写真:五十嵐太郎さん

プロフィール公式五十嵐太郎 (建築批評家・東北大学教授)
1967年パリ生まれ。「あいちトリエンナーレ2013」(芸術監督)で、芸術選奨文部科学大臣新人賞受賞。主な著書に『新宗教と巨大建築』 『美しい都市・醜い都市』『現代建築に関する16章』『被災地を歩きながら考えたこと』『ヤンキー文化論序説』(編著)ほか。

五十嵐太郎(建築批評家・東北大学教授)の書評

百貨店で〈趣味〉を買う―大衆消費文化の近代 [著] 神野由紀

百貨店で〈趣味〉を買う―大衆消費文化の近代 [著] 神野由紀

■紳士が愛したキッチュな「国風」 かつて百貨店は女性のものではなかった。現在は化粧品や婦人服の売り場が中心になっているように、女性の消費に支えられている。だが、著者が論じるのは、近代都市に出現し………[もっと読む]

[評者]五十嵐太郎(建築批評家・東北大学教授)
[掲載]2015年07月12日
[ジャンル]政治 社会 

保存修復の技法と思想―古代芸術・ルネサンス絵画から現代アートまで [著]田口かおり

保存修復の技法と思想―古代芸術・ルネサンス絵画から現代アートまで [著]田口かおり

■破壊すれすれの技に問う美 保存修復と聞くと、地味なテーマと思われるかもしれない。だが、本書はきわめてアクティブな美術論になっている。なぜなら、保存とは、時間、作品の同一性(アイデンティティ)、………[もっと読む]

[評者]五十嵐太郎(建築批評家・東北大学教授)
[掲載]2015年06月28日
[ジャンル]アート・ファッション・芸能 

S,M,L,XL+ [著]レム・コールハース

S,M,L,XL+ [著]レム・コールハース

■まるでSF小説、挑発的な建築論 世界的に活躍する建築家の主著がついに邦訳された。背表紙の厚さが約8センチに及ぶ巨大な原著は辞書のような作品集であり、文字と図版の組み合わせも斬新。モノとしてカッ………[もっと読む]

[評者]五十嵐太郎(建築批評家・東北大学教授)
[掲載]2015年06月14日
[ジャンル]文芸 

戦艦大和講義―私たちにとって太平洋戦争とは何か [著]一ノ瀬俊也

戦艦大和講義―私たちにとって太平洋戦争とは何か [著]一ノ瀬俊也

■欲と運命背負い、今も飛び立つ 海に沈んだ大和が宇宙戦艦ヤマトになって、人類を救う。子供のとき、この奇妙なアニメに没頭し、大人になって、これは敗戦した日本の精神を満足させる壮大なSF偽史だったの………[もっと読む]

[評者]五十嵐太郎(建築批評家・東北大学教授)
[掲載]2015年06月07日
[ジャンル]政治 社会 

辰野金吾―美術は建築に応用されざるべからず [著]河上眞理・清水重敦

辰野金吾―美術は建築に応用されざるべからず [著]河上眞理・清水重敦

■新資料が明かす建築×アート 東京駅を設計した辰野金吾は、日本で西洋式の建築教育を受けた一期生だった。本書は、『滞欧野帳』などの新資料を活用し、新しい辰野像を提示する。お雇い外国人の教師コンドル………[もっと読む]

[評者]五十嵐太郎(建築批評家・東北大学教授)
[掲載]2015年05月31日
[ジャンル]アート・ファッション・芸能 

止まった時計—麻原彰晃の三女・アーチャリーの手記 [著]松本麗華

止まった時計—麻原彰晃の三女・アーチャリーの手記 [著]松本麗華

■「教祖の娘」が社会で生きるとき つらく、重い内容だが、引き込まれて最後まで一気に読める。現代の日本で起きた出来事でありながら、現実とは思えない数奇な運命が語られる。著者はオウム真理教の麻原彰晃………[もっと読む]

[評者]五十嵐太郎(建築批評家・東北大学教授)
[掲載]2015年05月03日
[ジャンル]社会 

後美術論 [著]椹木野衣

後美術論 [著]椹木野衣

■音楽との関係解読、ジャンルの解体へ 本書の第一印象は、20世紀のポピュラー音楽を美術的な文脈から解読するものに見えるだろう。例えば、第1章「音楽と美術の結婚」では、二つの半身が求め合うように夫………[もっと読む]

[評者]五十嵐太郎(建築批評家・東北大学教授)
[掲載]2015年04月05日
[ジャンル]アート・ファッション・芸能 

ここに掲載されている記事や書評などの情報は、原則的に初出時のものです。

ページトップへ戻る

ブック・アサヒ・コム サイトマップ