写真:柄谷行人さん

プロフィール公式柄谷行人 (哲学者)
1941年兵庫県生まれ。著書に『漱石詩論』(群像新人文学賞)『マルクスその可能性の中心』(亀井勝一郎賞)『坂口安吾と中上健次』(伊藤整文学賞)『日本近代文学の起源』『隠喩としての建築』『トランスクリティーク』『ネーションと美学』『歴史と反復』『世界史の構造』など。

柄谷行人(哲学者)の書評

K・A・ウィットフォーゲルの東洋的社会論 [著]石井知章

K・A・ウィットフォーゲルの東洋的社会論 [著]石井知章

■「アジア的」なものの復古を詳細に分析 中国や北朝鮮の現状を見るとき、清朝や李朝に似ていると思う人が多いだろう。しかし、マルクス主義者による革命から、なぜそんなものが生まれてきたのだろうか。それ………[もっと読む]

[評者]柄谷行人(哲学者)
[掲載]2008年06月22日
[ジャンル]歴史 人文 国際 

稲作渡来民 「日本人」成立の謎に迫る 池橋宏著

稲作渡来民 「日本人」成立の謎に迫る 池橋宏著

 だれが、どのように稲作を伝えたのか 柳田国男は『海上の道』で、南島づたいに日本に稲作が伝えられたと主張した。以来、それを否定する人たちも、渡来した稲作民(弥生人)の技術を、先住民(縄文人)がど………[もっと読む]

[評者]柄谷行人(哲学者)
[掲載]2008年05月25日
[ジャンル]歴史 人文 

古代インド文明の謎 [著]堀晄

古代インド文明の謎 [著]堀晄

■アーリア人の征服はなかったのか アーリア系の遊牧民族が古代インダス文明を征服し滅ぼし、そして、その歴史が『リグ・ヴェーダ』に書かれた、というのは、どんな世界史の教科書にも書かれている定説である………[もっと読む]

[評者]柄谷行人(哲学者)
[掲載]2008年05月04日
[ジャンル]歴史 人文 

暴力はどこからきたか-人間性の起源を探る [著]山極寿一

暴力はどこからきたか-人間性の起源を探る [著]山極寿一

■相手との共存を模索する類人猿たち 戦争にいたるまでの人間の攻撃性に関しては、コンラート・ローレンツによる有力な説があった。動物の場合、攻撃性とその抑止機構にバランスがとれていたのに、人間の場合………[もっと読む]

[評者]柄谷行人(哲学者)
[掲載]2008年02月17日
[ジャンル]人文 

文化人類学とわたし [著]川田順造 

文化人類学とわたし [著]川田順造 

■「直輸入の学問」を生きた「わたし」 本書は「文化人類学とは何か」を問う本であるが、表題が示すように、それは「わたし」とは何かを問うことと切り離せない。文化人類学は、石田英一郎が、アメリカでクロ………[もっと読む]

[評者]柄谷行人(哲学者)
[掲載]2008年01月20日
[ジャンル]人文 

コロニアリズムの超克―韓国近代文化における脱植民地化への道程 [著]鄭百秀

コロニアリズムの超克―韓国近代文化における脱植民地化への道程 [著]鄭百秀

■植民地化が強いた言語経験の普遍化 近代日本の小説は、近代西洋の小説を翻訳することを通して形成された。だから、その意味内容がいかに日本的であろうと反近代的であろうと、すでに近代・西洋の影響下にあ………[もっと読む]

[評者]柄谷行人(哲学者)
[掲載]2007年12月02日
[ジャンル]文芸 人文 

人類の足跡10万年全史 スティーヴン・オッペンハイマー著

人類の足跡10万年全史 スティーヴン・オッペンハイマー著

 Out of Eden : the Peopling of the World 「出アフリカ」たどり、画期的洞察 現生人類の起源に関して、従来二つの説があった。一つは、多地域進化説である。これ………[もっと読む]

[評者]柄谷行人(哲学者)
[掲載]2007年09月30日
[ジャンル]人文 科学・生物 

廣松渉——近代の超克 小林敏明著 京都学派への反発と共感の底に

廣松渉——近代の超克 小林敏明著 京都学派への反発と共感の底に

 廣松渉は、マルクス主義の哲学者として知られている。しかし、読者の中には、つぎの点でとまどいを覚えた者が少なくないだろう。一つは、死語化した漢語の異様なほどの連発である。第二に、晩年に朝日新聞に………[もっと読む]

[評者]柄谷行人(哲学者)
[掲載]2007年08月26日
[ジャンル]人文 

ウィキノミクス ドン・タプスコット、アンソニー・D・ウィリアムズ著

ウィキノミクス ドン・タプスコット、アンソニー・D・ウィリアムズ著

 Wikinomics/How Mass Collaboration Changes Everything 資本の競争が情報の開放を加速する 「ウィキノミクス」とは著者の造語で、不特定の人たちが………[もっと読む]

[評者]柄谷行人(哲学者)
[掲載]2007年06月24日
[ジャンル]人文 IT・コンピューター 

日韓歴史共通教材 日韓交流の歴史 歴史教育研究会・歴史教科書研究会編

日韓歴史共通教材 日韓交流の歴史 歴史教育研究会・歴史教科書研究会編

 日韓歴史共通教材 日韓交流の歴史 先史から現代まで 歴史教育研究会(日本)・歴史教科書研究会(韓国)〔編〕 期せずして見える国民国家の仮構性 本書は、日本の歴史教科書が問題となった1997年か………[もっと読む]

[評者]柄谷行人(哲学者)
[掲載]2007年05月06日
[ジャンル]歴史 人文 

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