2017年01月29日の書評一覧

宣教師ザビエルと被差別民 [著]沖浦和光

宣教師ザビエルと被差別民 [著]沖浦和光

■「ケガレ」からの救済を目指す 著者は日本およびアジアの被差別民について重要な仕事をいくつもしてきた。遺稿である本書もその一つと見てもよいのだが、同時にこれは、宣教師ザビエルについての斬新な研究………[もっと読む]

[評者]柄谷行人(哲学者)
[掲載]2017年01月29日
[ジャンル]歴史 

在りし、在らまほしかりし三島由紀夫 [著]高橋睦郎

在りし、在らまほしかりし三島由紀夫 [著]高橋睦郎

■魂の交わりと作品への冷徹な目 現代の最もすぐれた詩人の一人である高橋睦郎がついに、三島由紀夫との交流を一冊にまとめた。文章の他に、講演や対談も収録され、読み応えがある。 第2詩集『薔薇(ばら)………[もっと読む]

[評者]蜂飼耳(詩人・作家)
[掲載]2017年01月29日
[ジャンル]人文 ノンフィクション・評伝 

旅行のモダニズム―大正昭和前期の社会文化変動 [著]赤井正二

旅行のモダニズム―大正昭和前期の社会文化変動 [著]赤井正二

■自由な精神のもと山から都市へ 仕事や生活で煮詰まったとき「あーあ、どこかに旅行がしたいなあ」と思ったりしませんか。なぜそんな風に私たちは思うのか。 この本を読むとわかります。現在のような「旅行………[もっと読む]

[評者]斎藤美奈子(文芸評論家)
[掲載]2017年01月29日
[ジャンル]歴史 社会 

ノーノー・ボーイ [著]ジョン・オカダ

ノーノー・ボーイ [著]ジョン・オカダ

■少数派へ絶望的な踏み絵の問い 見えない少数派。米国でアジア系移民は、そう呼ばれることがある。 行儀がよく、勤勉実直。裏返せば従順で、自己主張しない。黒人、ユダヤ人、南米系とは異質な存在だ。 と………[もっと読む]

[評者]立野純二(本社論説主幹代理)
[掲載]2017年01月29日
[ジャンル]文芸 

月と太陽の盤―碁盤師・吉井利仙の事件簿/カブールの園 [著]宮内悠介

月と太陽の盤―碁盤師・吉井利仙の事件簿/カブールの園 [著]宮内悠介

■推理(ミステリー)も純文学も人類の課題問う 宮内悠介は、『盤上の夜』で日本SF大賞を受賞し、直木賞の候補にもなる鮮烈なデビューを飾った。その後もジャンルを問わず活躍し、先日は「カブールの園」が………[もっと読む]

[評者]末國善己(文芸評論家)
[掲載]2017年01月29日
[ジャンル]文芸 

N女の研究 [著]中村安希

N女の研究 [著]中村安希

■新しい働き方を創造する人たち 20代半ばで私が会社を辞める決断をしたとき、モデルケースとなったのは女性の友人や先輩だった。限界を感じるとステータスのある仕事でもあっさり辞め、外聞にこだわらずに………[もっと読む]

[評者]星野智幸(小説家)
[掲載]2017年01月29日
[ジャンル]ノンフィクション・評伝 

わたしはこうして執事になった [著]ロジーナ・ハリソン

わたしはこうして執事になった [著]ロジーナ・ハリソン

 英国女性初の国会議員アスター子爵夫人に35年仕えた著者が、自らの回顧録につづき、アスター一族に仕えた男性奉公人五人の話を聞き、まとめた。カズオ・イシグロ『日の名残り』の執事のモデルといわれる人………[もっと読む]

[評者]中村和恵(詩人・明治大学教授・比較文学)
[掲載]2017年01月29日
[ジャンル]歴史 文芸 

毛沢東の対日戦犯裁判―中国共産党の思惑と1526名の日本人 [著]大澤武司

毛沢東の対日戦犯裁判―中国共産党の思惑と1526名の日本人 [著]大澤武司

 第2次世界大戦終結後、中国での日本人戦犯には幾つかのタイプがある。そのうちソ連から中国に移された戦犯969人(撫順組)と中国国内の「罪行重大」逮捕者の136人(太原〈たいげん〉組)をとりあげ、………[もっと読む]

[評者]保阪正康(ノンフィクション作家)
[掲載]2017年01月29日
[ジャンル]歴史 

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