写真:横尾忠則さん

プロフィール公式横尾忠則 (美術家)
1936年兵庫県生まれ。60年代からグラフィックデザイナーとして活躍、80年に画家に転向。画集に『赤の魔笛』『横尾忠則Y字路』『人工庭園』、随想や絵画論に『インドへ』『名画感応術』、対談集に『芸術ウソつかない』、小説に『ぶるうらんど』(泉鏡花文学賞)など。

横尾忠則(美術家)の書評

小説ライムライト―チャップリンの映画世界 [著]C・チャップリン、D・ロビンソン

小説ライムライト―チャップリンの映画世界 [著]C・チャップリン、D・ロビンソン

■人生の断面を見せ、物語は続く ひとりの女が自殺未遂を起こすところからこの物語は始まる。この不幸なバレリーナの病む魂と肉体を救った落ち目の老道化師との間で物語が醸成されていく。全ての物語には始ま………[もっと読む]

[評者]横尾忠則(美術家)
[掲載]2017年03月12日
[ジャンル]アート・ファッション・芸能 

洞窟ばか―すきあらば、前人未踏の洞窟探検 [著]吉田勝次

洞窟ばか―すきあらば、前人未踏の洞窟探検 [著]吉田勝次

■底もゴールもない未知への挑戦 運命の力が作用して、なるべくして洞窟探検家になった「俺」は高校を辞めるまでは無謀なアウトロー的人間であり、直感に従った行動で危険な目にも遭うが、彼を導くことになる………[もっと読む]

[評者]横尾忠則(美術家)
[掲載]2017年02月19日
[ジャンル]歴史 

北斎原寸美術館 100%Hokusai! [監修]小林忠

北斎原寸美術館 100%Hokusai! [監修]小林忠

■風景画へ驚異の発見の旅 この画集をジイッと見つめていると、見えないはずのものが見えてくる。部分拡大によって死角の視覚化に驚異のVisionを発見してしまうからだ。この発見は私の発見か、それとも………[もっと読む]

[評者]横尾忠則(美術家)
[掲載]2017年02月05日
[ジャンル]歴史 アート・ファッション・芸能 

デヴィッド・ボウイ インタヴューズ [編]ショーン・イーガン

デヴィッド・ボウイ インタヴューズ [編]ショーン・イーガン

■大声でよく笑う悲観主義者 デヴィッド・ボウイに代わってデヴィッド・ボウイになりたい人間ならこの本は彼らにとってバイブルに違いないが、ボウイ当人はデヴィッド・ボウイに辟易(へきえき)としながらも………[もっと読む]

[評者]横尾忠則(美術家)
[掲載]2017年01月08日
[ジャンル]アート・ファッション・芸能 

ピカソになりきった男 [著]ギィ・リブ

ピカソになりきった男 [著]ギィ・リブ

■贋作、本物、それほど重要か? 娼館で生まれた俺は子ども時代、リヨンで路上生活をしていた。周りは悪ばかりだった。俺は刑務所行きの運命にあると思われていた。取りえは独学でモノにした絵くらいだ。一貫………[もっと読む]

[評者]横尾忠則(美術家)
[掲載]2016年10月23日
[ジャンル]アート・ファッション・芸能 ノンフィクション・評伝 

マルセル・デュシャンとアメリカ―戦後アメリカ美術の進展とデュシャン受容の変遷 [著]平芳幸浩

マルセル・デュシャンとアメリカ―戦後アメリカ美術の進展とデュシャン受容の変遷 [著]平芳幸浩

■読み解き揺さぶり美術を刺激 1917年、男性用小便器を展覧会に出品し、スキャンダルを巻き起こしたマルセル・デュシャンは芸術の概念を根本から変えてしまった。が、本書はいわゆる伝記的な作家論ではな………[もっと読む]

[評者]五十嵐太郎(建築批評家・東北大学教授)
[掲載]2016年09月25日
[ジャンル]アート・ファッション・芸能 ノンフィクション・評伝 

フリーダ 愛と痛み [著]石内都

フリーダ 愛と痛み [著]石内都

■「遺品たち」の写真、自由な視座 見つめれば見つめるほど遺品というものは不気味で気持ちの悪いものである。 この写真集の帯文には「彼女が、今ここにいる」とあるが、ここにいるのは写真家であって、つま………[もっと読む]

[評者]横尾忠則(美術家)
[掲載]2016年07月31日
[ジャンル]アート・ファッション・芸能 

「病は気から」を科学する [著]ジョー・マーチャント

「病は気から」を科学する [著]ジョー・マーチャント

■心と体はどこまで影響し合うか 病気とは患者の主観ではない。医者が認めなければ病気とは言わない。心は二の次ということだ。では心に治癒力はないのか? 心は万能ではないという科学主流の考えに疑問を抱………[もっと読む]

[評者]横尾忠則(美術家)
[掲載]2016年06月05日
[ジャンル]科学・生物 医学・福祉 

ピカソ―二十世紀美術断想 [著]粟津則雄

ピカソ―二十世紀美術断想 [著]粟津則雄

■遺跡発掘のように画家を照射 著者は昭和21(1946)年、18歳のとき初めてピカソの複製画に出会う。「事件」だった。それ以来、少年はピカソに「困惑」させられ、煩わしい問題を抱え込んでしまう。 ………[もっと読む]

[評者]横尾忠則(美術家)
[掲載]2016年05月01日
[ジャンル]アート・ファッション・芸能 

根源芸術家 良寛 [著]新関公子

根源芸術家 良寛 [著]新関公子

■謎の生涯追跡、推理小説のよう 良寛といえば子供と手鞠(てまり)をついて遊ぶ乞食僧という印象が強いが、実際は謎の存在である。著者は良寛の書の芸術性から彼の生き方の真実にとりつかれたようだが、黙し………[もっと読む]

[評者]横尾忠則(美術家)
[掲載]2016年04月17日
[ジャンル]ノンフィクション・評伝 

ここに掲載されている記事や書評などの情報は、原則的に初出時のものです。

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