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プロフィール公式佐倉統 (東京大学大学院情報学環長・科学技術社会論)
1960年東京都生まれ。進化生物学を軸に、生物学史、科学技術論、科学コミュニケーション論を専門とする。著書に『現代思想としての環境問題』『進化論の挑戦』『進化論という考えかた』『「便利」は人を不幸にする』など。

佐倉統(東京大学大学院情報学環長・科学技術社会論)の書評

明治のワーグナー・ブーム―近代日本の音楽移転 [著]竹中亨

明治のワーグナー・ブーム―近代日本の音楽移転 [著]竹中亨

 クラシック音楽は好きだがワーグナーは苦手で、2番目に嫌いな作曲家だ。それが明治時代後半に大ブームになっていたという。その理由やいかに?が本書のテーマだが、ワーグナーの出番はごくわずか。むしろ、………[もっと読む]

[評者]佐倉統(東京大学大学院情報学環長・科学技術社会論)
[掲載]2016年06月26日
[ジャンル]

3.11 震災は日本を変えたのか [著]リチャード・J・サミュエルズ

3.11 震災は日本を変えたのか [著]リチャード・J・サミュエルズ

■「現状維持」で良いはずがない 3・11は日本をほとんど変えなかった——これが著者の結論である。 希代の日本ウォッチャーが、日英両語の膨大な資料を渉猟し、国防、エネルギー政策、地方自治の三領域に………[もっと読む]

[評者]佐倉統(東京大学大学院情報学環長・科学技術社会論)
[掲載]2016年05月29日
[ジャンル]社会 ノンフィクション・評伝 

気まぐれコンセプト 完全版 [著]ホイチョイ・プロダクションズ

気まぐれコンセプト 完全版 [著]ホイチョイ・プロダクションズ

■変わらぬ欲望と時代性で35年 懐かしい。連載開始は1981年、今も続いている名物4コマ漫画の集大成。 1980年代といえば日本経済はまだ右肩上がりで、とくに後半はバブル華やかなりしころである。………[もっと読む]

[評者]佐倉統(東京大学大学院情報学環長・科学技術社会論)
[掲載]2016年05月01日
[ジャンル]

フィールドサイエンティスト 地域環境学という発想 [著]佐藤哲

フィールドサイエンティスト 地域環境学という発想 [著]佐藤哲

■社会への貢献を模索する科学 科学は、科学者の知的好奇心を原動力として発展してきた。たとえばガリレオは望遠鏡を空に向けて木星の衛星を発見したし、ニュートンはリンゴが木から落ちるのを不思議に思って………[もっと読む]

[評者]佐倉統(東京大学大学院情報学環長・科学技術社会論)
[掲載]2016年04月17日
[ジャンル]科学・生物 

グッド・フライト、グッド・ナイト [著]マーク・ヴァンホーナッカー

グッド・フライト、グッド・ナイト [著]マーク・ヴァンホーナッカー

■非日常の空間、淡く美しき世界 飛行機に乗る前は、いつもちょっとわくわくする。非日常的な空間に浸る楽しみが待っているからだ。 ぼくはこんな月並みで無粋な表現しかできないが、747のパイロットであ………[もっと読む]

[評者]佐倉統(東京大学大学院情報学環長・科学技術社会論)
[掲載]2016年03月27日
[ジャンル]人文 

曝された生 チェルノブイリ後の生物学的市民 [著]アドリアナ・ペトリーナ

曝された生 チェルノブイリ後の生物学的市民 [著]アドリアナ・ペトリーナ

■知識が生きる力に 福島との共通点も ぼくたちが大規模な災害の被害者となったとき、生活再建の拠(よ)り所(どころ)になる/なれるのは、何だろう。国か自治体か、地域の共同体か専門家か、はたまた事故………[もっと読む]

[評者]佐倉統(東京大学大学院情報学環長・科学技術社会論)
[掲載]2016年03月13日
[ジャンル]科学・生物 社会 

アンドロイドは人間になれるか [著]石黒浩

アンドロイドは人間になれるか [著]石黒浩

■ロボットと「交流」、自ら実験台 石黒浩は型破りの研究者だ。マツコ・デラックスのそっくりロボット製作者として御存知(ごぞんじ)の方も多いかもしれない。あれが彼のやり方である。人間そっくりのロボッ………[もっと読む]

[評者]佐倉統(東京大学大学院情報学環長・科学技術社会論)
[掲載]2016年02月14日
[ジャンル]社会 

科学思想史の哲学 [著]金森修

科学思想史の哲学 [著]金森修

■科学の偏り、権力との関係を批判  本を読む楽しみのひとつは、著者との対話にある。その際、意見や価値観が自分とまったく同じでも違いすぎてもおもしろくない。ほどよい距離感が不可欠だ。著者の金森修は………[もっと読む]

[評者]佐倉統(東京大学大学院情報学環長・科学技術社会論)
[掲載]2016年01月31日
[ジャンル]科学・生物 

私たちはどこから来て、どこへ行くのか [著]森達也

私たちはどこから来て、どこへ行くのか [著]森達也

■“納得”求め、科学ととことん格闘 圧巻の面白さと圧倒的な違和感が同居する。しかも両者は同じ現象の裏表。であれば、読み出したら止まらなくなるのは当然だろう。 著者は言わずとしれた、オウム真理教を………[もっと読む]

[評者]佐倉統(東京大学大学院情報学環長・科学技術社会論)
[掲載]2016年01月17日
[ジャンル]科学・生物 社会 

電気は誰のものか [著]田中聡 核の誘惑 [著]中尾麻伊香

電気は誰のものか [著]田中聡 核の誘惑 [著]中尾麻伊香

■巻き込む魔性の力、夢と理想の裏面史 電気はあって当たり前。今の日本なら誰もがそう思う。そして電力事業者は、そういう社会を目立たないところで支える役回りを演じている。だが、事態はもっと複雑で生々………[もっと読む]

[評者]佐倉統(東京大学大学院情報学環長・科学技術社会論)
[掲載]2015年11月15日
[ジャンル]科学・生物 社会 

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