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プロフィール公式原武史 (放送大学教授・政治思想史)
1962年東京都生まれ。近現代の天皇・皇室研究のほか、鉄道や団地などの「空間政治学」を提唱。著書に『「民都」大阪対「帝都」東京』(サントリー学芸賞)『滝山コミューン一九七四』(講談社ノンフィクション賞)『昭和天皇』(司馬遼太郎賞)など。

原武史(放送大学教授・政治思想史)の書評

明治の表象空間 [著]松浦寿輝

明治の表象空間 [著]松浦寿輝

■時代の言説を横断的に俯瞰 例えば、福沢諭吉の専門家が樋口一葉の小説にも精通しているというのは考えにくい。日本の学問体系では前者が政治学や歴史学、後者が文学に分類され、大学なら前者は政治学科や日………[もっと読む]

[評者]原武史(放送大学教授・政治思想史)
[掲載]2014年07月27日
[ジャンル]歴史 文芸 

儒学殺人事件 堀田正俊と徳川綱吉 [著]小川和也

儒学殺人事件 堀田正俊と徳川綱吉 [著]小川和也

■学説めぐる闘争、大胆に描く NHKで放映された韓国の歴史ドラマ「トンイ」では、臣下の官僚が朝鮮国王の粛宗(スクチョン)を諫(いさ)める場面が出てきた。時は17世紀の後半。朝鮮半島では、中国にな………[もっと読む]

[評者]原武史(放送大学教授・政治思想史)
[掲載]2014年07月06日
[ジャンル]歴史 人文 

東京自叙伝 [著]奥泉光

東京自叙伝 [著]奥泉光

■「地霊」が語る都市の根本原理 通常、私たちは東京に住んでいるという言い方をする。多くの人間が集まることで東京という都市ができているのであり、都市は人工的に構成されていると考える。小説でも、東京………[もっと読む]

[評者]原武史(放送大学教授・政治思想史)
[掲載]2014年06月22日
[ジャンル]文芸 

江戸・東京の都市史——近代移行期の都市・建築・社会 [著]松山恵

江戸・東京の都市史——近代移行期の都市・建築・社会 [著]松山恵

■地図や図面からあぶり出す歴史 明治維新によって、京都にいた天皇は東京に移動し、将軍がいなくなった江戸城は東京城、そして皇城と改称され、東京遷都が実現された——私たちは、江戸から東京への変遷を、………[もっと読む]

[評者]原武史(放送大学教授・政治思想史)
[掲載]2014年06月15日
[ジャンル]歴史 社会 

JR上野駅公園口 [著]柳美里

JR上野駅公園口 [著]柳美里

 ■排除される側も巻き込む天皇制 その男の人生に、天皇や皇后は大きな影を落としていた。そもそも生まれたのが現天皇と同じ昭和8年。妻の名は貞明皇后の名と同じ漢字の節子。息子が生まれた日は、現皇太子………[もっと読む]

[評者]原武史(放送大学教授・政治思想史)
[掲載]2014年05月18日
[ジャンル]文芸 

半自叙伝 [著]古井由吉

半自叙伝 [著]古井由吉

■幼年との往復、積み重なる記憶 人は生き続ける限り、心の奥深くにいくつもの記憶を少しずつ積み重ねる。それらの記憶は、たいてい年齢を経るごとに移ろい変容してゆく。輪郭がぼやけて忘れてしまう場合もあ………[もっと読む]

[評者]原武史(放送大学教授・政治思想史)
[掲載]2014年05月04日
[ジャンル]人文 ノンフィクション・評伝 

市川房枝と「大東亜戦争」 フェミニストは戦争をどう生きたか [著]進藤久美子

市川房枝と「大東亜戦争」 フェミニストは戦争をどう生きたか [著]進藤久美子

■過去をあとづけ、「可能性」に注目 1962年生まれの私にとって、市川房枝といえば参院選の政見放送で見た、眼鏡をかけた白髪の女性が浮かんでくる。市川は、全国区から出馬した74年の選挙で2位、死去………[もっと読む]

[評者]原武史(放送大学教授・政治思想史)
[掲載]2014年04月20日
[ジャンル]歴史 社会 

線路はつながった―三陸鉄道 復興の始発駅 [著]冨手淳

線路はつながった―三陸鉄道 復興の始発駅 [著]冨手淳

■無数の声に耳傾ける民主主義 今日(4月6日)、三陸鉄道北リアス線の小本―田野畑間が開通する。昨日、南リアス線の吉浜―釜石間が開通したのに続いてこの区間が開通することで、三陸鉄道は完全復旧を果た………[もっと読む]

[評者]原武史(放送大学教授・政治思想史)
[掲載]2014年04月06日
[ジャンル]経済 社会 

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