートニー 告白 [著]ポール・デュ・ノイヤー

■曲作りを楽しむ天才に共感 ビートルズはぼくの世代、とりわけ音楽に携わるものにとって避けて通れないランドマークである。しかし20代の自分に、その衝撃はすぐにはやってこなかった。ラジオで聞いたヒッ………[もっと読む]

[評者]細野晴臣(音楽家)
[掲載]2016年07月31日
[ジャンル]

憲法9条と安保法制―政府の新たな憲法解釈の検証 [著]阪田雅裕

憲法9条と安保法制―政府の新たな憲法解釈の検証 [著]阪田雅裕

■元長官が政府に示す理解の限界 昨年成立した一連の安保法制については、大半の憲法学者が違憲とし、政府の憲法解釈を支えてきた内閣法制局の歴代長官らも、批判に加わった。定着した政府解釈の変更自体が立………[もっと読む]

[評者]杉田敦(政治学者・法政大学教授)
[掲載]2016年07月31日
[ジャンル]政治 社会 

私の消滅 [著]中村文則

私の消滅 [著]中村文則

■悪意に操られる記憶と人格 記憶は、個人の同一性と結びつく。それなら、記憶が操作され、実際とは異なる記憶がはめこまれたら、人は別人格を生きることになるのか。本書は、悪意と暴力、記憶と人格が描出す………[もっと読む]

[評者]蜂飼耳(詩人・作家)
[掲載]2016年07月31日
[ジャンル]人文 社会 

「大正」を読み直す―幸徳・大杉・河上・津田、そして和辻・大川 [著]子安宣邦

「大正」を読み直す―幸徳・大杉・河上・津田、そして和辻・大川 [著]子安宣邦

■喝采と迎合、国家主義の温床? 大正時代には吉野作造の民本主義が支持され、普通選挙や言論表現の自由を求める運動が盛り上がった。そんな大正時代に戦後民主主義の萌芽(ほうが)をみる大正デモクラシー論………[もっと読む]

[評者]武田徹(評論家・ジャーナリスト)
[掲載]2016年07月31日
[ジャンル]歴史 人文 

フリーダ 愛と痛み [著]石内都

フリーダ 愛と痛み [著]石内都

■「遺品たち」の写真、自由な視座 見つめれば見つめるほど遺品というものは不気味で気持ちの悪いものである。 この写真集の帯文には「彼女が、今ここにいる」とあるが、ここにいるのは写真家であって、つま………[もっと読む]

[評者]横尾忠則(美術家)
[掲載]2016年07月31日
[ジャンル]アート・ファッション・芸能 

金日成と亡命パイロット [著]ブレイン・ハーデン

金日成と亡命パイロット [著]ブレイン・ハーデン

■共産主義者演じ生き残った兵士 朝鮮戦争が休戦した直後の1953年9月21日。北朝鮮軍パイロット盧今錫(ノクムソク)が、ミグ15ジェット戦闘機で北緯38度線を越えて韓国の金浦基地に着陸、米国への………[もっと読む]

[評者]市田隆(本社編集委員)
[掲載]2016年07月31日
[ジャンル]歴史 社会 

1974年のサマークリスマス―林美雄とパックインミュージックの時代 [著]柳澤健

1974年のサマークリスマス―林美雄とパックインミュージックの時代 [著]柳澤健

 1970年代、一部の若者たちに熱狂的に支持されたラジオの深夜放送番組があった。TBSのアナウンサー・林美雄がパーソナリティーを務めた「パックインミュージック」である。 当時はまったく無名だった………[もっと読む]

[評者]斎藤美奈子(文芸評論家)
[掲載]2016年07月31日
[ジャンル]文芸 

半席 [著]青山文平

半席 [著]青山文平

 男女の相克を描く短編集『つまをめとらば』で直木賞を受賞した著者の受賞後第一作は、男同士の複雑な関係に迫る連作集である。 御家人の片岡直人は、役職のない小普請から幕府の監察役・徒目付(かちめつけ………[もっと読む]

[評者]末國善己(文芸評論家)
[掲載]2016年07月31日
[ジャンル]歴史 

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