写真:三浦しをんさん

プロフィール公式三浦しをん (作家)
1976年東京都生まれ。2000年『格闘する者に○(まる)』でデビュー。2006年『まほろ駅前多田便利軒』で直木賞、2012年『舟を編む』で本屋大賞受賞。小説に『風が強く吹いている』『仏果を得ず』『神去なあなあ日常』など、エッセーに『お友だちからお願いします』などがある。

三浦しをん(作家)の書評

江戸時代の通訳官―阿蘭陀通詞の語学と実務 [著]片桐一男

江戸時代の通訳官―阿蘭陀通詞の語学と実務 [著]片桐一男

■言葉を武器に、未知に触れる努力 以前から不思議だったことがある。ちゃんとした学校も教科書も辞書もない時代において、人々はどうやって外国語を身につけたのだろうか? ただでさえ語学習得のセンスに決………[もっと読む]

[評者]三浦しをん(作家)
[掲載]2016年03月27日
[ジャンル]歴史 ノンフィクション・評伝 

触楽入門―はじめて世界に触れるときのように [著]仲谷正史・筧康明・三原聡一郎・南澤孝太

触楽入門―はじめて世界に触れるときのように [著]仲谷正史・筧康明・三原聡一郎・南澤孝太

■心にも影響、「触る」驚きや喜び 最近、自分の腕を体の下に敷いて寝る癖がついてしまったようで、目が覚めると手がしびれまくっている。その状態で枕もとの眼鏡を取ろうとしても、指さきの感覚がほとんど失………[もっと読む]

[評者]三浦しをん(作家)
[掲載]2016年03月20日
[ジャンル]科学・生物 ノンフィクション・評伝 

菌世界紀行—誰も知らないきのこを追って [著]星野保

菌世界紀行—誰も知らないきのこを追って [著]星野保

■あなたも雪腐病菌のファンに 雪が積もると、草が枯れる。寒さにやられちゃったのかな、と思っているかたも多いことでしょう。実はそれ、寒さのせいではなく、雪腐病菌の仕業かもしれません。 ゆきぐされび………[もっと読む]

[評者]三浦しをん(作家)
[掲載]2016年02月21日
[ジャンル]科学・生物 社会 

アトランティスへの旅―失われた大陸を求めて [著]マーク・アダムス

アトランティスへの旅―失われた大陸を求めて [著]マーク・アダムス

■愛の影に取り憑かれた人々 アトランティスは、プラトンの著作のなかで言及された島だ。とても栄えていたのに、一晩で海に没したという。大半のひとは、アトランティスなんて作り話だと思っているだろう。 ………[もっと読む]

[評者]三浦しをん(作家)
[掲載]2016年02月14日
[ジャンル]歴史 文芸 

温泉の平和と戦争―東西温泉文化の深層 [著]石川理夫

温泉の平和と戦争―東西温泉文化の深層 [著]石川理夫

■「極楽」保つ大切さ、歴史でみる  古来、人類は(そして、たぶん猿や鹿や鳥などの動物たちも)、温泉の気持ちよさと効能に気づき、温泉を大切にしてきた。本書は文献や実地調査を通し、古今東西の温泉が人………[もっと読む]

[評者]三浦しをん(作家)
[掲載]2016年01月31日
[ジャンル]政治 社会 

愛の顛末—純愛とスキャンダルの文学史 [著]梯久美子

愛の顛末—純愛とスキャンダルの文学史 [著]梯久美子

■無私の愛、追い求めた作家たち 小林多喜二、三浦綾子、梶井基次郎、寺田寅彦など、明治以降の十二人の小説家、歌人、俳人を取りあげ、かれらがどんなふうにひとを愛したのかを浮き彫りにするノンフィクショ………[もっと読む]

[評者]三浦しをん(作家)
[掲載]2016年01月10日
[ジャンル]文芸 ノンフィクション・評伝 

首切りの歴史 [著]フランシス・ラーソン

首切りの歴史 [著]フランシス・ラーソン

■ひとの残虐性、心の変遷を知る ひとは、「切断された頭部=首」に引きつけられる、と本書の著者は言う。そんな残酷で物見高い精神は持ちあわせていない、と反論するかたもおられると思うが、人類(のかなり………[もっと読む]

[評者]三浦しをん(作家)
[掲載]2015年12月06日
[ジャンル]歴史 社会 

みんな彗星を見ていた―私的キリシタン探訪記 [著]星野博美

みんな彗星を見ていた―私的キリシタン探訪記 [著]星野博美

■「信じる」とは、殉教者の心に迫る 約四百年前、日本では南蛮文化が花開いた。しかし、江戸初期にかけてキリスト教の禁教令が徹底していき、外国人修道士や日本人信徒が弾圧され、拷問を受け、大勢殺された………[もっと読む]

[評者]三浦しをん(作家)
[掲載]2015年11月08日
[ジャンル]歴史 ノンフィクション・評伝 

死刑冤罪―戦後6事件をたどる [著]里見繁

死刑冤罪―戦後6事件をたどる [著]里見繁

■大きな理不尽に苦闘する人々 やってもいないことを「おまえがやったんだな」と決めつけられ、こちらの言いぶんをまったく聞いてもらえなかったら、どんな気持ちがするだろう。「あまりに理不尽だ」と、怒り………[もっと読む]

[評者]三浦しをん(作家)
[掲載]2015年10月25日
[ジャンル]歴史 社会 

死者の花嫁―葬送と追想の列島史 [著]佐藤弘夫

死者の花嫁―葬送と追想の列島史 [著]佐藤弘夫

■死生観は時代や社会で変化する 墓参りの際、私の内心に去来する思いを強いて言語化すると、「お元気ですか(相手は死んでいるのに妙だが)。我々はなんとかやっています。見守っていてください」となる。眼………[もっと読む]

[評者]三浦しをん(作家)
[掲載]2015年10月11日
[ジャンル]人文 

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