写真:横尾忠則さん

プロフィール公式横尾忠則 (美術家)
1936年兵庫県生まれ。60年代からグラフィックデザイナーとして活躍、80年に画家に転向。画集に『赤の魔笛』『横尾忠則Y字路』『人工庭園』、随想や絵画論に『インドへ』『名画感応術』、対談集に『芸術ウソつかない』、小説に『ぶるうらんど』(泉鏡花文学賞)など。

横尾忠則(美術家)の書評

世界で一番美しい猫の図鑑 [著]タムシン・ピッケラル

世界で一番美しい猫の図鑑 [著]タムシン・ピッケラル

■芸術家の霊性を引き出す力も 本書は猫の肖像写真集である。日本で刊行される猫の写真集は、生活環境の中で日常的に振る舞う様々な猫の姿態をスナップ的に撮ったものが多いが、ここに登場する50種以上の猫………[もっと読む]

[評者]横尾忠則(美術家)
[掲載]2014年08月17日
[ジャンル]科学・生物 

評伝 バルテュス [著]クロード・ロワ

評伝 バルテュス [著]クロード・ロワ

■秘められた鏡の向こうに… 画家はその作品において自ら伝記作家になり得る場合がある。バルテュスも作品を通して人生を記録し続けた。一般的に彼は作品の神秘と謎によって人生の秘境を制する孤高の画家と思………[もっと読む]

[評者]横尾忠則(美術家)
[掲載]2014年05月25日
[ジャンル]アート・ファッション・芸能 

心の流浪 挿絵画家・樺島勝一 [著]大橋博之

心の流浪 挿絵画家・樺島勝一 [著]大橋博之

■「ペン画の神様」の生涯と時代 生前、山田風太郎氏宅を訪ねた時、応接間に『樺島勝一ペン画集』が飾られていた。風太郎さん世代から僕たち戦中、戦後世代にかけて樺島勝一は「ペン画の神様」としてその存在………[もっと読む]

[評者]横尾忠則(美術家)
[掲載]2014年05月04日
[ジャンル]アート・ファッション・芸能 ノンフィクション・評伝 

睡眠のはなし 快眠のためのヒント [著]内山真

睡眠のはなし 快眠のためのヒント [著]内山真

■眠れる、眠れぬ それが問題だ 睡眠は生命維持にとって不可欠な生理現象である。特に現代生活にとって睡眠が抱える問題とその影響は、しばしばメディアでも関心事のトップ項目に挙げられる。 今日の激しい………[もっと読む]

[評者]横尾忠則(美術家)
[掲載]2014年03月09日
[ジャンル]社会 ノンフィクション・評伝 

図説 滝と人間の歴史 [著]ブライアン・J・ハドソン

図説 滝と人間の歴史 [著]ブライアン・J・ハドソン

■原始と文明、イメージの変化は 滝の研究書が国内で出版されるのは大変珍しい。かつて滝の絵はがき1万3千枚を収録した私のコレクション集を出したことがあるが、それはビジュアル本である。ある時期、頻繁………[もっと読む]

[評者]横尾忠則(美術家)
[掲載]2014年02月23日
[ジャンル]社会 

呵呵大将 [著]竹邑類

呵呵大将 [著]竹邑類

■自由で無邪気、素の三島由紀夫 三島由紀夫には複数の仮面がある。どの仮面の三島と親交を結ぶかはその人間の資質が決める。相手によって三島は如何(いか)なる仮面をも手品のように着け外しできる。まるで………[もっと読む]

[評者]横尾忠則(美術家)
[掲載]2014年01月26日
[ジャンル]ノンフィクション・評伝 

ガガです、ガカの―ロシア未来派の裔ゲオルギイ・コヴェンチューク [著]片山ふえ

ガガです、ガカの―ロシア未来派の裔ゲオルギイ・コヴェンチューク [著]片山ふえ

■天と通じた芸術家、宿命の試練 ガガといえば歌手のレディー・ガガが有名だが本書のガガはロシアの現代画家で、子供のころ本名の発音が難しく、自らをガガと呼んだ。僕は本書で初めてガガなる作家の名と作品………[もっと読む]

[評者]横尾忠則(美術家)
[掲載]2013年12月15日
[ジャンル]人文 アート・ファッション・芸能 

死小説 [著]荒木経惟

死小説 [著]荒木経惟

■文字使わず遍歴つづる能の物語 荒木経惟が「死小説」と題する小説を書いたというが文字は一字もない。だからといって小説ではないとは言えまい。著者の言いたいのは「視小説」ではないのか。写真も立派な視………[もっと読む]

[評者]横尾忠則(美術家)
[掲載]2013年12月08日
[ジャンル]アート・ファッション・芸能 

謎の蝶アサギマダラはなぜ海を渡るのか? [著]栗田昌裕

謎の蝶アサギマダラはなぜ海を渡るのか? [著]栗田昌裕

■2千キロも移動、奇跡的な邂逅 世界でも類を見ない海を渡る蝶(ちょう)アサギマダラの謎に満ちた行動を記録したドキュメントである。著者は数学を愛する医師で、理性と科学知によってアサギマダラの生態と………[もっと読む]

[評者]横尾忠則(美術家)
[掲載]2013年11月17日
[ジャンル]科学・生物 

ファントマ―悪党的想像力 [著]赤塚敬子

ファントマ―悪党的想像力 [著]赤塚敬子

■なぜ百年を経て人気があせないか ファントマを知ったのは、ルネ・マグリットの画集を手にした1960年代であった。以来、心を去らず、自作の主題にもしてきたのは、マグリットの絵にたびたび描かれる黒タ………[もっと読む]

[評者]横尾忠則(美術家)
[掲載]2013年11月10日
[ジャンル]アート・ファッション・芸能 

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