野矢茂樹(東大教授)の書評

写真:野矢茂樹さん

野矢茂樹 (東大教授)
1954年生まれ。東大教授=哲学。2017年4月より書評委員。

中動態の世界―意志と責任の考古学 [著]國分功一郎

中動態の世界―意志と責任の考古学 [著]國分功一郎

■「する―される」関係からの解放  哲学の本を読む最大の喜びは、それが新しい考え方・見方を示してくれることにある。それによって、いままでの景色が違った見え方をするようになる。新しい世界が開けてくる。  私たちの生活は何………[もっと読む]

[評者]野矢茂樹(東大教授)
[掲載]2017年05月21日
[ジャンル]人文

ちいさい言語学者の冒険-子どもに学ぶことばの秘密 [著]広瀬友紀

ちいさい言語学者の冒険-子どもに学ぶことばの秘密 [著]広瀬友紀

■彼らは規則正しくまちがえる  「これ食べたら死む?」と5歳のK太郎が聞く。大丈夫、と母親。「ホント?死まない?」と涙目のK太郎。かわいい。  言葉を覚え始めたばかりの子どもの好プレー・珍プレーが楽しい——というだけの………[もっと読む]

[評者]野矢茂樹(東大教授)
[掲載]2017年04月30日
[ジャンル]人文

哲学しててもいいですか?―文系学部不要論へのささやかな反論 [著]三谷尚澄

哲学しててもいいですか?―文系学部不要論へのささやかな反論 [著]三谷尚澄

■押しつけの鋳型を問い直す    哲学教育が大学から追いやられようとしている。私も哲学の教師として、困ったことだと思っている。だがその「困った」は、タコツボでぬくぬくしていたら出て行けと言われてうろたえているタコのよう………[もっと読む]

[評者]野矢茂樹(東大教授)
[掲載]2017年04月09日
[ジャンル]人文

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