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プロフィール公式杉田敦 (政治学者・法政大学教授)
1959年群馬県生まれ。著書に『権力の系譜学』『デモクラシーの論じ方―論争の政治』『境界線の政治学』『政治への想像力』『政治的思考』『3・11の政治学 震災・原発事故のあぶり出したもの』、共著に『これが憲法だ!』など。

杉田敦(政治学者・法政大学教授)の書評

21世紀の豊かさ [編著]中野佳裕、ジャン=ルイ・ラヴィルほか

21世紀の豊かさ [編著]中野佳裕、ジャン=ルイ・ラヴィルほか

 20世紀の社会民主主義は、「民主主義と資本主義の洗練化に貢献し、市場と国家の連携を通じて経済的かつ社会的な進歩の理想を普及するまでに至った」。しかし、経済のグローバル化に伴い、ヨーロッパでも、………[もっと読む]

[評者]杉田敦(政治学者・法政大学教授)
[掲載]2016年12月11日
[ジャンル]政治 社会 

戦後民主主義をどう生きるか [著]三谷太一郎

戦後民主主義をどう生きるか [著]三谷太一郎

■同盟は「戦争の導火線」と警告 「日本の歴史上の民主主義は、すべて戦後民主主義であったといっても言い過ぎではない」。戊辰戦争の「戦後民主主義」としての、福沢諭吉らの「公議輿論(よろん)」の要求。………[もっと読む]

[評者]杉田敦(政治学者・法政大学教授)
[掲載]2016年11月20日
[ジャンル]政治 社会 

叫びの都市―寄せ場、釜ケ崎、流動的下層労働者 [著]原口剛

叫びの都市―寄せ場、釜ケ崎、流動的下層労働者 [著]原口剛

■「ドヤ街」という拠点も奪われて 大阪港の港湾労働に従事する沖仲仕たちの街、釜ケ崎。高度成長を裏から支えたこの空間に定位し、著者は矛盾に満ちた戦後日本の姿を浮き彫りにする。 港湾運送業の需要は、………[もっと読む]

[評者]杉田敦(政治学者・法政大学教授)
[掲載]2016年10月30日
[ジャンル]社会 

民主主義の内なる敵 [著]ツヴェタン・トドロフ

民主主義の内なる敵 [著]ツヴェタン・トドロフ

■成功の果てに暴走する自由意志 現代の自由民主主義体制をめぐる本書の議論は、一見無縁な古代神学論争の回顧から始まる。人間が自由意志をもつと強調したペラギウスの思想は、人間が背負う「原罪」を否定し………[もっと読む]

[評者]杉田敦(政治学者・法政大学教授)
[掲載]2016年10月16日
[ジャンル]政治 

クラフツマン―作ることは考えることである [著]リチャード・セネット

クラフツマン―作ることは考えることである [著]リチャード・セネット

■ものと「対話」する手仕事再評価 著者セネットが学生時代に出会った哲学者ハンナ・アレントは、人間のあり方として、「労働する動物」と「工作人(ホモ・ファーベル)」とを区別した。機械的な労働に従事す………[もっと読む]

[評者]杉田敦(政治学者・法政大学教授)
[掲載]2016年09月25日
[ジャンル]文芸 

集団的自衛権の思想史 [著]篠田英朗

集団的自衛権の思想史 [著]篠田英朗

■憲法と安保の「二重構造」を検証 憲法学者の宮沢俊義は、ポツダム宣言受諾で天皇主権から国民主権への「革命」が起こったとした。いわゆる「八月革命」説だ。だが、著者によれば、この説は、「実際の憲法制………[もっと読む]

[評者]杉田敦(政治学者・法政大学教授)
[掲載]2016年08月21日
[ジャンル]政治 

憲法9条と安保法制―政府の新たな憲法解釈の検証 [著]阪田雅裕

憲法9条と安保法制―政府の新たな憲法解釈の検証 [著]阪田雅裕

■元長官が政府に示す理解の限界 昨年成立した一連の安保法制については、大半の憲法学者が違憲とし、政府の憲法解釈を支えてきた内閣法制局の歴代長官らも、批判に加わった。定着した政府解釈の変更自体が立………[もっと読む]

[評者]杉田敦(政治学者・法政大学教授)
[掲載]2016年07月31日
[ジャンル]政治 社会 

感じるスコラ哲学―存在と神を味わった中世 [著]山内志朗

感じるスコラ哲学―存在と神を味わった中世 [著]山内志朗

■聖女たちの官能的な法悦の理由 西洋の教会には、しばしば、「世俗的な人間の常識を破壊するほどの官能的な法悦」を示す聖女らの像が安置されている。信仰の場にふさわしくないとも受け取られかねない姿で。………[もっと読む]

[評者]杉田敦(政治学者・法政大学教授)
[掲載]2016年07月17日
[ジャンル]人文 

不審者のデモクラシー―ラクラウの政治思想 [著]山本圭

不審者のデモクラシー―ラクラウの政治思想 [著]山本圭

■不確かな立場の人々つなぐのは エリートの手から「政治を人々の手に」取り戻す参加デモクラシー。しかし、実際にはそれは、自らの社会的な位置を自覚する理性的な個人だけのものとなっていないか。著者はそ………[もっと読む]

[評者]杉田敦(政治学者・法政大学教授)
[掲載]2016年07月03日
[ジャンル]政治 社会 

核の脅威―原子力時代についての徹底的考察 [著]ギュンター・アンダース

核の脅威―原子力時代についての徹底的考察 [著]ギュンター・アンダース

■制御できない力に直面する人類 広島への原爆投下の瞬間、人類は「原子力時代」に入った。われわれは「自らの手で自分自身を抹殺」できる点で「全能」となったが、力を制御できない点で決定的に無力である。………[もっと読む]

[評者]杉田敦(政治学者・法政大学教授)
[掲載]2016年06月05日
[ジャンル]科学・生物 社会 

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