蜂飼耳(詩人・作家)の書評

写真:蜂飼耳さん

蜂飼耳 (詩人・作家)
はちかい・みみ。1974年生まれ。詩集『いまにもうるおっていく陣地』(中原中也賞)、『食うものは食われる夜』(芸術選奨新人賞)、『顔をあらう水』(鮎川信夫賞)、絵本『うきわねこ』(産経児童出版文化賞ニッポン放送賞)。主な小説集に『紅水晶』、文集に『空席日誌』『おいしそうな草』など。

長田弘全詩集 [著] 長田弘

長田弘全詩集 [著] 長田弘

■人生で大切なこと、深く見つめた言葉  今月初めに、詩人の長田弘は亡くなった。その少し前に刊行された全詩集は、これまでにまとめられた詩集のすべてを集大成したかたちだ。『われら新鮮な旅人』(1965)から『奇跡—ミラクル………[もっと読む]

[評者]蜂飼耳(詩人・作家)
[掲載]2015年05月24日
[ジャンル]文芸 人文 ノンフィクション・評伝

友は野末に―九つの短篇 [著]色川武大

友は野末に―九つの短篇 [著]色川武大

■困惑と屈託を味方につけて  学校になじめずにグレて、博打(ばくち)にのめりこむ。ナルコレプシーという睡眠に関係する持病のため、幻覚に襲われる。色川武大の『友は野末に』は、そんな作家の生活と人生を織りこんだ九つの短編を………[もっと読む]

[評者]蜂飼耳(詩人・作家)
[掲載]2015年05月10日
[ジャンル]文芸

宰相A [著]田中慎弥

宰相A [著]田中慎弥

■制度と図式に対抗する小説  田中慎弥の小説『宰相A』は、コッポラ監督の映画「ゴッドファーザー」やカフカの小説「城」、三島由紀夫にも言及しながら、人間を取り巻く制度とその図式に、果敢に対抗する。制度を成り立たせるのは言………[もっと読む]

[評者]蜂飼耳(詩人・作家)
[掲載]2015年04月05日
[ジャンル]文芸

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