2016年10月30日の書評一覧

どうぶつのことば―根源的暴力をこえて [著]鴻池朋子

どうぶつのことば―根源的暴力をこえて [著]鴻池朋子

■現代社会揺さぶるアートの力 特異な本である。一言では括(くく)れない。でも、その説明不可能さこそが本書の本質だ。 著者は動物をモチーフにした作品で知られる美術家。東日本大震災を境に自分の作るも………[もっと読む]

[評者]大竹昭子(作家)
[掲載]2016年10月30日
[ジャンル]アート・ファッション・芸能 ノンフィクション・評伝 

ピアニストは語る [著]ヴァレリー・アファナシエフ

ピアニストは語る [著]ヴァレリー・アファナシエフ

■森の中で過ごすような音楽とは 好き嫌いにかかわらず、アファナシエフは誰にとっても唯一無二のピアニストだ。この原稿を書いている前日に私はコンサートに行ってきたばかりで、体の緊張が和らいでいる。私………[もっと読む]

[評者]星野智幸(小説家)
[掲載]2016年10月30日
[ジャンル]ノンフィクション・評伝 

水力発電が日本を救う―今あるダムで年間2兆円超の電力を増やせる [著]竹村公太郎

水力発電が日本を救う―今あるダムで年間2兆円超の電力を増やせる [著]竹村公太郎

■実は資源大国、有効に使おう 日本は資源の乏しい国だと、あなた、思っていませんか。しかし、日本が途方もない資源大国だったとしたら? 資源とはすなわち山と雨とダムである。 アジアモンスーン地帯の北………[もっと読む]

[評者]斎藤美奈子(文芸評論家)
[掲載]2016年10月30日
[ジャンル]経済 

デジタル・ゴールド―ビットコイン、その知られざる物語 [著]ナサニエル・ポッパー

デジタル・ゴールド―ビットコイン、その知られざる物語 [著]ナサニエル・ポッパー

■ネット上の通貨、手作りの誕生 ビットコインと呼ばれるデジタル通貨、あるいは仮想通貨、それとも暗号通貨の名前をきいたことのある人は多いはずである。 このビットコインなるものが「サトシ・ナカモト」………[もっと読む]

[評者]円城塔  (作家)
[掲載]2016年10月30日
[ジャンル]経済 

叫びの都市―寄せ場、釜ケ崎、流動的下層労働者 [著]原口剛

叫びの都市―寄せ場、釜ケ崎、流動的下層労働者 [著]原口剛

■「ドヤ街」という拠点も奪われて 大阪港の港湾労働に従事する沖仲仕たちの街、釜ケ崎。高度成長を裏から支えたこの空間に定位し、著者は矛盾に満ちた戦後日本の姿を浮き彫りにする。 港湾運送業の需要は、………[もっと読む]

[評者]杉田敦(政治学者・法政大学教授)
[掲載]2016年10月30日
[ジャンル]社会 

漂流 [著]角幡唯介

漂流 [著]角幡唯介

■海に消えた漁師の影をたどって 著者は、チベットの大峡谷に分け入り、北極圏を踏破した探検をノンフィクション作品にしてきた。本書は、海の「冒険者」たる遠洋漁業の漁師たちの生き様を追いかけた記録。自………[もっと読む]

[評者]市田隆(本社編集委員)
[掲載]2016年10月30日
[ジャンル]ノンフィクション・評伝 

エスカルゴ兄弟 [著]津原泰水

エスカルゴ兄弟 [著]津原泰水

 幅広いジャンルで活躍している著者の新作は、料理小説。高級なエスカルゴから油揚げにチーズをはさんだ庶民派まで、おいしそうな料理が出てくるので、読めばお腹(なか)がへるだろう。 出版社をリストラさ………[もっと読む]

[評者]末國善己(文芸評論家)
[掲載]2016年10月30日
[ジャンル]文芸 

沖縄の乱―燃える癒しの島 [著]野里洋

沖縄の乱―燃える癒しの島 [著]野里洋

 沖縄はいま怒っている。米軍統治時代に移住し、長年沖縄を見つめてきた著者が、その理由をわかりやすく説く。普天間飛行場移設問題を核に、第2次大戦から現在までの状況を顧み、政治家や識者らの発言を分析………[もっと読む]

[評者]中村和恵(詩人・明治大学教授・比較文学)
[掲載]2016年10月30日
[ジャンル]政治 社会 

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