写真:横尾忠則さん

プロフィール公式横尾忠則 (美術家)
1936年兵庫県生まれ。60年代からグラフィックデザイナーとして活躍、80年に画家に転向。画集に『赤の魔笛』『横尾忠則Y字路』『人工庭園』、随想や絵画論に『インドへ』『名画感応術』、対談集に『芸術ウソつかない』、小説に『ぶるうらんど』(泉鏡花文学賞)など。

横尾忠則(美術家)の書評

老耄と哲学―思うままに [著]梅原猛

老耄と哲学―思うままに [著]梅原猛

■遊びと自由と笑い、原動力に 有象無象、森羅万象、永久不変の造化を著者の驚異の好奇心に巻き込んで、ぐるぐる回転させる万華鏡を覗(のぞ)いているような言葉と思想を、23年間、新聞のコラムに連載し、………[もっと読む]

[評者]横尾忠則(美術家)
[掲載]2015年04月12日
[ジャンル]文芸 

寝ても覚めても夢 [著]ミュリエル・スパーク

寝ても覚めても夢 [著]ミュリエル・スパーク

■映画監督の周囲はハチャメチャ 有名映画監督を主人公にした映画制作の現場に巻き起こるスラップスティックな事件の数々は監督を核に網の目のように、連鎖的に周囲の人間を巻き込みながらあらぬ方向に「物語………[もっと読む]

[評者]横尾忠則(美術家)
[掲載]2015年03月15日
[ジャンル]文芸 

「講談社の絵本」の時代—昭和残照記 [著]永峯清成

「講談社の絵本」の時代—昭和残照記 [著]永峯清成

■克明な記憶、驚異的な観察力 「講談社の絵本」は昭和11(1936)年、僕の生誕年に創刊、翌12年には年間45冊と驚異的な刊行数に達した。当時の一流画家を総動員、子供の絵本ではこれ以上の贅沢(ぜ………[もっと読む]

[評者]横尾忠則(美術家)
[掲載]2015年03月08日
[ジャンル]歴史 社会 

詩的で超常的な調べ—霊界の楽聖たちが私に授けてくれたもの [著]ローズマリー・ブラウン

詩的で超常的な調べ—霊界の楽聖たちが私に授けてくれたもの [著]ローズマリー・ブラウン

■死んだ作曲家たちの「新作」!? すでに亡くなった著名楽聖が次々と著者に口述筆記をさせながら霊界から新作を送ってくる。その一団のリーダー格のフランツ・リストが計画した霊界プロジェクトであり、それ………[もっと読む]

[評者]横尾忠則(美術家)
[掲載]2015年02月08日
[ジャンル]アート・ファッション・芸能 

偽装された自画像—画家はこうして嘘をつく [著]冨田章

偽装された自画像—画家はこうして嘘をつく [著]冨田章

■自らを死者としてさえ描く確信犯 なぜ画家は自画像を描きたがるのだろう。という僕も例外ではない。自画像を描くことは自らを「偽装する」ことで「画家はこうして嘘(うそ)をつく」と本書は断言する。 ち………[もっと読む]

[評者]横尾忠則(美術家)
[掲載]2015年01月25日
[ジャンル]人文 

鳥たち [著]よしもとばなな

鳥たち [著]よしもとばなな

■磁石のように魂を引き合う2人 この物語は惑星の内部が空洞になっている世界でのできごとのように僕は空想する。空洞の内部の壁には駅前も並木道も、2人の思い出のシャスタやサンフランシスコ、セドナの地………[もっと読む]

[評者]横尾忠則(美術家)
[掲載]2015年01月18日
[ジャンル]文芸 

ネコ学入門—猫言語・幼猫体験・尿スプレー [著]クレア・ベサント

ネコ学入門—猫言語・幼猫体験・尿スプレー [著]クレア・ベサント

■実は人がしつけられている つい最近わが家の猫が死んだが、もっと早く本書と出会っていれば後悔も反省もせずに猫に評価される人間になれたかも。猫にとって魅力的な存在になることは、人間社会においても好………[もっと読む]

[評者]横尾忠則(美術家)
[掲載]2014年11月23日
[ジャンル]科学・生物 

日本人の身体 [著]安田登

日本人の身体 [著]安田登

■境界が曖昧、「能」で自在に展開 24歳、上京するなり業界の先輩が喫茶店で「注文、何にする?」と聞いた。「何でもいいです」と曖昧(あいまい)に答えたら「東京では白黒はっきりすべきだ」と一喝を食ら………[もっと読む]

[評者]横尾忠則(美術家)
[掲載]2014年11月02日
[ジャンル]文芸 

フリープレイ 人生と芸術におけるインプロヴィゼーション [著]スティーヴン・ナハマノヴィッチ

フリープレイ 人生と芸術におけるインプロヴィゼーション [著]スティーヴン・ナハマノヴィッチ

■やっていることに成りきる 「新しいものの創造は、知性によって達成されるものではない。内面の必要性から、直感的におこなわれる遊び(プレイ)によって達成される」(ユング) 本書は人生と芸術における………[もっと読む]

[評者]横尾忠則(美術家)
[掲載]2014年10月26日
[ジャンル]アート・ファッション・芸能 

奇想の発見——ある美術史家の回想 [著]辻惟雄

奇想の発見——ある美術史家の回想 [著]辻惟雄

■「奇の人」と画家、異端の出会い 「ノブちゃんのオデコは大きいオデコ、雨が降っても傘がいらない」。近所の魚屋のお兄さんが著者の子供時代をこうからかった。そういえば「マルコメ君」に似たノブちゃん、………[もっと読む]

[評者]横尾忠則(美術家)
[掲載]2014年09月07日
[ジャンル]アート・ファッション・芸能 ノンフィクション・評伝 

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