サンキュータツオ(お笑い芸人、日本語学者)の書評

写真:サンキュータツオさん

サンキュータツオ (お笑い芸人、日本語学者)
1976年生まれ。お笑い芸人、日本語学者。2017年4月より書評委員。

オノマトペの謎―ピカチュウからモフモフまで [編]窪薗晴夫

オノマトペの謎―ピカチュウからモフモフまで [編]窪薗晴夫

 「クスクス笑う」「シクシク泣く」といった擬声語(擬音語)から、実際には音は出ていないが音のように現象を捉えた「てきぱき動く」「サラッと言う」などといった擬態語、これらを総称してオノマトペという。言語のなかでも日本語は比………[もっと読む]

[評者]サンキュータツオ(お笑い芸人、日本語学者)
[掲載]2017年07月23日
[ジャンル]社会

枕草子のたくらみ―「春はあけぼの」に秘められた思い [著]山本淳子

枕草子のたくらみ―「春はあけぼの」に秘められた思い [著]山本淳子

 名作を当時の人の心で読むのは難しい。現在語られていることを一度すべて忘れて、その時代になにがあったのか、人々はどういう生活をし、なにに関心があったのかを想像すること。この、難しいけれど大事な作業のために、我々は教養を身………[もっと読む]

[評者]サンキュータツオ(お笑い芸人、日本語学者)
[掲載]2017年07月16日
[ジャンル]歴史 文芸

うき世と浮世絵 [著]内藤正人

うき世と浮世絵 [著]内藤正人

■江戸と現代のサブカルをつなぐ  アニメなどの原作となっている挿絵入りの小説は現在「ライトノベル」と呼ばれ、文学賞を争うような小説群と区別されている。そしてライトノベルを書いている人たちのなかには、自分のことを「ライト………[もっと読む]

[評者]サンキュータツオ(お笑い芸人、日本語学者)
[掲載]2017年07月02日
[ジャンル]アート・ファッション・芸能

研辰の系譜―道化と悪党のあいだ [著]出口逸平

研辰の系譜―道化と悪党のあいだ [著]出口逸平

■世につれ変わる“無責任男”の像 【読む前に】 「研辰」って「けんたつ」と読むのかと思ったら「とぎたつ」だった。そんな私でも最高に楽しく読めた。  「研辰」というのは研屋(とぎや)の辰次という歌舞伎に出てくるキャラクタ………[もっと読む]

[評者]サンキュータツオ(お笑い芸人、日本語学者)
[掲載]2017年06月18日
[ジャンル]アート・ファッション・芸能

電卓四兄弟―カシオ「創造」の60年 [著]樫尾幸雄 [聞き手]佐々木達也

電卓四兄弟―カシオ「創造」の60年 [著]樫尾幸雄 [聞き手]佐々木達也

■世界に挑んだ「国産」の戦後史 【読む前】 え、カシオって「樫尾」っていう人の名字だったの?! 樫尾さんって四兄弟だったの? そんな知識しかない私でも興味深く読めそうな、四男・樫尾幸雄さんのインタビューをまとめた本。 ………[もっと読む]

[評者]サンキュータツオ(お笑い芸人、日本語学者)
[掲載]2017年05月21日
[ジャンル]ノンフィクション・評伝

オレたちのプロ野球ニュース-野球報道に革命を起こした者たち [著]長谷川晶一

オレたちのプロ野球ニュース-野球報道に革命を起こした者たち [著]長谷川晶一

■「語りの文化」本気で作った情熱  本も面白いが、それを読んだ人の感想も面白い。テレビも面白いが、昨日の番組はああだったと語らう「テレビ語り」も面白い。野球も面白いが、あの一球がどうだとかと語らう「野球語り」も面白い。………[もっと読む]

[評者]サンキュータツオ(お笑い芸人、日本語学者)
[掲載]2017年04月30日
[ジャンル]アート・ファッション・芸能

なぜペニスはそんな形なのか―ヒトについての不謹慎で真面目な科学 [著]ジェシー・ベリング

なぜペニスはそんな形なのか―ヒトについての不謹慎で真面目な科学 [著]ジェシー・ベリング

■問いにタブーなし、身近で軽妙  タイトルからして思わずギョッとするかもしれないが、これほど画期的な本はあまりない。だれもが一度は疑問を持ちながら、ちゃんと考えたことも、だれかに聞いてみたこともない。それほどに普遍的で………[もっと読む]

[評者]サンキュータツオ(お笑い芸人、日本語学者)
[掲載]2017年04月09日
[ジャンル]科学・生物

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